台鉄車内にて
「どうもありがとうございました」
「いえ、また来てください」
花蓮での楽しいひと時を終えたくうみんは、タクシーで花蓮駅に向かった。タクシー代は140元なり。花蓮の役はずいぶんきれいになった。
まだ時間に余裕があったので、そこら辺をうろうろしていると、一人の男性が近づいてきた。
「改札はあっちだよ」
そう言っているらしい。お礼を言って、とりあえず改札に向かうふりをした。花蓮では、道を歩いていると誰かしら声をかけて来て、道案内をしてくれた。迷っている訳ではないのだが、親切心からしてくれることなので、そのたびに教えてもらってお礼を言った。

立派になった花蓮駅
そろそろいい時間だ。コンビニで冷たいビールを2本買うと、小さなクーラーボックスに入れた。
列車の中でビールを飲むのを、見咎められないか気になったが、なぜか列車一両に客はくうみん一人だった。前の車両を見ると、やっぱりオヤジが一人。後ろの車両には、数人いたが、グループのようだ。なかなか切符の取れない新幹線レベルの普悠瑪号(プユマ号)や、タロコ号と違い、莒光号(きょこうごう)は、日本で言えば急行列車だからか、あまり人気がないらしい。切符が取れないときはこれは穴場的存在!
と言う訳で、ビールと駅弁を満喫することができた。

がらすきの車内

駅弁100元なり。肉も野菜もてんこ盛り

誰もいないのでビールを満喫できた
台東から知本までは別の列車に乗って行く。くうみんが座るべき席に、親子連れが座っている。台湾では、「無座」と言う切符があって、指定を取った人が来るまではそこにいていいと言うルールがある。
他に席もたくさんあったので、お父さんに切符を見せて、
「そこは私の席ですが、座ってください。私はこっちに座りますので」
と、身振り手振りで伝えた。
「いや~、どうも」
と言うようにお父さんはにっこり笑って頭を下げた。
黙っていればいいじゃん、と思うかも知れないが、指定の人が来るかも知れないと言うのは落ち着かないものだ。いいですよ、と言ってくれた方が気が楽になる。
くうみんは台湾西側より、東側の方が好きだ。西側は早くから移民が来たので開けているが、東側は日本の植民地になってから開発されたので、都会は少ない。その、のんびりしたところが気に入っている。

こんな感じです。あれ?撮影した時は気づかなかったけど、工事中かい?

知本駅は相変わらずの古い駅舎
でも、トイレがきれいになっていた。


清潔なトイレ
バスに乗って今宵の宿、「知本センチュリーホテル」に向かった。ここはこの地きっての高級ホテルだ。

川が見える部屋。枕もとにはおじさんの遺影を

バスルームも立派
この後くうみんはホテル近くを偵察し、ビールを購入するなど滞在に必要な物資及び情報を収集するのだった。このホテルは2回目だが、ホテル近くにはあまりにも危険な場所があることが分かった。そして今まで気づかなかった、ご当地ルール…
このオバさんは、どうなってしまうのでしょう?
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花蓮での楽しいひと時を終えたくうみんは、タクシーで花蓮駅に向かった。タクシー代は140元なり。花蓮の役はずいぶんきれいになった。
まだ時間に余裕があったので、そこら辺をうろうろしていると、一人の男性が近づいてきた。
「改札はあっちだよ」
そう言っているらしい。お礼を言って、とりあえず改札に向かうふりをした。花蓮では、道を歩いていると誰かしら声をかけて来て、道案内をしてくれた。迷っている訳ではないのだが、親切心からしてくれることなので、そのたびに教えてもらってお礼を言った。

立派になった花蓮駅
そろそろいい時間だ。コンビニで冷たいビールを2本買うと、小さなクーラーボックスに入れた。
列車の中でビールを飲むのを、見咎められないか気になったが、なぜか列車一両に客はくうみん一人だった。前の車両を見ると、やっぱりオヤジが一人。後ろの車両には、数人いたが、グループのようだ。なかなか切符の取れない新幹線レベルの普悠瑪号(プユマ号)や、タロコ号と違い、莒光号(きょこうごう)は、日本で言えば急行列車だからか、あまり人気がないらしい。切符が取れないときはこれは穴場的存在!
と言う訳で、ビールと駅弁を満喫することができた。

がらすきの車内

駅弁100元なり。肉も野菜もてんこ盛り

誰もいないのでビールを満喫できた
台東から知本までは別の列車に乗って行く。くうみんが座るべき席に、親子連れが座っている。台湾では、「無座」と言う切符があって、指定を取った人が来るまではそこにいていいと言うルールがある。
他に席もたくさんあったので、お父さんに切符を見せて、
「そこは私の席ですが、座ってください。私はこっちに座りますので」
と、身振り手振りで伝えた。
「いや~、どうも」
と言うようにお父さんはにっこり笑って頭を下げた。
黙っていればいいじゃん、と思うかも知れないが、指定の人が来るかも知れないと言うのは落ち着かないものだ。いいですよ、と言ってくれた方が気が楽になる。
くうみんは台湾西側より、東側の方が好きだ。西側は早くから移民が来たので開けているが、東側は日本の植民地になってから開発されたので、都会は少ない。その、のんびりしたところが気に入っている。

こんな感じです。あれ?撮影した時は気づかなかったけど、工事中かい?

知本駅は相変わらずの古い駅舎
でも、トイレがきれいになっていた。


清潔なトイレ
バスに乗って今宵の宿、「知本センチュリーホテル」に向かった。ここはこの地きっての高級ホテルだ。

川が見える部屋。枕もとにはおじさんの遺影を

バスルームも立派
この後くうみんはホテル近くを偵察し、ビールを購入するなど滞在に必要な物資及び情報を収集するのだった。このホテルは2回目だが、ホテル近くにはあまりにも危険な場所があることが分かった。そして今まで気づかなかった、ご当地ルール…
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