事故物件いろいろ
事故物件は事故があった後に誰かが入居すれば、その後は事故物件ではなくなるらしい。
だから、家賃をすごく安くして2年程度で、出て行ってもらうと言う手を使うそうだ。これを定期借家契約というらしい。定期借家契約だったら一応疑ってかかった方がいい。
それより悪質なのは、従業員を短期間入居させて、事故を「ロンダリング」するという手口。従業員もひょっとして本当に住んだかわからない。
ブロ友のおばばさんが、
「公営住宅は事故物件でも家賃が下がった話は聞かないけど?」
と言っていたが、調べてみたら公営住宅ではそういう物件を、「特別募集」という形で入居者を募集、中には1年間ほど家賃を半額にするケースもあるらしい。そのまま住んでくれればそれに越したことはないし、次に入居者を募集するときは普通の募集に復帰できる。
でも、嫌だよね、間に誰かいたからって。大島てるでよく調べてから家を決めよう。
事故物件というのは、狭義には死亡関係を言うが、広くは周りに変な人がいるとか、モンスター大家とか、とにかく生活するにあたって耐えがたい苦痛がある物件も事故物件と言えるそうだ。
引っ越しを考えると、駅近であるとか、環境がいいとか、よく言う。今の家は駅は近いし、郵便局や銀行も近いしすごく便利だ。もちろんスーパーも近いのだが、近くのスーパーはあまり安くないので、くうみんは自転車でわざわざ遠いスーパーに買い物に行っている。これはどこれはどうでもいいのだが、一つだけ困ったことがあった。
それは騒音。
昼間よりも、むしろ夜がうるさい。周りは飲み屋が多いので、深夜の酔っぱらいはもとより、明け方仕事の終わったお姉ちゃんたちが、
「お疲れ様~~~!」
「×××!」
「△△△!」
というようなおしゃべりは、毎日ではないものの、今でも時々気になることがある。
あと一つ、パチンコ屋もうるさかった。夏や冬はエアコンの都合からか一日中窓を開けっぱなしというのはないが、春秋の気候のいい時は窓を開けっぱなしで営業するので、朝10時から夜の10時までパチンコのチ~ンジャラジャラ!や、従業員の射幸心をあおるアナウンスがすごかった。
くうみんは一計を案じ、市役所に相談することにした。市役所はすぐ来てくれて、現状を把握、行政指導をしてくれたのだが…
そのうち約束を破って、今までと同じように窓全開で営業するようになった。くうみんは役所に訴えた。
「また窓全開で営業しています!」
役所の人は指導に行ったのだが、その時は窓は閉めて営業していたそうだ。まあ、いつ行くからと言えば、その時は窓を閉めて営業するわな。
そしてこう言い放ったそうだ。
「うちが窓を全開で営業しているなんて証拠はどこにあるんだ?!」
「…ということです。何か記録がありますか?」
市役所の人が言う。くうみんはわなわなと怒りに震え、もとから低い声をもっと低音にして答えた。
「そこまで言うなら記録を取りましょう」
くうみんはその後一カ月にわたって窓を開けている時間の記録を取った。ついでに写真も。
それを市役所にFAX、市役所はそれを持ってパチンコ屋に行ったらしい。
「こういうものを持って来た人がいます。いくらごまかそうとしても、誰かが見ているんですよ」
パチンコ屋の言い分としてはこういうことだそうだ。
「パチンコ屋はタバコを吸う人が多い。そのため目やのどが痛くなってしまう。換気扇では対処しきれないので仕方なく…」
知るか!!そんなの!もっといい換気扇を付ければいいじゃないか!!みんなから金巻き上げて、儲かっているんだろう!
それからパチンコ屋は窓全開で営業することはなくなった。
しかし、よく皆我慢していたなあ。
事故物件、狭義のものも広義のものも注意しなくちゃいけない。狭義の方は大島てるで調べればいいけど、広義の方は自分がしっかりしなければどうにもならない。
気を付けよう。
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だから、家賃をすごく安くして2年程度で、出て行ってもらうと言う手を使うそうだ。これを定期借家契約というらしい。定期借家契約だったら一応疑ってかかった方がいい。
それより悪質なのは、従業員を短期間入居させて、事故を「ロンダリング」するという手口。従業員もひょっとして本当に住んだかわからない。
ブロ友のおばばさんが、
「公営住宅は事故物件でも家賃が下がった話は聞かないけど?」
と言っていたが、調べてみたら公営住宅ではそういう物件を、「特別募集」という形で入居者を募集、中には1年間ほど家賃を半額にするケースもあるらしい。そのまま住んでくれればそれに越したことはないし、次に入居者を募集するときは普通の募集に復帰できる。
でも、嫌だよね、間に誰かいたからって。大島てるでよく調べてから家を決めよう。
事故物件というのは、狭義には死亡関係を言うが、広くは周りに変な人がいるとか、モンスター大家とか、とにかく生活するにあたって耐えがたい苦痛がある物件も事故物件と言えるそうだ。
引っ越しを考えると、駅近であるとか、環境がいいとか、よく言う。今の家は駅は近いし、郵便局や銀行も近いしすごく便利だ。もちろんスーパーも近いのだが、近くのスーパーはあまり安くないので、くうみんは自転車でわざわざ遠いスーパーに買い物に行っている。これはどこれはどうでもいいのだが、一つだけ困ったことがあった。
それは騒音。
昼間よりも、むしろ夜がうるさい。周りは飲み屋が多いので、深夜の酔っぱらいはもとより、明け方仕事の終わったお姉ちゃんたちが、
「お疲れ様~~~!」
「×××!」
「△△△!」
というようなおしゃべりは、毎日ではないものの、今でも時々気になることがある。
あと一つ、パチンコ屋もうるさかった。夏や冬はエアコンの都合からか一日中窓を開けっぱなしというのはないが、春秋の気候のいい時は窓を開けっぱなしで営業するので、朝10時から夜の10時までパチンコのチ~ンジャラジャラ!や、従業員の射幸心をあおるアナウンスがすごかった。
くうみんは一計を案じ、市役所に相談することにした。市役所はすぐ来てくれて、現状を把握、行政指導をしてくれたのだが…
そのうち約束を破って、今までと同じように窓全開で営業するようになった。くうみんは役所に訴えた。
「また窓全開で営業しています!」
役所の人は指導に行ったのだが、その時は窓は閉めて営業していたそうだ。まあ、いつ行くからと言えば、その時は窓を閉めて営業するわな。
そしてこう言い放ったそうだ。
「うちが窓を全開で営業しているなんて証拠はどこにあるんだ?!」
「…ということです。何か記録がありますか?」
市役所の人が言う。くうみんはわなわなと怒りに震え、もとから低い声をもっと低音にして答えた。
「そこまで言うなら記録を取りましょう」
くうみんはその後一カ月にわたって窓を開けている時間の記録を取った。ついでに写真も。
それを市役所にFAX、市役所はそれを持ってパチンコ屋に行ったらしい。
「こういうものを持って来た人がいます。いくらごまかそうとしても、誰かが見ているんですよ」
パチンコ屋の言い分としてはこういうことだそうだ。
「パチンコ屋はタバコを吸う人が多い。そのため目やのどが痛くなってしまう。換気扇では対処しきれないので仕方なく…」
知るか!!そんなの!もっといい換気扇を付ければいいじゃないか!!みんなから金巻き上げて、儲かっているんだろう!
それからパチンコ屋は窓全開で営業することはなくなった。
しかし、よく皆我慢していたなあ。
事故物件、狭義のものも広義のものも注意しなくちゃいけない。狭義の方は大島てるで調べればいいけど、広義の方は自分がしっかりしなければどうにもならない。
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