角盈男さん、重粒子線治療をするって?まず疑ってかかるくうみんの考え
かつて巨人軍で活躍していた角さんが前立腺がんを患っているとカミングアウトしたそうですね。
お医者さんの言うには、4段階のうち3段階と言うことで、これはⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期のうちの、Ⅲ期で、局所で進行している状態であると言うことです。
その治療法は先端医療の重粒子線治療を選択すると言うことだ。懐かしい。重粒子線。
実はくうみんも乳癌の重粒子線治療を考えたことがある。
部分切除を終えたものの、取り残しありの強陽性、全摘の再手術を勧告された。全摘はどうしても嫌だったくうみんは、主治医のカミナリどんどこ落ちる中、先に抗がん剤治療をすると言う、してはならない選択をしたのであった。
病んだちちと抗がん剤によってハゲた頭を抱えて、今後どうすればちちを取らずに済むか、画策していたのだが、そこに喜ばしい知らせが来た。
「重粒子線治療と言うのがあるわよ」
教えてくれたのは同じフィットネスクラブに通うおばちゃん仲間だ。関東では、千葉大附属病院と群馬大附属病院で行っているらしい。
角さんも300万円と言う金額を言われたらしいが、5年前調べたときも300万円と言われた。これに検査代や、交通費を入れるともっとかかるだろう。
しかし、お金とちちを秤にかけりゃ、ちちが重たいくうみんの世界。
家に、ある程度の貯金がない訳ではないが、300万円は大金だ。
くうみんは癌治療費返済計画を立てた。治療が終わったら、パートに出て一年に100万円稼ぐ。それを3年間すれば。
これだ!これで返済できる!う~ん、あまりにもアバウト。
くうみんが通うとしたら千葉大の方が良かろう。さっそくホームページで申し込み方を調べ、こちらの言うべきことをノートに書きだした。
問い合わせしているのは本人であるかどうか。→ 本人です。
患者の年齢、性別。→ 一億歳、女性
病名、進行度合い→ Ⅱ期b リンパ節転移1
全身状態 → 良好
これまでの治療経過と治療法について今の主治医からどのように説明されているか→ こうなってああなってそんでもって、再手術しないとぼくちゃん主治医降りる!って言ってます、と。
さあ!聞いてみよう。電話しよう。ぴ ぽ ぱ。ドキドキしながら電話すると、女性の声が応えた。
「はい、重粒子線医科学センターです」
くうみんは傍らにノートを開いて、質問されたことを正確に応えようとした。
「あ、あのぉ、重粒子線治療を受けたいのですが」
女性は滑らかな口調で言った。
「どのような病気ですか?」
癌です、とと…乳癌と言わなきゃ。
「えっと、乳癌です」
女性は若干申し訳なさそうに言った。
「「恐れ入ります、乳癌は適用外です」
「へ?あ、そうですか、どうも~」
一大決心をして電話したのに、これで終わってしまった。
その日、フィットネスクラブに行くと、教えてくれたおばちゃんが
「聞いてみた?」
と早速来た。
「ダメ、適応外だって」
おばちゃんは納得できないようで、
「そんなはずないわよ!群馬大の方に聞いてみればいい」
とまで言うが、ダメなものはダメなのだった。
先端医療と言うのは適応が大変せばめられていることが多い。
まあ、その中で適応になると言うのは喜ばしいことだが、今考えると果たして重粒子線治療と言うのはそんなにいいものなのか疑問に思っている。
癌治療と言うのは標準治療と言われているものでさえも実験台のようなところがある。
重粒子線治療も、5年前からあって、未だ標準治療になっていないと言うのはやはり保険診療に踏み切れない何かがあるのではないか。
おじさんはかかりつけの医者に前立腺検査を勧められたが、断ったそうだ。先生も、判ってくれて、
「がん治療はしない考えなんですね。そう言う人、最近増えています」
と。
今は癌を治療しない選択と言うのも出てきた。
古くは丸山ワクチン、近くは食べ物でガンを治すとかあるが、これも要するに抗がん剤や、ホルモン剤のような、いわゆる普通の治療をしなかったのが、いい結果を招いたのではないか?とくうみんは思っている。
くうみんもこのブログで繰り返し、しつこく言ってきた。抗がん剤治療の奏効率は25%から30%程度。これは100人のうち、抗がん剤治療が有効なのは25人から30人程度、あとの70人から75人は副作用、後遺症に悩むだけと言う意味だ。
つい最近認可された子宮頸がんワクチンも全身の倦怠感、激痛、そして頭の働きが悪くなって認知症のような状態になると言う恐ろしい副作用が報告されるようになった。ブロ友、キャロリンさんはそんな問題を社会に問うている。
子宮頸がんワクチンの副作用を訴えるキャロリンさんのブログ
26日は病院に行ってきた。治療拒否しているのになぜ病院に行くのかと言うと、抗がん剤、ホルモン剤の後遺症を抑えるための漢方薬を貰いに行っているからだ。
抗がん剤は4年前、ホルモン剤は3年も前にやめたのに、未だ後遺症が出ている。そう言えば10年前の抗がん剤の後遺症で悩んでいる女性もいた。
おじさんが癌になっても私は西洋医学的な治療を勧めない。
抗がん剤は効くかどうかわからないのに、危険性だけは証明済みのとんでもない代物。
それでは5年前にくうみんが、再手術勧告された時の正しい対応の仕方と言うのはどんなものであったのか?正しいかどうかは判らぬが、一番いいと思うのは…脱走すること。
再手術勧告され、ちち取り手術を受け入れる決心をしたくうみん。
「明日は手術ですからね。ここを切ってああなってこうなって、これですっきりなくなりますからね、大丈夫」
説明を受けてすっかり怖くなったくうみんは、脱走を計画。夜はまんじりともせず寝たふり、早朝脱走決行。
病院に来るとき着てきたTシャツと、履いてきたスポーツタイプのシューズ、寒い時用のスパッツと言う格好で、病院の通用口から脱出する。
守衛さんも、こんな恰好ではまさか患者だと思わず、手を振ってくれる。財布、その他の貴重品は、背中のリュックに。
朝日の中、ひたすら逃げる、逃げ足の速いおばさん。
主治医が手術着に着替えて病室を訪れると、病室は大騒ぎ。
「先生、患者がいません!」
その後、病院はあきれて破門を言い渡す。
結果、全摘手術、抗がん剤、放射線、ホルモン剤、すべてしないことに。
こういう展開、できればよかったんだけどねえ。
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お医者さんの言うには、4段階のうち3段階と言うことで、これはⅠ期、Ⅱ期、Ⅲ期、Ⅳ期のうちの、Ⅲ期で、局所で進行している状態であると言うことです。
その治療法は先端医療の重粒子線治療を選択すると言うことだ。懐かしい。重粒子線。
実はくうみんも乳癌の重粒子線治療を考えたことがある。
部分切除を終えたものの、取り残しありの強陽性、全摘の再手術を勧告された。全摘はどうしても嫌だったくうみんは、主治医のカミナリどんどこ落ちる中、先に抗がん剤治療をすると言う、してはならない選択をしたのであった。
病んだちちと抗がん剤によってハゲた頭を抱えて、今後どうすればちちを取らずに済むか、画策していたのだが、そこに喜ばしい知らせが来た。
「重粒子線治療と言うのがあるわよ」
教えてくれたのは同じフィットネスクラブに通うおばちゃん仲間だ。関東では、千葉大附属病院と群馬大附属病院で行っているらしい。
角さんも300万円と言う金額を言われたらしいが、5年前調べたときも300万円と言われた。これに検査代や、交通費を入れるともっとかかるだろう。
しかし、お金とちちを秤にかけりゃ、ちちが重たいくうみんの世界。
家に、ある程度の貯金がない訳ではないが、300万円は大金だ。
くうみんは癌治療費返済計画を立てた。治療が終わったら、パートに出て一年に100万円稼ぐ。それを3年間すれば。
これだ!これで返済できる!う~ん、あまりにもアバウト。
くうみんが通うとしたら千葉大の方が良かろう。さっそくホームページで申し込み方を調べ、こちらの言うべきことをノートに書きだした。
問い合わせしているのは本人であるかどうか。→ 本人です。
患者の年齢、性別。→ 一億歳、女性
病名、進行度合い→ Ⅱ期b リンパ節転移1
全身状態 → 良好
これまでの治療経過と治療法について今の主治医からどのように説明されているか→ こうなってああなってそんでもって、再手術しないとぼくちゃん主治医降りる!って言ってます、と。
さあ!聞いてみよう。電話しよう。ぴ ぽ ぱ。ドキドキしながら電話すると、女性の声が応えた。
「はい、重粒子線医科学センターです」
くうみんは傍らにノートを開いて、質問されたことを正確に応えようとした。
「あ、あのぉ、重粒子線治療を受けたいのですが」
女性は滑らかな口調で言った。
「どのような病気ですか?」
癌です、とと…乳癌と言わなきゃ。
「えっと、乳癌です」
女性は若干申し訳なさそうに言った。
「「恐れ入ります、乳癌は適用外です」
「へ?あ、そうですか、どうも~」
一大決心をして電話したのに、これで終わってしまった。
その日、フィットネスクラブに行くと、教えてくれたおばちゃんが
「聞いてみた?」
と早速来た。
「ダメ、適応外だって」
おばちゃんは納得できないようで、
「そんなはずないわよ!群馬大の方に聞いてみればいい」
とまで言うが、ダメなものはダメなのだった。
先端医療と言うのは適応が大変せばめられていることが多い。
まあ、その中で適応になると言うのは喜ばしいことだが、今考えると果たして重粒子線治療と言うのはそんなにいいものなのか疑問に思っている。
癌治療と言うのは標準治療と言われているものでさえも実験台のようなところがある。
重粒子線治療も、5年前からあって、未だ標準治療になっていないと言うのはやはり保険診療に踏み切れない何かがあるのではないか。
おじさんはかかりつけの医者に前立腺検査を勧められたが、断ったそうだ。先生も、判ってくれて、
「がん治療はしない考えなんですね。そう言う人、最近増えています」
と。
今は癌を治療しない選択と言うのも出てきた。
古くは丸山ワクチン、近くは食べ物でガンを治すとかあるが、これも要するに抗がん剤や、ホルモン剤のような、いわゆる普通の治療をしなかったのが、いい結果を招いたのではないか?とくうみんは思っている。
くうみんもこのブログで繰り返し、しつこく言ってきた。抗がん剤治療の奏効率は25%から30%程度。これは100人のうち、抗がん剤治療が有効なのは25人から30人程度、あとの70人から75人は副作用、後遺症に悩むだけと言う意味だ。
つい最近認可された子宮頸がんワクチンも全身の倦怠感、激痛、そして頭の働きが悪くなって認知症のような状態になると言う恐ろしい副作用が報告されるようになった。ブロ友、キャロリンさんはそんな問題を社会に問うている。
子宮頸がんワクチンの副作用を訴えるキャロリンさんのブログ
26日は病院に行ってきた。治療拒否しているのになぜ病院に行くのかと言うと、抗がん剤、ホルモン剤の後遺症を抑えるための漢方薬を貰いに行っているからだ。
抗がん剤は4年前、ホルモン剤は3年も前にやめたのに、未だ後遺症が出ている。そう言えば10年前の抗がん剤の後遺症で悩んでいる女性もいた。
おじさんが癌になっても私は西洋医学的な治療を勧めない。
抗がん剤は効くかどうかわからないのに、危険性だけは証明済みのとんでもない代物。
それでは5年前にくうみんが、再手術勧告された時の正しい対応の仕方と言うのはどんなものであったのか?正しいかどうかは判らぬが、一番いいと思うのは…脱走すること。
再手術勧告され、ちち取り手術を受け入れる決心をしたくうみん。
「明日は手術ですからね。ここを切ってああなってこうなって、これですっきりなくなりますからね、大丈夫」
説明を受けてすっかり怖くなったくうみんは、脱走を計画。夜はまんじりともせず寝たふり、早朝脱走決行。
病院に来るとき着てきたTシャツと、履いてきたスポーツタイプのシューズ、寒い時用のスパッツと言う格好で、病院の通用口から脱出する。
守衛さんも、こんな恰好ではまさか患者だと思わず、手を振ってくれる。財布、その他の貴重品は、背中のリュックに。
朝日の中、ひたすら逃げる、逃げ足の速いおばさん。
主治医が手術着に着替えて病室を訪れると、病室は大騒ぎ。
「先生、患者がいません!」
その後、病院はあきれて破門を言い渡す。
結果、全摘手術、抗がん剤、放射線、ホルモン剤、すべてしないことに。
こういう展開、できればよかったんだけどねえ。
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