旅の情報 そして長崎よさらば
そして何より長崎では原爆の恐ろしさ悲惨さ、核の平和利用についての疑問。
軍艦島での人々の豊かな暮らしと、大正時代のものとは思えない近代的な建物、廃墟…
軍艦島は特にお勧め。 軍艦島にくうみんは滝廉太郎の「荒城の月」を思い浮かべた。
軍艦島へのツアーは、5つの会社から出ている。
くうみんの選んだのは「軍監島クルーズ」と言うモロそのものの名前の会社だ。なぜここを選んだかと言うと一番安かったからだ。
軍艦島クルーズ 3100円
やまさ開運 4200円
軍艦島コンシュルジュ 3600円
(株)シーマン商会 3900円
馬場広徳 1~4名 一隻24000円
5~7名 5250円
8~14名 4200円
15~20名 3150円
チャーター 63000円
それぞれ300円の上陸料が別途かかる。
安いが一番、そして唯一途中の伊王島に立ち寄ると言うので選んだ。結果的にかなり満足したが、他の会社もそれぞれ特徴があって全部同じと言う訳ではないのでホームページで好みのものを選ぶことをお勧めする。
帰りの飛行機は10時55分発羽田行き。チケットは家のプリンターでプリントアウトしただけのもので初めて使うときは、こんなんでいいのか不安になったものだ。
ドーミーイン近くのバス停、長崎新地から長崎空港までは35分ほどらしいので、9時24分発のバスで行くことにした。
以前は国内線は出発の1時間前には空港でチェックインするように言われたものだが、今は15分前にチェックインするようにと言われる。しかし、ドンくさいおじさんとくうみんなので時間は十分に取っておかないと。
長崎バスターミナルホテルのロビーは待合室として使える。行くとそこには、券売機があった。長崎空港までは片道800円だが、この券売機には「往復チケット」と言うのがあって、往復に限らず二人で使ってもいいと書いてある。
「一人800円の所、往復なら600円!」
「すげ~割引だ!」
迷わず往復チケットを購入した。券面には800円と書いてある。当たり前だが車内で現金で買ったら800円かかる。これはお得。


長崎バスは大盤振舞
さて、今度は荷物を預けるのだが、くうみん達には懸念があった。
また、空港内、飛行機内でビール及びワインを飲もうと目論んでいたのだが、ペットボトルのワインは栓が開いている。これを機内に持ち込みできるのであろうか。
荷物預けのお姉さんに聞くと、
「中身の検査を受ければ大丈夫です」
と言うので、缶ビールとワイン、そしてペットボトルのお茶を持ち込んだ。
手荷物検査の時、ペットボトルを見せるようにあかりのお兄さんが言って来た。まずお茶のペットボトル。これは栓が開いていないのでそのままオッケー。
栓の開いたワインのペットボトルは、何やら機械にかざしてから、
「はい、いいです」
「何を調べたんだろうね」
今後の持ち込みに備えて、係の人が手すきの時を狙って聞いてみた。
「危険物かどうかを調べるんです」
「へえ」
後学のために、とさらに聞いてみた。
「危険物とはどういったものですか?」
「ガソリンなどですね。あと、アルコール70%以上の強いお酒もNGです」
アルコール度数70%…普通に飲む酒にはあり得ない度数だ。そうか、これから安心して持ち込みができる!ヤッホー!!
この後、長崎空港では、街中のダイエーで買ったサンドイッチをつまみに一杯やるおじさんとくうみんの姿があった。

この飛行機で帰る
さらば長崎。さらば九州の心優しき人々。
そしてさらば、大盤振る舞いの長崎バス。
最後に「荒城の月」を軍艦島と、島に住んでいた方々に捧げます。
1.春高楼(かうろう・こうろう)の花の宴(えん) 巡る盃(さかづき)影さして
千代の松が枝(え)分け出(い) でし 昔の光今いづこ
2.秋陣営の霜の色 鳴きゆく雁(かり)の数見せて
植うる剣(つるぎ)に照り沿ひし 昔の光今いづこ
3.今荒城の夜半(よは・よわ)の月 変はらぬ光誰(た)がためぞ
垣に残るはただ葛(かずら) 松に歌ふ(うとう)はただ嵐
4.天上影は変はらねど 栄枯(えいこ)は移る世の姿
映さんとてか今も尚 ああ荒城の夜半の月
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