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したい生活 夢の生活

 おじさんがまだいた頃に、おじさんが死んだらどうやって生活して行こうか?と考えたことがある。働きに出るとしても、若ければいいけど、年取ったらなかなか働き口もあるまい。
「お前は山小屋で働け!」
 おじさんが言った。某山小屋で、かなり年取ったじいちゃんが働いていた。主ではないらしい。Aさんと呼ばれていたが、ちょっと耳が遠いらしく、あまり戦力になっているとは思えなかった。
「山小屋なら、Aさんですら雇ってもらえてる。たぶんお前も大丈夫だろう」

 くうみんは山が好きだ。好きな山にいて、仕事ができるならこんな有り難いことはないだろう。女子は台所仕事や掃除で活躍できそうだ。

 でもなあ…

 いざおじさんが亡くなって、山小屋で働けるかというとそうも行かない。家の管理はどうする?植木やメダカの世話は?
 特に最近、メダカが大量に孵化して、ベビーラッシュだ。この子達を飢えさせる訳には行かない。

 一人なら気楽に動けるかというとそうでもなく、家族がいると大丈夫かというと、そうでもない。こういう家を空ける仕事ができるのは、家族がそれを認めている場合や、家は寝に帰るだけのもので植木やメダカなどは何もない場合に限るだろう。

 家ってあればあったで守らなきゃいけないし、なければ就職もできないという。
 今のホームレスの皆さんの中には、若い頃は飯場で生活していたが、失業して仕事とともに、寝食するところも失ってしまったという人も多いそうだ。

 実はな、くうみんは何のしがらみもなければ、日本中をあっちこっち暮らし歩いてみたいのだよ。寒いときには沖縄、暑いときには北海道のように。

 夢の実現のために、まず断捨離から始めるか。

 こんな時も、おじさんがいたらなあ。こんな生活がしてみたいよって、話をするのも楽しそうなのに。一人でこんなことをぶつくさ言っているのは、なんだか寂しいおばさんのような気がする。
 


 
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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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