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引っ越しの業者さん選び

 引っ越しが決まったらすぐにすること

 引っ越し日の確定
 引っ越し業者の選定
 転居先の家具配置の検討
 不用品の整理

 近所のホームセンターに行ったときに貰って来た「引っ越し便利帳」にはそのように書いてあった。引っ越し業者を調べようと、PC検索したら、引っ越し屋さんの価格比較サイトがあった。そこに申し込んでみた。

 申し込んで数秒で第一回の電話がかかってきた。
 電話で見積もりができると言う。見積もり以上のお金は一切取りませんとのことだった。そんなに時間もかかるまいと対応したが、2、30分もかかっただろうか。千葉と神奈川では距離があるからか、17万5千円ほどの金額を提示してきた。
「わかりました。他にも見積もりを取らせていただいて、連絡します」
 くうみんは、その電話だけですっかり疲れてしまった。

 それから電話が鳴りっぱなしで困った。もう、無視することにした。
 すぐに電話してくるなんて、こっちの都合を全く考えていない。電話をして来ないこと、ちゃんと家に来て見積もりを取る業者を選んでみた。
 引っ越しの○かい、○りさんマークの引越センター、そしてふと目を上にやると、以前ここに引っ越して来た時に使った段ボール箱があった。家具の上に天井まで届くように段ボール箱を置くと、家具の転倒防止になると聞いたからだ。この段ボール箱に業者さんの電話番号が書いてあった。
 番外編でここにも見積もりを取ってみることにした。

 引っ越しの○かいでは、問題なく見積もりの日程が決まった。

 しかし、〇りさんマークの引っ越しセンターは受付の女性、電話の対応がなっとらん。
「見積もりをお願いしたいのですが」
「いつがいいでしょうか?」
「明日はどうですか?」
「えっ、明日?担当者に替わります」
 ちょっと待つと男性に替わった。
「明日の引っ越しはちょっと無理ですねえ」
「はぁ?あの、見積もりなんですけど」
「あ、そうでしたか」
 訳ありっぽく思ったんだろうか?ここの電話対応の問題は実はこれだけではなかった。結局ここは断ったのだが、その断わりの連絡も担当者にしなかったのだ。このバカ受付が!

 最後の○ーク引っ越しセンター。0123のアー〇引っ越しセンターに限りなく似た名前だ。
「見積もりをお願いしたいんですが」
「それじゃ、あと1時間ほどで、担当者が行きますので」
「えっ、そんなに早く?」

 という言うことで待っていると、男性の営業マンが来た。家の中をぐるりと見渡し、ベランダもチェックして行った。
 仏滅は引っ越し料金が安いと言うので、仏滅でも構わないと言ったが、
「なに、仏滅じゃなくても仏滅料金で行きますよ。リピーターということなので、もっとお安くしましょう。今、上司に許可をもらいますのでお待ちを」
 何やらスマホで連絡をしている。どうやら許可も下りたようだ。

 彼は左利きのようで、字は左手で書き、電卓は右手でたたいている。
 おじさんはものすご~く不器用な人間だったが、字を書いたり、伝票をめくったりするのは右手で、電卓をたたくのは左手でたたいていた。税理士はみんなそうするらしい。

「利き手で字を書いてそうでない方の手で電卓をたたくのは、会社でそのように言われているからですか?」
「いえ、そう言えばこんなのできるのは僕だけですね」
 くうみんはおじさんのエピソードを話した。
「税理士になれますよ」
「いや~」

 などと言っているうちに見積額が算出された。
「この値段でお受けできますが、一番大きいのは人件費なんですよ。お客さんと会うのは一回目が見積もりで、二回目が段ボールを持ってくるとき、そして引っ越し当日なんです。このうち一回でも少ないとそれだけ人件費も抑えられるんです。だから今、段ボール箱を持って来てもいいですか?」
「えっ、それじゃ、他に見積もりお願いしている業者さん、もう断らなくちゃいけないの?なんだか悪いな~」
「断り辛いと思いますので、私が断わりの電話を入れます」
「そう?悪いわね」
 彼はいったん外に出て、段ボール箱を持って来た。

「それじゃ、よろしくお願いします」
 ということで業者選定は思い立って数時間で決まってしまった。

 今、くうみんは引っ越しスケジュール表に従って作業している。不用品を捨てたり、普段使わないものを箱詰めしたりしている。早々と家の中が寂しくなっていく。おじさんの遺品も、全部持って行く訳には行かない。
 何点かを選んで持って行くつもりだけど、どうしようもないガラクタなのに箱詰めしてしまったり、やっぱり捨てられないものが多い。

 おじさんがそんなくうみんを見て、笑っているような気がする。

 

 



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テーマ : ひとりごと
ジャンル : ライフ

今度の引っ越し先の秘密…買っちまったんだよ!!おじさんに導かれた、のかな?

 皆さん、ずいぶん「気になる」「気になる」とおっしゃっています。それはな、ゼニカネの問題ではある。

 ここならいいかと思った賃貸マンションでは、IHヒーターで足止めを食った。その他はなかなかいい物件だ。5階建ての最上階で眺めもいい。駅から4分と近いのに閑静な住宅街。目の前は駐車場、裏は公園。マンション前には子供の自転車がたくさん置いてある、善良な家族が住んでいる、そこそこいい賃貸だ。

 でも、IHヒーター…

 そして不動産屋の悪魔のささやき…
「もう一軒、紹介したい物件があるんですよ」
「えっ、そこも見てから決めようかな?」
 しかし、彼の口から出たのは、思いもよらぬ言葉だった。
「賃貸じゃないんです。買取なんでね」

 実はその前にも買取を勧められたマンションがあった。そこは駅から徒歩12分。JRの車庫が目の前で、鉄ちゃんだったら垂涎の物件であろう。
 でも、買取なんて、今後の生活計画が変わって来るじゃない。

 おじさんが計画しているのは賃貸が基本の生活設計だった。収支を考えると、賃貸の方が得。これがおじさんの持論だった。
 でも、そのマンションを出るときに、ロビーに鳥の羽が落ちているのに気づいた。
「あっ、鳥の羽だ」
くうみんはおじさんが亡くなってから、ちょっと不思議ちゃんの世界に入っている。

 おじさんがいいと思ったら、鳥の羽を置いておくよ…

 でもおじさん、ここ、賃貸じゃないのよ。買い取りなのよ。

 きっと間違えたのね。

 しかし、今回紹介された買取のマンションは、エレベーターの問題はあるものの、駅から徒歩8分とちょうどいい距離とも言えるし、何しろ日当たりもいい。
 そして、こっちの方がかなりお安い。その理由はやはりエレベーターが止まらない階であるのと、若干こっちの方が古いこと。

  お姉さんたちもささやく。
「くうみんさん、ここがいいわよ。おじさんは、あのマンションだけがいいと言っている訳じゃなくて、購入を勧めているのよ」

 う~ん、フラフラ…

 その場で決定はしなかったが、家に戻って2日間考えた。確かに賃貸の方が出て行くお金は少なくて済むけど、住み心地ってあるからなあ。
 くうみん一人で来たなら、絶対に買うことなんか考えもしなかったであろう。

 金子・銀子両姉さんのささやきに、ドンと背中を押す、スーパーオーケーの存在。

 よ~し!!買っちまえ~~~!

 …ということだ。

 もう、逆さにしても鼻血も出ないど!



 


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テーマ : 住宅・不動産
ジャンル : ライフ

引っ越しするど!

 おじさんが亡くなってからずっと考えていた。もうこの土地から出て行こう。でも、まだお義母さんがいるし…天中殺の年回りが悪いし…などと何かと理由をくっつけて伸ばし伸ばしにしていたのは、面倒くさいからだ。

 でもな、3LDKの部屋は独り暮らしには広過ぎる。何より家賃が高い。
 引っ越し先は子供の頃に住んだ町か?それともおじさんと新婚時代を過ごした町か、あるいはまったく違う所にするか?などいろいろ考えたが、墓参りや、大好きな高尾山に行くのに便利で、今の友達に会うのにも比較的便利な神奈川県のS市にすることにした。
 一人では心もとなかろうと、おじさんのお姉さんが付いてきてくれた。

 はじめは公団を考えたが、いい所はなかなか空きがなくて、空きがあると思うと騒音がひどかったり、エレベーターがなかったり、何かしら事情があるようだ。
 民間も見てみようと駅前の不動産屋さんに行って、いろいろな物件を見せてもらった。
「何かご希望はありますか?」
「家賃は10万円前後、駅から歩いて10分以内、都市ガスで1LDKか2LDK、欠けのない物件を希望」
「は?欠け?風水ですか?」
「そうです」

 くうみんはちょっとばかり風水は気にしている。トイレの位置がどうのこうのとそんなに細かくはないが、欠けのあるのはよくないと思う。
 不動産屋さんの、縦にも横にも大きな担当の男性は、とりあえず今ある物件を紹介してくれた。駅近物件は環境が悪いし、分譲タイプというマンションは日当たりが悪いし、タワーマンションは良さそうだけど風が強い。
「こんなのはどうでしょうか?」
「う~ん…」

 彼は一生懸命物件を探してくれた。でもイマイチ!くうみんはガーデニングがしたいので、日当たりが良くてバルコニーが広めの所がいいと希望を出した。 
 そこで次回、探してきたのは2階と3階のメゾネットタイプで、2階にも3階にもバルコニーがあって確かにバルコニーの面積は申し分なく、日当たりもいいが、何しろ階段を上り下りするのは面倒くさい。

 何度か日を改めてS市を訪れた。そしてついにここならいいか、という物件を紹介された。ここでいいかな、と思ったが、目に留まったのはキッチンのIHヒーターだった。
 2番目のお姉さんである銀子姉さんは言った。
「それ、掃除が楽なのよ。さっと拭くだけでいいのよ」
 くうみんは叫んだ。
「これ、鍋全部買い替えなくちゃいけないじゃないですか!」
 すると上のお姉さんの金子姉さんが言う。
「鍋の買い替えなんて大したことないじゃない!」
「で、でも~…」

 あとで調べると、IHが普通の鍋でも使える敷物のようなものを売っているらしいが、熱効率は良くないらしい。ここに決めようか?悩んでいると、不動産屋さんは、満を持したように口を開いた。
「それでは、これは番外編ですが、ちょっとおすすめの物件があるんですよ」

 不動産屋さんの車で移動する金・銀・くうみんの3人組。

「ここです」
「ふ~む」

 エレベーターはあるものの、止まる階と止まらない階があって、この部屋は止まらない階にある。 
 だが、南向きで眺めもいい。向かって左側にはイオンが見える。そして何よりも、向かって右側には安いのでくうみんが大好きなオーケーが見えるではないか!!くうみんは思わずうなった。
「オーケーがある!!」
 お姉さん方もここが気に入ったようだ。 
「くうみんさん、ここがいいわ。ここにしましょうよ」

 もし、前に見たマンションがHIヒーターでなければ、あそこに決定していたことであろう。そしてここでは、目の前にオーケーがなければ、また違っていたかもしれない。

 IHヒーターと、オーケーの存在が、決定打となった。

「え~、この物件なんですが…」
 ちょっとした問題はあったのだが、この問題も、ブラックバイトを頑張って乗り切ろう。

 ちょっとした問題

 それは…

 



 
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テーマ : 住宅・不動産
ジャンル : ライフ

新聞ネタ続きます!!遺伝性乳がんの予防切除が推奨に?!

 今日、5月16日の読売新聞の夕刊を見て驚いた。
 遺伝性の乳がんの予防のため、癌を発症していない側の乳房を切除するのが「検討しても良い」から「強く推奨する」に指針を変えたそうだ。

 乳癌になるのが怖くて予防的に切除した人と言えば、アンジェリーナジョリー様だ。
「私の経験が他の人の参考になれば」
 と言っているのに対し、くうみんは、
「そんなの参考になる、このボケ!!」
 と思っていたのだが、あっちの方に軍配が上がったとは!!

 そもそも病気になりたくないからと言って、取ってしまえばいいと言うのは乱暴だ。私も切除した人を何人か知っているが、胸のツッパリ感、鉄板を入れたかのような重苦しさなど、その後の生活の質にも大きな影響があるようだ。
 同時再建して見た目は変わらないにしても、再建したちちと言うのは感覚がない。パートナーのいる人にとって、セクシュアルな感覚がなくなると言うのは、大きな問題だと思う。

 でも、日本乳癌学会は遺伝性の乳がんについては、「強く推奨する」という。比べてみれば取ってしまった方が癌になる確率は低くなると言うことが、分かったんだろうなあ。まあ、くうみんは医者の言うことは聞かないことにしているので、勧められてもしないけど…

 実はくうみんの妹も乳ガンになったらしい。父方はほとんど癌で亡くなっている。くうみん父も肺がんで亡くなった。だからくうみんの場合は、遺伝性である確率は高い。

 でも、やっぱり残ったちちを取ってしまおうとは思わない。
 切除することによって、乳癌になる確率は低くなるとしても、手術による体への侵襲、体力の低下は避けられない。それに生活の質の低下も。

 遺伝性乳がんの人には、残ったちちを切除するのを「強く推奨する」となれば、やる人がたくさん出て来るだろうなあ。

 そりゃ、何人かのガン友は見送ったけど、癌になるってそんなに怖いことなのか?
 くうみんはもう、手術してから10年経つ。取り残しの手術は拒否したから、癌細胞は体の中に潜んでいるはず。だけど、今は生きている。痛いとか、苦しいとかはない。

 ガンが怖いから、なる前に取ってしまう。タコが自分の足を食べるようなグロさを感じる。

 癌になる前に取ってしまう、この考えの方が怖いように思うのは、くうみんがひねくれているからなのか?






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テーマ : 医療・健康
ジャンル : ニュース

買えばよかった 買わなくてよかった 買ってよかった

 今日5月12日の読売新聞気流欄に、新手の詐欺に遭遇した年配の男性の投書があった。
 同年代(80代前半)と思われる男がいきなりこの方のポケットに、時計を押し込み、いきなりこう言った。
「これは超高級時計なんである。今から彼女と一杯やりたいので、3万円で買って欲しい」

 この方は、これは怪しい、詐欺に違いないと思ったので、
「今お金がない」
というと、この方のポケットに入れた時計をつかみ取って、立ち去ったと言う。
 これは新手の詐欺に違いない。引っかかってしまう人もいるのではないか?そういった内容だった。

 実はおじさんも生前、このような詐欺に遭遇したことがあった。10年くらい前のことだったと思う。

 くうみんが夕食の支度をしていると、おじさんが帰ってきて、
「買えばよかった、買えばよかった」
と、何やらぶつくさ言っていた。どうしたのか聞いてみると、このような内容だった。

 駅前で車に乗った男から、声をかけられた。
「これ、あげる」
 よく見ると時計だった。
「この時計は見ればわかると思うがロレックスだ。展示品なのだが、これを仲間数人で一杯やれる程度の金でいいから買い取って欲しい」
 と言うのだった。

 しかしおじさんは、何が何だかわからなかった。しかし、「あげる」と言うのに違和感を感じたので、断って帰って来たそうだ。
「仲間内で一杯やれる金額ってどれくらいだろう?4人くらい車に乗っていたから3万円くらいかな?でも、ロレックスなんてそんな金額じゃ買えないし、買えばよかったな」
 おじさんは後悔しているような口ぶりだった。

 何よ、それは!!あまりにも古典的な詐欺の手口じゃない!
「おじさん、お答えします。買わなくて正解。そのロレックスは偽物で、それはあまりにも古典的な詐欺の手口」
「あれ、偽物だったのか!!」
 おじさんは非常に驚いていたが、当時としてもあまりにありふれた手口なのに、知らない人間もいるんだなあと、感心したのを憶えている。

 しかし、新聞に出たことと、詐欺師たちの言っていることが何とよく似ていることか。

 いきなり時計を見せつけるところ。
「○○と一杯やりたい」という文言。
「いっぱいできる程度の金額」3万円前後か?

 これが一番ひっかけやすい声かけなんだろうか?
 おじさんがこの詐欺に引っかからなかったのは偶然に過ぎない。ひょっとして「ラッキー♡」と思って買ってしまい、くうみんに大目玉を食らうことになったかも知れない。

 うまい話はそうないので、皆さん気を付けましょう。

 そう言えばくうみんも、「買えばよかった。けど買わなくてよかった」ということがあった。
 近所のスーパーで、ハーゲンダッツのアイスクリームの特売をしていた。二つで350円(税別)だ。
「安いな~、後で買いに行こう」
 と思っていたら、忘れて買いそこなった。

 しまった!忘れていた!

 でも仕方ない。あ~、買えばよかった…そう後悔していたのだが…

 その何日か後、ランニングの帰りに偶然ひやかしで入った地元の小さなスーパー。
 ここはあまりものが良くないが、たま~に冷凍のサーモン刺身やカツオのたたきを、信じられないくらい安く売っていることがある。そんなのがないかと入ってみた。
 なんもなかったらそのまま帰ってしまおう。

 鮮魚にはめぼしいものがなかった。それじゃ、帰るかな。しかし、アイスクリーム売り場の前を通りかかると、そこに信じられないポップがあるではないか!!

 ハーゲンダッツのアイスクリーム1個198円。2個なら300円。お一人様6個限り。

 おお!これは買うしかない!!

 くうみんは急いでかごを持ってくると、その中から6個を厳選した。レジに並んで会計するときは、本当に2個300円にしてくれるのか、間違いではないのかと、レジに打ち出される数字をにらんでいたが、本当に2個300円だった。
 ランニングのときは買い物のためではなく、万一のことを考えて財布と携帯をランニング用のリュックに入れて走るのだが、このリュックの中にアイスクリームを入れた。溶けないうちに帰らなければと、くうみんは全力で走って家に帰ったのだった。

 あの時、買わなくてよかった。ここで買えてよかった。

 …って、これは違うか?!




 追記
 今日、近所のスーパーに買い物に行った。午前中にもかかわらず、野菜に半額シールや、値引きシールが貼ってあった。
 目ざといくうみんは赤ピーマンの値引きシールに気が付いた。100円値引きシールが貼ってあるのだが、ひとふくろ100グラム当たり78円と量り売りで、一袋ごとに値段が違う。それはいいのだが、一袋79円の品物にも100円値引きシールが貼ってある。まさかお金を返してくれるはずはないので、102円の値のついた袋をかごに入れた。
 そこに店長があらわれたので、
「ねえ、これ本当にいいの?」
と言って、100円値引きシールの貼ってある79円の赤ピーマンを指さした。
「なんだこれ!」
 そう言って、それを自分の運んでいる荷物の上に置いた。
「じゃ、これは?」
と言ってくうみんが確保した102円の袋を差し出すと、
「これもダメ!!」
 と、それも荷物の上に置いた。
「ここら辺は仕方ないなあ」
 と言って、向こうに行ってしまった。
 くうみんは赤ピーマンの山をごそごそ選別、113円の袋を持ってレジに向かった。

 オホホ~、なんだか最近ついてるぜ!!

赤ピーマン
 100円引きで一袋13円!こいつは買いだ!!

別の日にあまりにも安いから買ったサラダ菜。ひと箱10パック入りで58円!

サラダ菜
 これを一人暮らしのオバさんが食べるとは、おしゃか様でも思うまい!




 


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テーマ : 最近の出来事。。
ジャンル : ライフ

まさかあなたがエロ疑惑!!

 最近のエロ疑惑からエロ記事が2つ続いたので、もういい加減他の話題にしよ。
 何を書こうかな~。など思っていた矢先のことだった。

 5月8日の朝、起き出すとくうみんはいつものようにテレ朝の「林先生のちょっと得する言葉検定」を見ようとテレビのスイッチを付けた。すると言葉検定はまだ始まっておらず、ニュースが流れていた。服を着ながらテレビの音を聞き流していたのだが、信じられない言葉がくうみんの耳に飛び込んできた。

 関東某県M町のM町長が女性に無理やりキスをした…

 えっ、M町のMさん?!

 驚いたくうみんはとっさに画面を見たが、ど近眼の上老眼、乱視なのでよく見えない。急いでメガネをかけて画面近くに移動した。

 あのサル顔…間違いない、Mさんだ。

 Mさんとは、ブログを通じて知り合った。知り合った当時はまだ町会議員で、その後落選したこともあったが、かなり長い間、町の産業発展のために議員として尽くしてきた。昨年10月から町長になったそうだ。出世したのう。

 Mさんとの付き合いはブログのコメント交換だった。
「今度マラソン大会があるから、来ませんか?」
 ある時、コメント欄を通して、お誘いが。
 それでM町のマラソン大会に行く気になった。ちなみに、くうみんはそこで6位入賞を果たしたのだった。

 おじさんを待ってゴール付近にただずんでいると、Mさんがゴールに向かってくるのが見えた。ゴールした後、声をかけた。
「Mさん、くうみんです。乳癌 マラソン そしてバカ話っていうブログの…」
 当時くうみんは楽天でそういう題のブログを書いていた。このブログの初めから半分くらいがその時代のものだ。
「ああ、くうみんさん、どうも」
 そう言ってMさんは、向こうに行ってしまった。ちょっとそっけないんじゃない?と思ったが、後で話を聞くと、疲れてヨレヨレの上にひざを痛めていたので余裕がなかったらしい。

 楽天は操作が簡単なので比較的高齢のブロガーが多く、コメント交換やオフ会などのブロガー同士の交流も盛んだった。オフ会をするのも今は何となく敷居が高い気がしたが、当時は気軽に主催していた。

 オフ会を開くことになったくうみんは、Mさんにも声をかけたのだ。
「行けたら行く」
 という幹事としては一番扱いに困る返事だった。料理はコースで飲みホだったが、そういうことなのでMさんの分は予約しなかった。

 2013年5月某日、オフ会は催された。
 宴たけなわのころ、Mさんがあらわれた。写真と同じ、背は高からず低からず、やせ形。東京での仕事を終え、急いで来たと言う。改めて乾杯をして、和やかに飲み会は進んだ。

「行けたら行くって、こういう返事が一番困ります!」
 くうみんはMさんに、率直に言った。
「いや、でも、町民の皆さんは急に用事を言いつけても、すぐにしてくれるのが議員だと思っていますから、先約があると言っても通用しないんです」
「ふ~ん」
 一般人にはわからない、議員の仕事の苦労があるらしい。
「なるべく低姿勢になるよう、姿勢はこんな感じ、目線はこのように」
「なるほど」

 大変感じのいい人で、町の発展を心から考え、ひたむきに行動している、そんな印象を感じた。もちろんエロいことはしなかった。
 おじさんが亡くなったときも、お悔やみのメールをくれたし、ちゃんと常識をわきまえた人であると思う。

 だから今回の騒動は、本当に信じられない。何かの間違いではないか?
 一部報道で、「M町長は、相手の女性は自分に好意を持っていると思って、キスをした」とあるが、Mさん、あんた結婚しているんだろ?独身ならともかく、仮に相手の女性が自分に好意を持っていたとしても、やっちゃいけませんぜ。

 彼のブログを見ると、こうも言っている。
「今回の報道には、事実と異なることがあります」

 もし、いうべきことがあるなら、いうべきことは言って、真実を述べて欲しい。あなたがエロでつまずくなんて、くうみんには信じられないんだよ。

 




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テーマ : え!本当!?
ジャンル : ニュース

その昔、エロで躓いた男 エロでトクするのは男の夢か?

 エロと言えばとんでもないバカ男を思い出した。この男こそ、エロで人生を棒に振ったと言えるだろう。
 その男はくうみんの大学時代のサークルの先輩だった。

 彼は、不細工だったが、気がいい、人がいいと言うのが取りえだった。何か失敗しても、ずるいことをしても、その笑顔で何か憎めない、とくな性格をしていた。 
 しかし、そんな彼が思い違いをしてしまったのだった。

 それは彼が悪所に行ったことが原因だった。いつの頃からか、女性の特殊なサービスを受けるところに、彼は頻繁に通うようになった。そこの女性に、
「あなたってテクニックが素晴らしいわ」
 と褒められたらしいのだ。一人ではなく、複数の女性から言われたことで、彼は大いに自信を持ってしまった。
「俺のテクニックは最高や!」

 それから彼は、サークルの飲み会で女子にさわりまくった。それも「テクニック」を披露するためだからもう大変!

 ポン!と触る程度ならまだましなのだが、「テクニック」披露のためなので、ネチネチくねくねと嫌らしく手指を動かして触りまくる。もう何十年前のことで、セクハラという言葉さえないときだ。
 女子たちは嫌なのだが、そういう時はつい笑ってしまう。すると彼は「喜んでいる」と思って、さらに被害者を多くしていくのだった。

 くうみんはどうにかしなければ…と思った。素面のときに思い切っていってみた。
「Tさん、飲み会のとき、さわるのやめてください!」
 かなり強い口調で言ったのだが、彼はきょとんとした顔をしていた。まだわからないか!そう思ってなおも続けた。
「みんな迷惑しているのがわからないんですか?」
 彼は意外そうだった。
「みんな喜んでいるんやないのか?」
「どうして喜ぶんです?」
「気持ちええから」

 くうみんは頭が痛くなった。
「猫じゃないんですよ!みんな嫌がってます!やめてください!」

 すると、彼に助け舟を出すバカがいた。彼より一つ上のMさんという先輩だ。
「いや~、T。お前のテクニックは最高だよ。お前に乳首を吸われると、俺も変な気分になるからな」
 今までうなだれていたはずのTは、またうれしそうな顔をして上を向いた。
「あっ、Mさん、やっぱりそうですか?うれしいな~」

 くうみんはゾッとした。この二人、そんなことを…

 もうこれ以上言っても無駄だった。自衛策としてはなるべく彼には近づかないことにした。どこかにコネでもあったのか、誰でも知っている大企業に就職を決め、彼は卒業して行った。

 その後同窓会で彼に会うことがあった。どうやら南の某国の悪所に行って、そこの女性に、
「帰らないで!!」
と泣かれたと言う。
「俺だけやで」
 また自信を持ってしまった。同窓会でも近くにいる女子にさわりまくっていたが、会社の飲み会でも同じようにしているようだった。

 彼は自分のテクニックを会社の飲み会で披露しまくった!
 
 どうだ!いいだろう!

「いつかいい子がいたら、結婚したい」
 そんなことも言っていたが、これで本当にモテようとしていたのだろうか?

 彼と縁が切れて久しいが、彼が50歳時点で、独身と聞いた。今年で確か、61になるはずだ。

 普通に暮らしている人柄のいい人でも、異性と縁がない人もいるだろう。
 しかし、彼の場合はこんな勘違いさえしなければ、自分の良さを正しく把握していれば、家庭を持てたのではないかと、くうみんは思っている。

 助け船のつもりで
「お前のテクニックは最高だよ!!」
と言ったMさん。あなたは罪深い人だ。
 
  今どうか知らないが、
「専属ホスト募集!いいとこの奥様の情事の相手が仕事!」
 という、張り紙がくうみんの近くに貼ってあったことがあった。
 こんなのウソに決まっているじゃん。数十万円の会費を取られてそのままとか、某奥様に気に入られて、専属ホストになったつもりが、あの手この手で金むしり取られたとか、そんな話ばかり聞く。

 Tと言い、「専属ホスト」に乗ってしまう男と言い、エロで女を虜にするとか、稼ぐと言うのは、男にとって夢なのだろうな。

 しかし、くうみんは断言する。

 こんなの、ね~よ!!

 



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テーマ : なんだかなぁ、、、、
ジャンル : 日記

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ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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