ゆく年を思う 藪の中、伏魔殿、そして身の回りの出来事
世間ではいろいろあった。今年はSTAP細胞に始まり、STAP細胞に終わった年のように思う。
ちなみに
ES細胞 胚盤胞を用いて作る万能細胞 受精卵を必要するために倫理上問題がある。
iPS細胞 ある細胞に特定の遺伝子を導入すると万能細胞になる。
STAP細胞 ある動物細胞に外部刺激を与えることにより、分化多能性を持たせることができる。
解説リンク
とうとうstap細胞は作成できなかった。作成したのはES細胞であったことがほぼ確実だという。小保方さんはできるということをひたすら信じてこの数か月実験し続けたという。
確実なことはそれだけで、それなら誰がES細胞を混入させたのか。これをうやむやにしてしまうのはなぜか?今の所小保方さんが罪をすべて背負う形になっているけれど、陰で舌を出している人間がいるのは確実だとくうみんは睨んでいる。
「小保方さんに嫉妬したパートのおばちゃんが、マウスの受精卵をシャーレに入れた」と言うくうみんの推理も、当たっていたような気がする。(でもないか)
くうみんの推理を書いた記事
すべては藪の中。
最近で興味を引いたのは群馬大学の肝臓手術のこと。先端医療である腹腔鏡手術で、異常に多い死亡率が見られた。
危険性などの重要な説明もされていない人もいたと聞くが、患者と言うのは主治医を信じ切っているから、「先生に任せれば安心。それに超有名な病院だし」と思うものだ。
亡くなった方だけではなく、死なずに済んだ人も、その後の体調不良に悩ませられるのではないかと危惧する。
患者の身になっていない医療は思った以上に多い。
くうみんの癌友で治験を受けた人がいる。ある種の乳がん(ハウツー陽性)に効果があり、癌細胞のみを攻撃する。副作用はゲリピーになる程度でほとんどないとの説明だったそうだ。
しかし実際は、ゲリピーにはならず、味覚障害が出て味が判らなくなったと。それを担当医師に報告したら、
「そんなはずはない」
と一蹴されたと。
その副作用は後日、他の医師に訴えたら、
「それを調べるのが治験だろう!!」
と言ってくれて、レポートに書いてもらったそうだが、重篤な副作用があっても、
「そんなはずはない」
その一言で終わりになって、世に出されるがん治療薬は多いのではないかと思う。医師に意見できる患者は少ない。
治験は、新薬を開発するとまず最初に動物実験、次に健康な人、次に患者と言う順番でするのだが、がん治療薬の場合は、健康な人は飛ばして行われる。副作用が強すぎる(ああオソロ)からだ。
そんなこんなで治療拒否、医者嫌いくうみんとなった。
病院はくうみんにとって白い巨塔、伏魔殿でもある。
さて、個人的には今年は寄る年波を感じてしまった年である。老いへの焦り、体力的にも見た目でも自覚する。
何人かとの別れがあった。もう切れて万歳な縁もあれば、ちょっと待ってよな縁もある。でもこの世の出来事は皆必然。偶然はない。
切れて万歳なあなた、私の知らない所で幸せになってくれ。でも、もう来ないでね。
ちょっと待ってよなあなた、幸多かれと祈ります。縁(必然)があれば、また会う日も来ると信じています。
そう言えば今年はどうもパッとしない日々が続いたので、川崎大使に厄除けに行ったんだっけ。出雲大社にもお参りに行ったな。
今度の初もうでは近所の神社にしよう。開運は近いところを大事にするのが基本だというから。
そうね、遠くのイケメンより、近くのおじさん。
それではみなさん、良いお年を。

正月用に花活けた。
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