緊急速報!!物価高神奈川を嘆いていたら 一瞬エレベーターに閉じ込められた!!
自転車の空気が抜けて来た。ペダルが重い。どこか適当な自転車屋はないかと探していると、おお、フィットネスクラブへ行く途中にあるではないか!
これはいい所に、と空気入れを見ると、
「一回100円」
の文字が。
なに!自転車の空気を入れるのに金をとるのか!!今まで住んでいた千葉では、自転車屋に空気入れがあって、ただでそれを使わせてくれたぞ!一応、
「空気入れ使わせてください」
と、断るのだが、
「やってあげるよ」
と、自動の空気入れでシュッと空気を入れてもらえる。そこで買った自転車でなくても大丈夫。太っ腹千葉。そんなサービスをしてくれれば、修理はここで頼もう、次はここで買おうなど、思うもの。
それにくうみんは、おじさんの自転車を捨てられなくて、両方使っている。二人一緒に行ければ2台を一回で空気を入れらるから、2台100円で済むが、一人だから2回に分けなくてはならなくなる。すると2台空気を入れるのに、200円かかる。
今までタダだったのに、いきなり200円?!それじゃ、空気入れ、買った方がいいじゃん!
ということで、ホームセンターで空気入れを買ってきた。税込み千598円也。すぐに元が取れらあ!
空気入れの説明書を読んで、やり方を確認。うちの自転車はママチャリなので、英式の空気穴らしい。駐輪場に行って空気をシュカシュカ入れた。
ふん、これで自転車も軽くこげるだろう。
そう思って部屋に戻ろうとエレベーターに向かった。ふと空を見上げると、ずいぶん暗い。これはひと雨降るかも知れないな、など思っていたら、ゴロゴロという音…雷か?
早く戻ろう。くうみんはエレベーターに乗り込んで、降りる階のボタンを押した。
しかし、様子がおかしい。エレベーターは少し上昇して、がくんと止まった。
「何これ?!」
くうみんの顔から血の気が引くのが分かった。
次にエレベーターは、いつもよりゆっくりと上昇し、止まるはずのない位置で突然止まった。
どうしよう。このまま閉じ込められたら。エレベーターが突然急降下してしまったら…
実はくうみんの母方のおじさんといとこは、エレベーターの事故で亡くなっている。エレベーターのメンテナンスをしていたのだが、そのエレベーターがいきなり落下したのだ。ほとんど即死状態だったらしい。
そのことを思い出して、生きた心地がしなかった。
最上階は6階だから、死ぬことはないか?一瞬そんなことも考えた。
しかし、エレベーターは今度はゆるゆると下降を始め、一階で止まってドアが開いた。緊急用のインターホンが何か言っていたが、そのまま急いで外に出た。
どひゃ~、助かった!!
今度は階段を使って部屋に戻り、エレベーターの会社に電話をした。このまま何もせずにエレベーターを使う気にはなれない。
エレベータの会社の人はすぐに来て、点検してくれた。
それによると一瞬停電になったのが原因だったらしい。インターホンから声が聞こえたのも、非常時には自動でつながるからだとのことだった。
やはりあれは非常事態だったのだ。
エレベーターに閉じ込められたのは、多分30秒もなかったと思うが、怖かった。
長い30秒だった。
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と、断るのだが、
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それにくうみんは、おじさんの自転車を捨てられなくて、両方使っている。二人一緒に行ければ2台を一回で空気を入れらるから、2台100円で済むが、一人だから2回に分けなくてはならなくなる。すると2台空気を入れるのに、200円かかる。
今までタダだったのに、いきなり200円?!それじゃ、空気入れ、買った方がいいじゃん!
ということで、ホームセンターで空気入れを買ってきた。税込み千598円也。すぐに元が取れらあ!
空気入れの説明書を読んで、やり方を確認。うちの自転車はママチャリなので、英式の空気穴らしい。駐輪場に行って空気をシュカシュカ入れた。
ふん、これで自転車も軽くこげるだろう。
そう思って部屋に戻ろうとエレベーターに向かった。ふと空を見上げると、ずいぶん暗い。これはひと雨降るかも知れないな、など思っていたら、ゴロゴロという音…雷か?
早く戻ろう。くうみんはエレベーターに乗り込んで、降りる階のボタンを押した。
しかし、様子がおかしい。エレベーターは少し上昇して、がくんと止まった。
「何これ?!」
くうみんの顔から血の気が引くのが分かった。
次にエレベーターは、いつもよりゆっくりと上昇し、止まるはずのない位置で突然止まった。
どうしよう。このまま閉じ込められたら。エレベーターが突然急降下してしまったら…
実はくうみんの母方のおじさんといとこは、エレベーターの事故で亡くなっている。エレベーターのメンテナンスをしていたのだが、そのエレベーターがいきなり落下したのだ。ほとんど即死状態だったらしい。
そのことを思い出して、生きた心地がしなかった。
最上階は6階だから、死ぬことはないか?一瞬そんなことも考えた。
しかし、エレベーターは今度はゆるゆると下降を始め、一階で止まってドアが開いた。緊急用のインターホンが何か言っていたが、そのまま急いで外に出た。
どひゃ~、助かった!!
今度は階段を使って部屋に戻り、エレベーターの会社に電話をした。このまま何もせずにエレベーターを使う気にはなれない。
エレベータの会社の人はすぐに来て、点検してくれた。
それによると一瞬停電になったのが原因だったらしい。インターホンから声が聞こえたのも、非常時には自動でつながるからだとのことだった。
やはりあれは非常事態だったのだ。
エレベーターに閉じ込められたのは、多分30秒もなかったと思うが、怖かった。
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