今日は何の日ふっふ~
今日は何の日、なんて言ったって、世間の皆さんは知りはしない。今日はおじさん父の命日だ。7回忌になる。
おじさん父は酒は飲まず、夏の風呂上りには、
「スイカが一番!」
と言っていた。おじさんの実家に行って、風呂から上がると、勧められるのはかき氷や、ジュース。あの~、そうじゃなくて~、私の欲しいのは~、う~ん…と、もじもじしていると、おじさんがすかさず助け舟を出してくれたものだ。
「ビールがいいんだよ!」
なぜ、下戸のお父さんなのにおじさんは大酒飲みになったのか?お母さんの血筋かも知れぬ。こっちは大酒飲みの家系。
まあ、そんなことはどうでもいい。だから、お義父さんの命日には、お義父さんの好きなものを祭壇に供えようと思った。それは何かと尋ねたら、お赤飯とゆであずきだろう。
おじさん一家はお赤飯が好きなので、お赤飯はお義母さんが良く作っていた。蒸し器で蒸す、本格的なものだ。しかし、お姉さんも、くうみんも、作り方を知らない。お義母さんが作ってくれるものと安心していたのだ。今ならPC検索で作り方がわかるかも知れないが、蒸し器もないし。
お赤飯、お店で買ってくればいいかな?安易すぎるかしら?それならもち米を買って作ろうか?いや、もち米は2キロのが一番小さい。でも2キロなんて食べつくすまで何年かかるか?
という訳で、もち米と小豆がセットになったお赤飯セットを使うことにした。作り方は簡単。袋に書いてある通りに、炊飯器で作れる。これなら誰でもうまくできるであろう。

炊く前はこんな感じ
亡くなる3カ月ほど前から、お義父さんは意識がなくなって、病院にいた。ずっと眠っているようだった。そして6年前の3月5日、病院から、「亡くなった」と知らせが届いた。取るものもとりあえず、病院に向かった。
おじさんが呼んだ葬儀屋さんが到着した。みんな病室から出て行ったが、くうみんは立ち位置の関係で葬儀屋さんとともに、部屋に取り残された。すると、葬儀屋さんが、くうみんに声をかけた。
「奥さん、足を持ってください」
「へ」
えっ!私がお義父さんの足を持つの?!しかし、嫌だとも言えずに、葬儀屋さんの指示通り足を持ってベッドからストレッチャーにお父さんの亡骸を移した。
こういうことは嫁がやるより、実の子がするもんなんでないかい?そう思ったが、きっとおじさんはしなかったであろう。くうみん父が亡くなったとき、葬儀屋さんに一緒に持つように言われたとき、おじさんは
「いやですぅ~」
と言っていたもんな。う。おほん。死んだ人のことを悪く言うのはやめよう。
本当は、おじさんがいたら、こんな時はみんなで集まるところなんだけど。
でも私なら、こんな風にひっそりとお義父さんをしのぶのが似合っているだろう。お姉さん達も同じように自宅でお赤飯炊いているかもね。
お義父さん、あなたの好きなお赤飯とゆであずき、どうぞおあがりください。

そうは言っても、後でくうみんが全部平らげるんですけど。
近所の河津桜

きれいだなあ!

名古屋ウイメンズマラソンまで、あと8日。
今日の練習メニュー
40分ジョグ後、200メートルインターバル10本。できるか、こんなの~。
やりました。ヘロヘロです。
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おじさん父は酒は飲まず、夏の風呂上りには、
「スイカが一番!」
と言っていた。おじさんの実家に行って、風呂から上がると、勧められるのはかき氷や、ジュース。あの~、そうじゃなくて~、私の欲しいのは~、う~ん…と、もじもじしていると、おじさんがすかさず助け舟を出してくれたものだ。
「ビールがいいんだよ!」
なぜ、下戸のお父さんなのにおじさんは大酒飲みになったのか?お母さんの血筋かも知れぬ。こっちは大酒飲みの家系。
まあ、そんなことはどうでもいい。だから、お義父さんの命日には、お義父さんの好きなものを祭壇に供えようと思った。それは何かと尋ねたら、お赤飯とゆであずきだろう。
おじさん一家はお赤飯が好きなので、お赤飯はお義母さんが良く作っていた。蒸し器で蒸す、本格的なものだ。しかし、お姉さんも、くうみんも、作り方を知らない。お義母さんが作ってくれるものと安心していたのだ。今ならPC検索で作り方がわかるかも知れないが、蒸し器もないし。
お赤飯、お店で買ってくればいいかな?安易すぎるかしら?それならもち米を買って作ろうか?いや、もち米は2キロのが一番小さい。でも2キロなんて食べつくすまで何年かかるか?
という訳で、もち米と小豆がセットになったお赤飯セットを使うことにした。作り方は簡単。袋に書いてある通りに、炊飯器で作れる。これなら誰でもうまくできるであろう。

炊く前はこんな感じ
亡くなる3カ月ほど前から、お義父さんは意識がなくなって、病院にいた。ずっと眠っているようだった。そして6年前の3月5日、病院から、「亡くなった」と知らせが届いた。取るものもとりあえず、病院に向かった。
おじさんが呼んだ葬儀屋さんが到着した。みんな病室から出て行ったが、くうみんは立ち位置の関係で葬儀屋さんとともに、部屋に取り残された。すると、葬儀屋さんが、くうみんに声をかけた。
「奥さん、足を持ってください」
「へ」
えっ!私がお義父さんの足を持つの?!しかし、嫌だとも言えずに、葬儀屋さんの指示通り足を持ってベッドからストレッチャーにお父さんの亡骸を移した。
こういうことは嫁がやるより、実の子がするもんなんでないかい?そう思ったが、きっとおじさんはしなかったであろう。くうみん父が亡くなったとき、葬儀屋さんに一緒に持つように言われたとき、おじさんは
「いやですぅ~」
と言っていたもんな。う。おほん。死んだ人のことを悪く言うのはやめよう。
本当は、おじさんがいたら、こんな時はみんなで集まるところなんだけど。
でも私なら、こんな風にひっそりとお義父さんをしのぶのが似合っているだろう。お姉さん達も同じように自宅でお赤飯炊いているかもね。
お義父さん、あなたの好きなお赤飯とゆであずき、どうぞおあがりください。

そうは言っても、後でくうみんが全部平らげるんですけど。
近所の河津桜

きれいだなあ!

名古屋ウイメンズマラソンまで、あと8日。
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40分ジョグ後、200メートルインターバル10本。できるか、こんなの~。
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