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年末年始は家で過ごす…のはいいんだけど

 おじさんが亡くなってからの年末年始は、ちょっと寂しくてどこかに行っていたが、今年は家で過ごすことにした。
 年末年始の旅行は高いし、国内だと絶対に混んでいる。

 おじさんがいた頃は、家で過ごすことが多かったのかと言えばそうではなく、おじさん、くうみんの、どちらかの実家に行くことが多かった。
 そのうち、親の方も老人施設に入居することになった。おじさんと一緒に海外で過ごした年末年始もあるし、家で過ごしたのは1、2回くらいか。
 これが結構面倒臭いんだよね~。

 正月だから、少しはおせち料理のまねごともしなければならないし、店が休みになるから、買うものも段取りつけて買わなきゃいけないし。で、今回もいろいろ忙しい。

 一人だからどうでもいいじゃん。今は正月でも店開いてるし。

 だけどね、そうも行かないのだよ。何しろくうみん母が来ることになっている。

 今までは月一程度、母の様子見をしに行っていた。様子見と言っても老人施設なので泊まることはできない。なので、一緒に近くの温泉に泊ることにしていた。だからこっちとしても温泉に入っておいしいものを食べるのは楽しみだったのだが、母は最近、体が衰えて、出かけるのも億劫になったようだ。
 
 くうみんには何の相談もなく、自分で勝手に決めた施設なのに、そこにいるのが嫌でたまらないらしい。それに加えて、くうみんは新居を購入した。くうみんは気に入らない新居だが、母は気に入ったようだ。
「最近出かけるのが億劫だから、旅館はもういいわ」
「ふ~ん、そうなの?」
「あんたの家、いい家ね~」
 ここに泊まりたい、という気配が見え見えだ。という訳で、様子見と言うのはこっちが押しかけていくと思うのだが、向こうがこっちに来ることになってしまった。

 そして今年は年末年始は家で過ごすと言ったら、「行きたい」オーラが…で、断れない雰囲気になり、母がくうみんの家に何泊かする予定。

 ここに来ると、
「私はお茶漬けでいい」
とか、
「パンでも食べればいい」
 など、遠慮しているつもりなのか、そう言うが、こんなババアとお茶漬けやらパンやら食べるなんて、あまりにも虚し過ぎるではないか。

 だからいつもは近所の焼肉屋に行ったり、くら寿司で持ち帰りをしたりするのだが、大みそかにはやっぱ、そばだよなあ。元旦にはおせちだよなあ。も~、めんどくさい。

 母の方は楽しみにしているらしい。
「年越しそばは私が持って行く。おいしいのを見つけたの」
「ふ~ん。それじゃよろしく」 

 おせちは、某女推薦の品を通販で購入することにした。後はマグロの刺身でも買おう。鶏肉と小松菜でお雑煮を作って、あとは牛しゃぶでもやるか。

 
 何が起こるか、戦々恐々。

 ともあれ皆様、良いお年を。
 

 
お飾り
 お飾りは25日の夜に、クリスマスのリースと交換するように付けた

富士山の頭? 
 山の上にちょっと見えるのは、方角的に富士山の頭ではないかとにらんでいる。だとしたら、めでたい、めでたい
 

 
 


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テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

ケーキ屋で見栄を張ったクリスマスイブ

 くうみんは食い意地が張っている。お盆だクリスマスだと言うたびに、それにかこつけて普段は食べられない、ちょっといい食材を買って食べている。

 今日はサーロインステーキと、ワイン、エビスビール、そしてケーキがゲストだ。
 いつもはバーリアルというイオンが出している第3のビールを飲んでいる。これはこれでおいしいと思うが、やっぱり贅沢なビールと言えば、くうみんの年代ではエビスビールかな。
 
 目的のケーキ屋さんの前には、行列ができていた。列に並ぶ前に、どれにしようか当りを付けた。やっぱ、ここはケーキの王道、いちごショートかしら?クリスマスらしい飾りつけもかわいいし。

 くうみんはいちごショートを買うことにして行列に並んだ。
 みんなの買うのを見ていると、ホールを買う人もあれば、カットケーキを買う人もいるが、ほとんどの人は二人分以上を買っているのだった。

 くうみんが買おうとしたのは、いちごショート一つだ。
 ここでハタと気付いたのだった。

 オバさんに一人暮らしがバレる!!

 独り暮らしで何が悪い。いいじゃないの、楽しくしているんだから。いや~、でも~。

 以前読んだ東海林さだおのエッセイで、
「スーパーで買い物をすると、何をしようかという魂胆がバレバレ」で、「インスタントものばかり買っていると何か後ろ暗いような気」がして、レジ係の女性に、「この人こういう人なのね」 と思われそうで怖い。
 というくだりがあったが、それと同じような「魂胆」バレバレなのが怖くなったのだ。

 くうみんはもう一度並んでいるケーキを見回した。カットケーキを二つ買うのがいいか?いや、あの小さなホールケーキはどうだろう?

「お決まりでしょうか?」
 お姉さんが声をかけてきた。くうみんの順番になったらしい。
「このレアチーズケーキを一つ」
 とっさに一つのホールケーキを指さした。

 お姉さんは丁寧にそれを取り出し、箱に入れて手渡してくれた。くうみんはそれを受け取ると、お金を払って行列を後にした。

 学生の頃、ケーキ屋さんでバイトしたことがあった。毎日のようにケーキを一個ずつ買いに来る50がらみのオバさんがいた。きっと独り暮らしなんだろうなあ。そう思って、オバさんが一人食事を済ませてから、テレビを見ながらケーキを食べるところを思い浮かべた。自分もそう思われると思うと、なんだかとっても嫌だった。

 ごめんなさい!!あの時のオバさん!!私も今は同じだから、許して!!

 悪いことじゃない。一人暮らしのどこが悪いの?

 いや、でも、クリスマスとか、正月とかは、一人暮らしが身に応えるのですよ。いえ、誰でもいいと言う訳ではなく…

 やっぱ、おじさんだな。

 
 クリスマスの飾りつけ
 クリスマスのミニ飾り
 
リース
 人の家のリースがかわいかったので欲しくなって買ってきた
 
見栄を張って買ったケーキ
 見栄を張って買ったホールケーキ


 
 

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テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

暖房は何度くらいになったら入れる?設定は何度?

おじさんがいた頃は、家の中では割と薄着をしていた。冬は常時22度以上になっていたと思う。本当は灯油の方が暖かいのだが、おじさんは家の壁の、白いのが気に入っていて、それを汚すまいと暖房はエアコン、揚げ物は原則禁止となっていた。
 だから夏の冷房の時期だけでなく、暖房に時期にも、電気代が跳ね上がって12月から2月くらいまでは1万円前後行っていた。

 しかし、おじさん亡き後、節約のためにも快適さを犠牲にすることが多くなった。

 どうせ私一人なんだし…との考えからなのだが、他の人はどうなのか、非常に気になるところだ。

 子供の頃、栃木の母の実家に行くと家の中は大変寒かった。家の中でも息が白いくらいなので、5、6度くらいしかなかったのではないか?そこまで行かないにしても、一軒家と言うのは寒いようだ。

 一人のオバに聞いたことがある。
「どれくらいになると、暖房を入れる?」
「うちは18度くらいなら、厚着でしのぐわよ。暖房を入れるのはもっと寒くなったらね」

 へ~、そうだったのか!!それじゃ、うちは贅沢だったのね。みんなそれくらいしているんだから、貧乏なうちとしては、もっと節約しなけりゃいけないわ。
 くうみんは17度、18度くらいならモモヒキ、長パンツ、オーバーズボン(おじさんがよく履いていたもの)、モコモコセーターにユニクロのフリース(同じくおじさんのもの)で、冬を乗り切った。
 電気代は5千円くらいになり、おじさんがいた頃の半分くらいになった。

 以前住んでいた千葉は結構暖かい地域だった。海のそばは暖かいと言うが、くうみんが今まで住んでいたのは、海の近くばかりだった。しかし、今は神奈川のかなり内陸だ。

 東京都内で、よく引き合いに出されるのが、八王子の気温だ。八王子は都心よりも1度気温が低いと言う。しかし、その都心よりも一度暖かいのが千葉だ。川一つ隔てると、雪景色が違ってくる。電車が千葉県から東京都に移動すると、雪が多く降っているのが分かる。
 今、くうみんが住んでいるのは、八王子に極めて近い所だ。

 今まで、自分は神奈川県人だと思っていた。高校野球も千葉ではなく、おじさんともども神奈川県を応援していた。しかし、こう寒くては暖かい千葉県が懐かしくなってきた。暖かいだけではなく、旅行好きなくうみんには便利な土地でもあった。成田や羽田に近い。東京駅にも近い。

 あそこには30年も住んでいたからなあ…ここ、神奈川では無理をしないで家の中だけでも、暖かく過ごすべきか?
 とりあえず寒いと思ったら暖房を入れるようにしている。15,6度かな~。もちろん、モコモコの姿で。電気代の節約が主な目的なので、エアコンの電源は通常コンセントから抜いている。やり過ぎだろうか? 
 
 で、皆様、どれくらいで暖房を入れますか?そして何度くらいの設定にしますか?





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テーマ : 節約
ジャンル : ライフ

今のフィットネスクラブ

 県民性のせいかどうかわからないが、以前いた千葉のフィットネスクラブとこちら神奈川のフィットネスクラブでは、オバ達の雰囲気がだいぶ違う。

 千葉のフィットネスクラブでは、ご意見番の怖いオバ達がいて、いつも目を光らせていた。   
 掃除係は掃除をしっかりしているか?一本でも髪の毛が落ちていたら大騒ぎで、フロントにクレームが行く。掃除係の若い女性がぼやいていた。
「今やったばかりなんですけどねえ…」
 くうみんの今の家はすべてフローリングなのでわかるが、髪の毛と言うのは意外に抜けるもので、一人暮らしなのに、一日掃除をしないと結構な本数が床に落ちているのに気づく。ましてや大勢の女性が歩き回り、ドライヤーをかけるロッカールームだから、掃除したすぐそばから髪の毛が落ちていても不思議ではない。

 その他、マナーが悪いとすぐに注意をされる。くうみんを含めた3人が、裸でロッカールームをうろうろして、フロントにクレームが行ったのは以前書いた記憶がある。
「あの人たちは、見せたいんでしょうか!!風呂に入る前と後はバスタオルを巻いて欲しい!」

 う~ん、そうは言ってもね、風呂に入った後ならともかく、風呂に入る前のくうみんは、大汗かいた世界で一番汚くて臭い体なので、清潔なバスタオルでこんな体を巻いたら、そのバスタオルはもう使えなくなるじゃん。

 肝心のご意見番のオバ達は感覚が違うのか、自分には甘い。シャワーを浴びずに水風呂に入ったり、手洗い用の高い位置にある水道に、足をよっこらしょとあげて、足を洗ったり、やりたい放題だ。
 さすがのくうみんも怖くて言えなかったが。

 しかし神奈川では、このようなオバが一人もいない。くうみんでさえ、どひゃ―と思うくらい、床や風呂のタイルが髪の毛だらけだが、誰も文句を言わない。掃除係ものんびりしている。お客の方で、備え付けのフイトルモップで自分の周りだけ掃除している。なので、くうみんも自分で掃除することにしているが、このフイトルモップが髪の毛だらけで、髪の毛をまき散らす結果になってしまうこともままある。

 申し訳程度に、手桶一杯の水をかぶって、水風呂に入る人多数。洗面器に足を突っ込みながら体を洗っている人もいた。おおらかなのかな?くうみんが、裸でロッカールームをうろうろしても誰も言わないし、こっちも気にしないようにした。水風呂に入った後はしっかりシャワーを浴びればいいんだし。

 先日のこと。
 サウナで、顔見知りのオバと話していた時、くうみんを見て、
「プールで水を思いっきり跳ね上げて泳ぐ人だ」
 と、ぼそりとつぶやくオバがいた。

 な~に?それは聞き捨てならない。思いっきり水を跳ね上げて泳ぐのは大変迷惑な行為だからだ。
「悪いけど、それは私じゃありません」
 くうみんはきっぱり言った。
「私が見た訳じゃないから…」
 と言って、そのオバは顔を下に向けた。

 誰がそんなことを!
  
 泳いでいるフォームは、自分ではわからないので大方の人は
「自分ではそんなつもりはないけど、ひょっとして…」
 と、不安になることだろう。

 しかし、くうみんは断言する!

 くうみんは水を跳ね上げて泳ぐことは断じてない!

 自慢じゃないが、くうみんは泳げない。

 だから、プールに行っても歩くだけで、泳がない。今の所ビート板でバタ足もしていない。だれだ?変な噂を流すのは?

 泳ぎを習うのは、当分の間やめておこう。ここではおおっぴらには言われないけど、水面下でうわさが広まるのだろうか?

 一部の人なんだろうけど、なんか、怖いね。
 
 
 
 
 


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テーマ : どうでもいい報告
ジャンル : 日記

屋久島帰りに鹿児島ちょこっと見物

 3泊4日の日が過ぎて、屋久島を去る日が来た。帰りは宿の車で、港まで送ってくれると言う。ありがたく送ってもらった。
 昨日、白谷水雲峡行きのバスで会った夫婦も一緒だ。高速船の切符引換券を窓口に渡した。
「席の希望はありますか?」
「1階でも2階でもいいけど、桜島のみえる方」

 しばらく待つと乗船を開始した。シートベルトを着用すると、ほどなく船は動き出した。
 さらば、屋久島よ。値段の割にはそこそこ居ごごちの良かった田代別館、感じの悪いガイド、感じのいいバス運転手さん、おサル…

 また来るかどうかは微妙だな~。いい所だったけど、同じ早起きするなら、普通の登山の方が優先順位が高い。何しろ寄る年波が追いかけてくる身ですもの。

 くうみんはビールが一本残っているのを思い出した。このまま持って帰っても、重いだけだし。冷たいうちに飲んでしまおう。朝っぱらからビールと持って行ったクルミで一杯やった。

桜島
  桜島が見えると鹿児島の高速船ターミナルはすぐそこ

 鹿児島の港に着くと、12時35分。飛行機の時間は15時5分。ここから空港までは1時間ほどなので、なんとも中途半端な時間の空き具合だ。
 先ほどの夫婦は、飛行機の時間が迫っているらしい。
「仙巌園が良かったですよ」
 仙巌園は島津氏の邸宅だそうだ。よし、それ行ってみよう!礼を言ってタクシーに乗り込んだが、運転手さんによると、仙巌園は見るのに1時間かかる。飛行機に間に合わない、観光は無理だと言う。
「タクシーで観光しませんか?2千円でいいよ」
 という一言に、たまには贅沢しようと、同意した。こんなこと海外で乗ったら、ぼられてしまうんだろうけど、日本なら安心。

西郷さんが立てこもった所
 西郷さんが立てこもった場所。こんな所が作戦本部じゃな~

 観光バスから見たことはあるが、そばまでは行っていない。奥行きはほとんどなくて、立てこもったとしてもすぐにやられてしまうのは火を見るよりも明らか。こんな所に立てこもったのが敗因だ。

 運転手さんの説明によると、西郷さんの顔は、どんなだったかわからないそうだ。上野の西郷さんは、西郷さんの弟をモデルにしていると言う。西郷さんは亡くなった後、頭を切り取られて誰かが持って行ってしまった。写真も残っていない。

 しかし、同じ日本人でも人相って、地域によって共通点があるな。ここ鹿児島の人は丸顔で、目の大きな人が多い。この運転手さんも丸顔で、目がぎょろっとしている。上野の西郷さんは西郷さんの弟ということだが、丸顔で目がぎょろり。西郷さんもそうだったのではないかと思う。

墓です
 西南の役で亡くなった武士達の墓

 ほとんどが桜島の方を向いて建っているが、2基ほどは、違う方向を向いている。大分県中津藩出身の武士の墓で、大分県に向かって建てられているそうだ。向かって右中ほどに花が供えられている墓がそれ。

 西郷さんの墓
 西郷さんの墓

西郷さんちの家紋
 西郷さんは、皇族ではないが菊のご紋を許された唯一の家

西郷さんを差し置いて供花たくさん
 西郷さんを差し置いて花あふれる墓。西郷さんの墓のすぐそばにある。今も子孫がお参りに来ているんだなあ

西郷さんとのツーショット
 西郷さんとツーショット

 1時間ほど観光して、空港までのバス停で降ろしてもらった。本当に2千円ちょっと前の所でメーターを倒してくれたが、なんだかうれしくなって3千円出してしまった。
「いや~どうも~」
「親切にしていただいたから、うれしくなっちゃって」
 
 飛行機は定刻通りに出発した。この日は天気が悪くて、少し揺れた。
 
 天気が悪かったけど雲海の上は晴れ
 雲の上は晴れ

 
晴れてると思うと
 晴れていると思うと…
 
こんなに曇って
 すぐに曇ったり…
 
スカイマークの♡
 スカイマークの羽にハートマークとは気づかなかった

見えて来た東京湾
 東京湾が見えて来た

近くなった
 陸が近い

着陸
 着陸!

スカイマークは狭い
 スカイマークは狭いぞ~

狭いぞ~
 でも、2時間くらいなら、狭くてもいいか? 

 帰りもしっかりコーヒーとキットカットのサービスがあった。何も出ないのが常らしいので、ラッキーだったのかな。
 
 

 



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テーマ : 一人旅
ジャンル : 旅行

白谷雲水峡へ 

 メインの縄文杉ツアーは終わったが、もう一泊するのでもう一つの名所である、白谷雲水峡に行くことにした。
 そこは縄文杉とは違って、そんなに時間はかからないし、くうみんの泊まった旅館の真ん前からバスが出ている。

 朝は6時半から食事だと言うので、行ってみるとくうみんが早過ぎたと言うのか、あわてていた。
「今日は早いですね。今、味噌汁をお持ちしますので…」
 だって6時半からって書いてあるじゃん。何考えとる。

 今日は停電もないので、お茶も持って行くことができた。バス停には一組の夫婦がすでにいた。くうみんより少し上の年代だろうか。やはり白谷雲水峡に行くと言う。仕事の関係で、シカゴにもう25年も住んでいると言う。たまに日本に帰ると旅行をしているらしい。
 バスまでは一緒だったが、くうみんは落ちたとは言っても、普通よりは、足腰が丈夫なので迷いつつも、ずいぶんと先に進んだ。縄文杉ツアーは距離はあるが上り坂はそんなにない。ここは結構上り坂があるように感じた。

二代杉
 二代杉
 
もののけ姫の苔の森
 もののけ姫に出てくる苔むす森

かみなりおんじ
 かみなりおんじ

雷音字能書き

太鼓岩
 太鼓岩

太鼓岩からの眺め
 太鼓岩からの眺め かなりかすんでいる

 太鼓岩の上は風が強くて飛ばされそうで怖い。こんな所で下に落ちたら、行方不明で済まされてしまいそう。
「あのオバさん、どうした?」
「さあ?」
 のような。

 太鼓岩へ行くルートは、登りと下りが違う道なのだが、なぜか登りコースを下って来る一行に会った。なぜだろうと思っていたが、登り道の方が短いので、時間を節約できるからのようだ。くうみんは正直に登りルートと下りルートを歩いて、それが分かった。
 
 ふ~ん、慣れた人が一行の中にいるね。

 次の休憩地点である白谷小屋で、休憩中の彼らに再会したが、くうみんのようなオバさんが結構早く着いたので、リーダーの男性はちょっと驚いているようだった。オホホ。

「さあ、そろそろ行くぞ。あと1時間だな」
 そう言ってリーダーは、皆を引率して行った。

 あと1時間?バスは確か、1時45分だったわよね。まだ11時、早過ぎる。あの人達はきっと、迎えの車を用意しているのだろう。

はて?
 三本槍杉

はての能書き

 弥生杉コースで、反対側からロシア人と思われる一行が歩いてきた。
「こんにちは」
と挨拶したが、返事がない。すごく疲れた顔をしていた。

弥生杉能書き
 弥生杉能書き。 本物は大き過ぎて撮っても仕方なく思えた

 ということで3つあるルートをあっちこっち歩くことにした。太鼓岩コースの途中から、奉行杉コースへ行き、弥生杉コースへ行って…出発点に戻ったのは、1時ちょっと前。 
 バスの時間には早いな~、など思っていたら、事務所のオバさんが、
「1時もあるわよ」
 と、教えてくれた。バス会社が2つあるらしい。1時のバスは気づかなかった。


白谷雲水峡の入り口
 白谷雲水峡事務所前の風景

バス時刻

 1時のバスが来た。バスに乗っているのはくうみん一人だ。これでやって行けるのか?心配してしまった。
 バスの行く手にサルがいるのは見えた。このままでは轢かれてしまう!!バスが止まった。
「お~い、どいて~」
 くうみんは声をあげた。しかし、単なるサルではない。子連れだ。そうだ、写真撮ろう。
 何枚か写真を撮った。運転手さんが、ミラー越しに顔を出した。
「撮れましたかか?出発しますよ」
 くうみんが写真を撮るのを待ってくれたようだ。昨日の今日で、くうみん感激!そして、この島の見どころをいろいろと教えてくれた。まだ時間も早いので、おすすめの所に行ってみようと思った。
 
おサル1
 おサル

おサル2

 目的のバス停まで、誰も乗って来なかった。
「いろいろ教えていただいて、ありがとうございました」
「まあ、話してばかりですみません」
「いえ、楽しかったですわ」

 昨日のガイドとは大違いじゃ!!

 まだ2時前では、風呂も入れない。くうみんは再び外に出て、プラプラ歩き始めた。
 街歩きの途中、消防署の隣にある郷土資料館に立ち寄った。いろいろな展示品があったが、文化祭の展示を思わせる素朴さが、郷愁を誘った。
 運転手さんが言っていた由緒ある神社、「益救神社(やくじんじゃ)」は、知る人ぞ知るパワースポットだそうで、後でそれを知ったくうみんは悔しさに身もだえするのだった。

パチンコ屋
 パチンコ屋です
 
資料館
 郷土資料館
資料館展示 磁器
 磁器は昔は高級品。これも多分高級品

くうみんの部屋から見えた夕焼け
 くうみんの部屋から見えた夕焼け。夕焼けが部屋から見えて、うれしかった

こんなんです
 でも、こっち側はこんなんです

展示品
 今宵の夕食。向こうにいるのはチャイニーズ。チャイニーズにしては奥ゆかしい所を見ると、香港かな?

 夕食会場には、朝バス停で会った夫婦もいた。ご主人が口を開いた。
「いや、だめだな~。体が重くて」
 太っちゃいないと思うよ。
「どちらかというとお二人とも痩せ型でしょう?アメリカじゃ、羨ましがられるでしょう」
 奥さんが言った。
「スキニーって言われますけど、体力が」

 それは体重のせいじゃないの。寄る年波なの。






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テーマ : 一人旅
ジャンル : 旅行

メインの縄文杉ツアー おばさんは寂しいんだよ

 縄文杉ツアーの朝は早い。4時40分集合というから、電話のモーニングコールを仕掛けておいた。これでバッチリと思っていたが、なんとなく心配なので、腕時計のアラームもセットした。これが良かった。

 次の朝、腕時計のモーニングコールを待たずにくうみんは目を覚ました。「朝早い」と思っていると、潜在意識で、起きる時間が分かるようだ。起き上がって支度をしているうちにアラームが鳴ったが、電話のモーニングコールがならないのに気づいた。
 電話を取って確認すると、何の音も感じない。停電で電話がならなかったのだ。当てにしていたら大変なことになっていただろう。

 しかし、その他当てにしていたことが次々にできないことが判明した。お湯を沸かせない!温かいお茶を持って行こうとしたのに、仕方なく前日コープで買ったペットボトルのお茶と、水道の水を水筒に入れて持って行くことにした。
 当てにしていたことはそれだけではない。

 シャワートイレが使えない!

 う○こをするとき、シャワートイレでコーモンを刺激すると、出が良くなる…これは日本人なら誰でも知っている事実である。この技が使えない。
 使えないものは仕方ないので、くうみんは不完全燃焼のまま、出かけることになった。

 この状態で運動すると、出たいと言って来るんだよな~、う○こが…念のため、携帯トイレ700円也を購入しておいた。使わなかったら返金してくれるそうだ。

 そんなことを思いながら集合場所のロビーに向かった。今日のツアーは3人で、くうみん以外は20代後半の若い女性。ガイドはアラフォーと思われる男性だ。
「今日はよろしくお願いします」 
「こちらこそ」

 朝4時40分はまだ真っ暗だ。よく晴れていて、星がまさしく降るように見える。ここから1時間半ほど車に揺られて、荒川登山口に向かった。
 登山口には他のツアーバスが、10台くらい止めてあった。ここで朝食を食べたのだが、若い二人とくうみんには、50センチくらいの間が空いていた。ここに何かの隙間を感じたくうみんであった。

 トイレに行って、6時半ごろから歩き始めた。まだ暗いのでヘッドライトや懐中電灯は必携。
 しかし、すぐに周りが明るくなっていった。ガイドの後ろについて行ったのだが、くうみんはしんがりに着いた。なぜなら、う○この出がイマイチで、おプーが出たら恥ずかしいから。
 この位置だと、ガイドとの意思疎通がほとんどなく、その点不利だったが、どうやらガイドもオバさんよりも若い子が好きなようで、この先、くうみんはもっともっと僻みっぽくなるのだった。

登山口
 ここから歩く
 
まだ暗い
 まだこんなに暗い
 
小学校跡
 小学校跡

 ここでは林業を営んでいたそうだ。そのため、いちいち下界に下るのも面倒なので、ここに従業員宿舎を作った。従業員の子供が通学するための小学校も作ったし、生活するための設備は整っていたと言う。
 台湾の花蓮近くに、山の中の旧日本人村を訪ねたことがあるが、そのたたずまいに非常に似ている。
 
橋
 おじさんはこういう橋が苦手だった。大騒ぎしながら、渡るのに10分くらいかかる

 10時半早めの昼食。ガイドは特に食事の時間ではなくても、ちょこちょこ食べ物を口に運んでいた。ドカンと食べるよりもちょこちょこ食べの方が、体が消化に専念することなく、体が冷えず、栄養も効率よく吸収されるそうだ。

 他の二人は宿で頼んだお弁当。くうみんは持って行ったランチパックや、カロリーメイト。以前山に行ったとき、慣れた人は山小屋でお弁当を頼まずに、こういったものを食べているのを見たからだ。
 慣れた人がお弁当を頼まないのは、ちょこちょこ食べの方がいいと知っていたからなのだった。くうみんの場合は、「お弁当を頼むのは、不経済だからだろう」と思っていた。

 このガイドはおしゃべりだ。つまらんことをよく話す。ほとんどが自慢話だ。
「一泊二日の縄文杉ツアーの時ねえ、避難小屋に着いて休んでいると、数人の親子連れが来て、中に入れてくださいって言うんだよ。場所を開けてやって、寒いだろうからレモンティーを作ってあげたら子供達が、僕たちはあんな大人になろうなって、言っているんだよ、アハハ~」
 若い二人の女子は、感心したように話を聞いていたが、内心どう思っていたか。
 縄文杉までの道はほとんどがトロッコ道で、割と平坦だ。心配していたトイレは登山口の他三代杉、大株歩道入り口にもあったので、う○こ問題も解決した。これで安心して歩くことができる。

 登山道になるのは、大株歩道入り口から。ここからは上り坂になる。全行程10時間のうち、登りは2時間半ほど、下りは2時間ほど、その他はほぼ平坦なので、そんなにきつい訳ではなかった。しかし、登山に慣れていない人にとっては10時間の歩行は結構しんどいものかも知れない。

 しんがりのくうみんは写真を撮るので、遅れることが多かった。走って追いつくと、
「走らないように。トロッコの線路で転んで、指がちぎれてしまった人がいる」
 などと、ガイドに注意された。医者の言うことは聞かないくうみんでも、こいつの言うことは聞かなきゃならん。

 どうもこのガイドとは馬が合わない。若い女子とくうみんに対する態度が全く違う。若い女子には常に笑顔で、くうみんには無表情で接する。

 こういった時は、おばさんは金で解決するのであろうか?例えば「少ないけど取って置いて、まあ、遠慮なさらずに!」などと3千円くらいを渡す…

 絶対こんなことするもんか!!特にこいつには!!

 トロッコの道
 ほとんどこんな道

杉の木
 三代杉
 
ウイルソン株♡
 ハートがかわいいウィルソン株
 
ハートとくうみん
 下から撮ると異常に逞しく見える

縄文杉近くで
 これがかの有名な縄文杉
 
縄文杉能書き
 縄文杉能書き

 このほかたくさんの有名な杉の木があった。写真も撮ったのだが、縦にも横にも大き過ぎて全体を撮る事ができなかった。縄文杉も、本当はもっと大きいのだが、写真におさめるとこんなんか?と思ってしまう。

 縄文杉ツアーは無事終わり、帰りにスーパーに寄ってくれた。何を買おうか悩んでいると、若者女子がいた。
「何買おうか、悩むわね~」
「ガイドさんによると、これがリピーター続出だそうですよ」
 若者女子は、棚の上のビン詰を指さした。
「豚あぶら味噌」
 ふ~ん、それじゃ、これを買っていくか。私には寄り付きもしないで、あのガイド…

 宿に到着して、マイクロバスから降りようとしたら、ガイドはくうみんに向かってぴしゃりと言った。
「弁当のゴミ、持って帰って!」
「はい、すみません」
 そんないい方しなくても…いいよ~だ。もうこいつとは、金輪際会わないんだわ。今度来るとしても他のガイドにしよう。心の中では、フンッ!と思いながら、
「ありがとうございました」
 と、頭を下げた。

 部屋に戻ると、早速風呂に入った。風呂には誰もいなかったので窓を開けて周りの景色を楽しんだ。
 ビールを飲んで食事に行くと、一緒にツアーに行った若者女子たちが、すでに食事を始めていた。
「今日はありがとうね」
「こちらこそ」

 若者女子も、自分の親ほどのくうみんとは、何を話していいかわからない所があったのだろう。なんとなく見えない線がくうみんと彼女らの間に引かれていたように思う。くうみん自身、ちょっと引くようなところがあった。これが同年代だったら、もっと話もしただろうな。

 本当はおじさんと一緒の旅行が一番なんだけど、今となっては私は一人旅が一番好き。だけど、二人以上で旅行を楽しんでいる人を見ると、やっぱり羨ましいのは事実。

 同性の友達同士で、ワイワイやるって楽しそう。そう言えばおじさん方のいとこ会、楽しかったな。親戚付き合いのほとんどないくうみんにとっては、初めての世界だった。「楽しいいとこ会」の記事も面白いと、いとこの皆さんに評判だったし。
 恋人同士、若い夫婦もいいけど、仲のいい中高年の夫婦が、特にいいなあ。

 一人旅は好きだけど、ベストじゃない。おじさん亡き後、ベストはもうなくなった。ベターがあるだけ。
 
 
 
 

 





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テーマ : 一人旅
ジャンル : 旅行

屋久島へ

 まだ6時前の電車だと言うのに、かなりの人が乗っていた。席はちらほら空きはあるものの、すぐに埋まってしまった。 
 朝早い仕事をしている人って多いんだな。いつもだったら私、この時間は寝ているのに。まじめな日本人に感謝。

 羽田に着いたのは、出発時刻の30分ほど前だった。かなりギリギリでくうみんがオーラスの客だった。荷物を預けて自分の席に着いた。3列の席の窓際で、他2列は体の大きな男性だったせいか、席が非常に狭く感じられた。帰りは女性ばかりだったので、そんなに感じなかった。


朝食
 朝っぱらから第3のビール。ランチパックをつまみに

キットカット コーヒー
 スカイマーク10周年記念で、キットカットスカイマーク特別バージョンと、コーヒーの無料サービスが。頂けるものは頂いておこう

 飛行機は2時間ほどで鹿児島に到着した。ここから高速船の出る鹿児島本港にバスで行く。鹿児島本港には55分ほどで到着。1250円。H〇Sの案内には市中で乗り換えなどと書いてあったが、うまい具合に本港直通バスがあったのでそれに乗った。
 
 乗り継ぎには110分以上取るように書いてあったのだが、連絡が良くて予約したその前の高速船に乗れそう。変更できると言うので早い時刻に変えてもらった。

 高速船からは桜島が見えた。煙や灰で人々に迷惑をかけているのに、鹿児島の人は桜島を敬っているようだ。

やっぱり桜島
 桜島です

さつま富士
 こちらはさつま富士と言われる開聞岳
 
 高速船に乗ること1時間50分、14時くらいにくうみんは屋久島に足を踏み入れた。港近くの観光案内所に行って、自分が今どこにいるか、旅館へはどう行ったらいいかを教えてもらった。

屋久島の港
 港です

 旅館へは、歩いて30分くらいだそうだ。それくらいなら歩いて行ってお店やバス停の確認をした方がいい。屋久島は雨が多いと聞いたが、この日は天気が良くて散歩日和だ。海や川の水はきれいに澄んでいる。

街路樹

山が見える
 のどかだな~

川がある

水がきれい
 川の水もきれい

スミレ
 暖かいので春咲くスミレが。季節を間違えたようだ

 「こんにちは、今日から3泊します、くうみんです」
 「いらっしゃいませ」
 旅館は田村別館という旅館だ。3時前だったが、部屋に案内してくれた。ちゃんとした旅館だが、スカイマークを使う場合は一部の民宿と同じく差額支払いなし。なのにANAを使うと差額が発生する。スカイマークを使うくうみんは、これはお得と、この宿にしたのだが、その秘密はすぐに分かった。

「あ、そうそう、今夜1時から朝の5時まで停電なんです。ご迷惑をおかけしますが、計画停電なのでご容赦ください」
 宿の人は言ったので、くうみんは鷹揚に答えた。
「あ、そう、わかりました」 
 
 くうみんが案内されたのは、旅館とは別棟になっている従業員宿舎のような建物だった。食事もお風呂も本館の方に行くことになる。
 他にここを使っているのは2人ほどで、後でわかったのだが、くうみん以外の二人の客は中年のオヤジで、ここには仕事で来ているらしい。

田代別館
 赤い屋根は、田代別館の本館(ややこしいです)、手前の三角屋根がくうみんの泊まった南館
 
南館
 まるで従業員宿舎のようだ
 
部屋
 部屋はこんな感じ、一人なら十分

コープ
 近くにあるコープ。お世話になりました

 観光で来た他の皆さんは、本館に泊っている。
 しかし、南館でもトイレはシャワートイレだし、すぐ近くにコープがあるし(酒が買える)、冷蔵庫がある、大浴場があると言うのは、これだけあれば十分であると言う「おじさん規格」をクリアしている。それに何より安いんだから、まあいいか。

 大浴場は、誰もいないときに窓を開けてみたら、川に面していて、山がすぐそばに見えた。くうみんはこの後風呂に入るたび、こうして窓を開けて露天風呂気分を楽しんだ。 

 だからいい宿と言えるので名前を出したが、食事はイマイチ。揚げ物やなべ物、ご飯は客が来てから火を入れ、作るので熱いのが食べられていいのだが、料理は基本、すでに出してあるので刺身はぬるいし、そんなにいい材料も使っていない。高い部屋も安い部屋も同じ食事だ。これで高い金出しているとしたら、勘弁して欲しい。しかし、安い部屋に泊るのなら、これで良しと出来よう。

夕食

さつま揚げ
 鹿児島名物さつま揚げは熱々

 翌朝は、4時40分旅館のロビー集合なので、4時起きだ。早く寝よう。

 今朝は早起きしたし、移動の疲れもあったのでくうみんは夜9時には床に就き、3秒で眠りについた。翌朝の騒動など、考えもせずに…

 翌朝遭遇する騒動とは?

 さあ、このオバさんは今後どうなってしまうのでしょう。
 
 






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屋久島に行ってきました

 一泊二日の旅行は、何回か行った。でも、どうも充電、パワーチャージにはならない気がした。くうみん一人で行った旅行も、何だか不完全燃焼。
 久々に遠い所に旅してみたい。そう思って選んだのが屋久島。

 屋久島には縄文杉があって、そこに行くには22キロの行程を、歩くだけでも10時間くらいかけて行くと言う。これは、足腰丈夫なうちに行かなきゃ。
 H〇Sで、格安のスカイマークを使ったツアーに参加することにした。旅館も割増料金なしの所。一人旅は割高ですもの。その代り、せっかく行くんだから、縄文杉を見た次の日も、どこかを観光しようと、3泊4日にした。

 旅行申し込みの時に、うるさいことを聞かれた。高血圧でしょうか?過去に手術の既往はありますか?55歳以上の方は貸切ガイドを付けることをお勧めします、などなど。
 ネガティブなことに一つでも丸を付けると、貸切ガイドを勧められて益々割高になってしまうので、ガンで手術したなどということはバックレ、定期的に運動していますか?という問いには毎日のようにランニング、筋トレ、水中歩行をしていると回答。それが効いたのか、見事貸切ではないみんなと同じツアーに参加することができた。

  割増なしの飛行機は朝早い。目的の飛行機に乗るために、6時前の電車に乗らねばならず、旅行当日は4時起きだった。
 仏様に挨拶して、花の延命剤「花イキイキ」をそれぞれの花瓶に投入、装備の点検をして出かける支度をする。

 戸締りを確認し、重いリュックを背負ったくうみんは、まだ明けやらぬ空の下、若干の期待と不安を胸に、トコトコと一人歩いて行った。

 さあ、このオバさんはこの後、どうなってしまうのでしょう?


 


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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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