九州に潜入中 高千穂峡
高千穂峡は交通が具弁なので今まで行けなかったが、神話の里として有名で、くうみん憧れの地だった。今宵の宿はバスセンター近くのビジホ「かなや」だ。
日光かなやホテルと言えば超高級ホテルとして有名だが、同じかなやでもこちらはビジホだ。しかもとてつもなくボロい。宿泊しているのも仕事関係の人で、まさしくビジホであった。しかし、安いし(シングル一泊4千500円)、バスセンターもコープも近いので便利だ。泊まるだけと割り切れば悪くないと思う。

ボロボロホテルかなや

とにかく狭い部屋
しかし日本のホテルはどんなにボロでもお湯が豊富に出るのは偉い。
ここには2泊して、中日は一日観光した。見どころを回る観光用バスは繁忙期と土日しか動いていないので、「オルセ」に行くことにした。オルセは韓国語で、日本語に訳せばピクニックみたいな感じかな。

オルセの第一のポイント高千穂神社

賽銭箱には一万円札も…見せ金か?

アザミの花ことばは「私にさわらないで」

ここは高千穂町の水源だって。こんなきれいな水が飲めるなんて羨ましい

有名な高千穂峡のビューポイント

スサノヲが造ったと言われる月形。アマテラスオオミカミは日型を作ったが、今はなくなってしまった。江戸時代くらいにはあったという記録が残っているそうだ。
月形の下にある池ではコイとともにチョウザメが飼育されている。

角ばったチョウザメ

丸っこいチョウザメ

こんな道をてくてく歩きました。

これを目印に歩く

道が分かれているときにこの矢印が役に立つ

このキャンプ場には、「キャンプする人以外は入ってはいけません」と書いてあったけど、オルセのコースになっている。
他にも、人の庭に入ってしまうコースもあった。庭で一人のオバが水を撒いていたので、
「すみません、ここ、入っていいんでしょうか?人んちの庭ですよね?」
と聞いたら、
「いいから通ってください」
と。それによると皆さん戸惑うらしい。韓国人がよく来るそうだが、一度お茶を出したら、それが噂になって、ここではお茶を出してくれるものと思って催促するようになったという。なんて図々しいんだ。

人の家を目指すようにと言う矢印

キウイの花が咲いていました。

椎茸、こんなところにいたのか!

何の花?
オルセは12キロ程度、5時間ほどで終了した。終点は「がまだせ市場」。ここのレストラン和(なごみ)のステーキがおいしいと評判らしいのでランチを食べることにした。ディナーより安い。
ステーキにしようとしたのだが、5食限定のビーフどんが一人前残っているという。限定メニューに弱いくうみんはそれを注文した。

これが5食限定のビーフ丼
うまい、おいしい柔らかくて、肉の味が最高だ。しかし、肉の量が非常に少ない。30グラムくらいしかないのではないか?焼き肉用の薄切り肉がたったの一枚だ。しかし1500円と安いので、ちょっと味を見たいと思った時はこれがいいのではないかと思う。
ステーキは100g1700円より。
腹ごしらえしたくうみんはまたもやそこら辺をうろつくことにした。すると「高千穂駅」という表示が目に留まった。高千穂鉄道は廃止になったはずだ。きっと駅の廃墟でもあるんだろう…そう思っていたが、人がわらわらと集まってくる。なんだと思ったら、往復15分程度の観光列車を運行しているようだ。もうすぐ出発だ。
偶然乗ることになった。

車掌役の人がサービスに努め、トンネルの中ではイルミネーションをする。


下はガラス張り。
車掌役の人が鉄道の復活を熱く語る。
「できれば高千穂鉄道を復活させたい。その第一歩として、この観光列車を続けていきたい」
列車もいろいろ試行錯誤しているようで、第一号は軽トラを改造して作ったものだそうだ。





ヘルメットをかぶって下に潜り込む。ふむふむ、こうなっていたのか

高千穂鉄道は大人1300円
今日は思いがけず、高千穂鉄道に乗った。明日は熊本に行く。
この町は朝7時七ルと、お寺の鐘が鳴って「おじいさんの古時計」の音楽が流れる。夕方5時には「夕焼け小焼け」だ。のどかな街だ。
子供は知らないオバさんのくうみんにも挨拶してくれる。ここじゃ悪いことはできないよね。
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