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先祖供養始めました

 この数日、忙しい日々を送った。22日はくうみん家の総供養をすることになった。今まで法事らしいものは何もしていない。くうみん父のなくなった時でさえ、直葬、焼くだけだった。

 納骨堂に納めるときにはそこの僧侶にお経をあげてもらったものの、その後は何もしていない。
 近いので、時々ランニングのついでに線香持って行くことはあったが、その程度。
 まるで子供が金魚の墓に手を合わせるようなお参りをしてきた。

 信心なんてしていないが、父の新盆の時、やらないつもりでいたら、押入れの中を見ると見慣れない紙袋を発見、なんだろうと思って見たら「お盆セット」が出てきたと言う経験から、やっぱり少しはしなければ…と思うようになった。

 ブロ友の照玉師は
「先祖の総供養を家のお寺さんに頼むといいわ」
 と言うが、くうみんは親戚なんかほとんど見たことない。父は変わり者だったので親戚付き合いなんかなかった。

 父が死んだとき、墓守をしていると言うおばに、「うちは天台宗よ」とだけ教えられた。
 
 本当ならそのお寺さんに総供養を頼むべきなのだろうが、一度も行ったことのない寺より、宗派は違っても知っている僧侶の方がいいと、照玉師にお願いすることにした。

 本当は戒名で供養するらしいが、親せきの戒名なんか知らないし、父も戒名はない。俗名での供養となった。先祖の名前は以前、家系図を作ったので判る。

 家系図を作るため、原戸籍を取り寄せたが、その時くうみん父方爺さんは4回も結婚しているのを知った。そしてくうみんは叫んだ。
「お前は皇帝か~~~~!」

 当日はおじさんとくうみんだけの出席。くうみんにもきょうだいがいない訳ではないが、あまり縁がない。
 しばし雑談したのち、供養に入った。

 しかし、照玉師、名字を間違っている!くうみんの生まれた家の苗字は普通の読み方とちょっと違う。例えば、「堀田」と言っても、「ホッタ」と読む場合と、「ホリタ」と読む場合がある。

 どうしようか迷ったが、お経が途切れたときに、思い切って言った。
「あの、照玉師、名字の読み方違っています」
 照玉師は一瞬沈黙、
「コホン、失礼」
 それからは正しい読み方に。

 照玉師はその3日前の19日、何かに憑かれている人の除霊のお手伝いをしたとのことで、かなり体力を消耗したと言う。その後の供養だったけれど、なかなかに迫力のある供養だった。

「くうみん家、死霊生霊すべての霊、成仏すれば極楽に行くこと、この照玉が約束する。成仏せねば、この照玉が地獄に落とすぞ」

 一般人はこんなこと怖くて言えない。ドジ霊能師などと、くうみんはからかっているが、実はたいしたものだ。坊さんと言うのは偉いのだ。

 総供養が終わって、近くの和食の店に。「イセエビとヒラメの姿造りコース」を予約していたのだが、誰かの手違いがあったらしく、食材の用意がない。
 女将さんが
「何やってんだよ!!」
 と、すごい剣幕で怒っていた。

 代わりにサイズの大きなイセエビにしてくれて、ヒラメは昆布じめに変更、ハモの湯引き一品サービスしてくれることになった。
 酒の飲めない照玉師はオールフリーを注文、おじさんくうみんは瓶ビール。

「照玉師、どうぞお召し上がりください」
「まあ、すごいごちそうねえ」
「照玉師への御礼兼、私の一億数十歳の誕生祝です」
「まあ、おめでとう。細かく言うといくつになったのかしら?」

 つまらんことは気にせんでええ…

 3人ともがつがつと食べたので写真はない。

総供養
 供養の卒塔婆 先祖の皆様、ささやかですがくうみんからの贈り物です。

美魔女会
 土曜日はブログ仲間の美魔女会があった。 ここでもくうみんの誕生祝をした。

 予約の時、くうみんの誕生祝いだと言ったら、お店がでっかいパフェをサービスしてくれた。これはくうみんが独り占め…したのではなく、3人で仲良く食べた。
 すごいデカかったので、半分ほど各自取った後は早い者勝ちに。

 各々目で相手をけん制する攻防戦となった。

 そして、土曜日の夜。

 夜の蝶1
 洗濯物を干していると、ベランダに何か居るのを発見した。アゲハ蝶だ。夜の蝶と言えば普通蛾のことを言うけれど、これは正真正銘、夜のアゲハ蝶。寝ているのか、逃げない。こんなことは初めてだ。もっとも、蝶だって夜はどこかで休むんだろう。

 死んだ人の霊は蝶になって天に召されると聞いたことがある。

 これは先祖の霊であろうか。

夜の蝶2 


 

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 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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