ガンの十年生存率 一般には公表していなかったのね
久々にキター!!ガン問題。今までは5年生存率しか一般に発表していなかったそうだが、今回初めて10年生存率が発表されたらしい。
らしい、と言うのもくうみんは乳がんで、他の乳がん患者同様はじめから10年生存率を言われているからだ。新聞の発表によると、乳癌の5年生存率は90%程度、10年生存率は80%ほどで、5年を過ぎても徐々に生存率は下がっていると言う。他のガンは5年を過ぎるとかなり横ばい傾向なのに、乳癌は長い時間をかけて進行するらしい。
乳癌の10年生存率が80%と言ってもこれは2期の数字ではなかったか?
ガンにはステージがあって、1期(初期)、2期a、2期b(かろうじて初期)、3期(局所進行がん)、4期(遠隔転移あり)に分けられ、期が進むごとに生存率は下がっていく。
だから早期発見が重要ですよ、と医者は言うが、4期の生存率が低いのは当然のこと。だって生存すべき10年を、すでに生きてしまっている。統計はこんなバイアスがかかっていることを、ガンになって初めて知った。
4期の生存率は低いが、20年たってもピンシャンしている人もいる。
4期になると慌てて抗がん剤治療や手術を希望する患者が多い。すると数か月後、噂を聞く。
「あの人亡くなったって」
一方、治療拒否している人が元気にしているのも現実に見ている。びんぼっちゃんにまんずさくさん。二人とも元気。どうも治療で死ぬのではないかと、くうみんは睨んでいる。
もちろん医学的根拠はどこにもないが、回りを見ている限りそうなのだよ。私を見なさい。私も治療拒否組だ。
くうみんは2期bで、「10年生存率は80%」と言われた。ふ~ん、いいじゃん、80%なら10八九と言うくらいだから、大体同じ。と思ったが、主治医は
「おめえの場合は再発率が30%もあるんだよ!」
と医師とは思えない乱暴な口利きをして、再手術を勧めてきたのだよ。
その時も、
「再発率が30%?大したことないじゃん。7割は大丈夫なんだから」
と、のん気に構え、結局再手術はしなかった。
その後、検査も面倒なので、抗がん剤治療が終わった後すぐに、
「検査したくないんですけど」
と、主治医に進言。また怒るかな~と思ったら、
「いいですよ」
とやけに物分かり良く認めてくれた。その後ホルモン剤もやめたいと申し出ると、
「いいですよ」
と。
へへへ、ラッキ~!
どうしてあんなに物分かりがよくなったのかと不思議に思っていたが、主治医の奴、くうみんが、そのうち不安になって
「やっぱり検査します!薬も飲みます!」
と泣きついてくると思っていたのかも知れないと、最近になって思いついた。
今、ガン宣告から7年が経過している。あの時は本当に死ぬかと思ったし、平静ではいられなかった。ガン宣告を受けて間のない人の気持ちもよくわかる。
でも大丈夫、明けない夜はない。
検査もホルモン剤もやめると、病気のことを考えなくて済む。これってどんな治療も及ばない治療ではないか。
死ぬかもしれないとか、考えても仕方ないことは考えないで、食事に気を付けたり、適度な運動、十分な睡眠をとるという当たり前の生活が、一番の治療だと信じている。
自分自身、これからどうなるかわからない。でも、それは病気持ちでない人だって同じこと。
だって健康だとばかり思っていたおじさんの方が先に亡くなってしまった。
先に亡くなる者は美しい。残された者は亡くしてしまったものの大きさに戸惑い、泣き狂い、そのうちに諦めの心境になってうつろな心を抱えるだけ。
ガンで生き残ることをガンサバイバーと言う。先に逝くのは私だと思った…それなのに。
これが本当のガンサバイバー、か。

にほんブログ村
らしい、と言うのもくうみんは乳がんで、他の乳がん患者同様はじめから10年生存率を言われているからだ。新聞の発表によると、乳癌の5年生存率は90%程度、10年生存率は80%ほどで、5年を過ぎても徐々に生存率は下がっていると言う。他のガンは5年を過ぎるとかなり横ばい傾向なのに、乳癌は長い時間をかけて進行するらしい。
乳癌の10年生存率が80%と言ってもこれは2期の数字ではなかったか?
ガンにはステージがあって、1期(初期)、2期a、2期b(かろうじて初期)、3期(局所進行がん)、4期(遠隔転移あり)に分けられ、期が進むごとに生存率は下がっていく。
だから早期発見が重要ですよ、と医者は言うが、4期の生存率が低いのは当然のこと。だって生存すべき10年を、すでに生きてしまっている。統計はこんなバイアスがかかっていることを、ガンになって初めて知った。
4期の生存率は低いが、20年たってもピンシャンしている人もいる。
4期になると慌てて抗がん剤治療や手術を希望する患者が多い。すると数か月後、噂を聞く。
「あの人亡くなったって」
一方、治療拒否している人が元気にしているのも現実に見ている。びんぼっちゃんにまんずさくさん。二人とも元気。どうも治療で死ぬのではないかと、くうみんは睨んでいる。
もちろん医学的根拠はどこにもないが、回りを見ている限りそうなのだよ。私を見なさい。私も治療拒否組だ。
くうみんは2期bで、「10年生存率は80%」と言われた。ふ~ん、いいじゃん、80%なら10八九と言うくらいだから、大体同じ。と思ったが、主治医は
「おめえの場合は再発率が30%もあるんだよ!」
と医師とは思えない乱暴な口利きをして、再手術を勧めてきたのだよ。
その時も、
「再発率が30%?大したことないじゃん。7割は大丈夫なんだから」
と、のん気に構え、結局再手術はしなかった。
その後、検査も面倒なので、抗がん剤治療が終わった後すぐに、
「検査したくないんですけど」
と、主治医に進言。また怒るかな~と思ったら、
「いいですよ」
とやけに物分かり良く認めてくれた。その後ホルモン剤もやめたいと申し出ると、
「いいですよ」
と。
へへへ、ラッキ~!
どうしてあんなに物分かりがよくなったのかと不思議に思っていたが、主治医の奴、くうみんが、そのうち不安になって
「やっぱり検査します!薬も飲みます!」
と泣きついてくると思っていたのかも知れないと、最近になって思いついた。
今、ガン宣告から7年が経過している。あの時は本当に死ぬかと思ったし、平静ではいられなかった。ガン宣告を受けて間のない人の気持ちもよくわかる。
でも大丈夫、明けない夜はない。
検査もホルモン剤もやめると、病気のことを考えなくて済む。これってどんな治療も及ばない治療ではないか。
死ぬかもしれないとか、考えても仕方ないことは考えないで、食事に気を付けたり、適度な運動、十分な睡眠をとるという当たり前の生活が、一番の治療だと信じている。
自分自身、これからどうなるかわからない。でも、それは病気持ちでない人だって同じこと。
だって健康だとばかり思っていたおじさんの方が先に亡くなってしまった。
先に亡くなる者は美しい。残された者は亡くしてしまったものの大きさに戸惑い、泣き狂い、そのうちに諦めの心境になってうつろな心を抱えるだけ。
ガンで生き残ることをガンサバイバーと言う。先に逝くのは私だと思った…それなのに。
これが本当のガンサバイバー、か。


にほんブログ村
スポンサーサイト