ついに見つけた源氏物語・エロの追求者 源の典侍(げんのないしのすけ)
源氏物語にすごいスケベなばあさんの物語があったはずだ。
末摘花を凌ぐすごみのあるばあさんだ。どこであったか?
ずっと探していました。しかし、ついに見つけたのです!
「紅葉賀」の中に出てくる、源の典侍。やった~!!
光源氏君はスケベです。綺麗なお姉ちゃんが好きなのは当たり前。まだ10歳くらいの若紫のことも、いつ食べてしまおうか、舌舐めずりをして、うかがっています。
子供にも欲情する変態です。末摘花というブスにも欲情しました。
そして次は…ばあちゃんです!源氏君、エロの引き出しが多いなあ!
宮中に、大層年いった典侍がいました。家柄も良く上品なのですが、エロの道には未だ執念を燃やしています。
宮中でも、
「あの歳になってねえ…」
「もうやめればいいのに…」
と、噂されていましたが、若い頃から美貌自慢、年取った今でも「自分は美人」と信じて疑いません。
「なんか面白そうじゃん。ちょっと遊んでみようかな」
「ほんとかよ!できるのか!」
何でも食べちゃう源氏君、物は試し、してやったり!
しかし、周りの反応も気になります。
「あんなばあさんと…」
なんだか、すごくかっこ悪いことをしたような気になりました。信念がない男はこんなもの、人の言うことばかりいになります。
やっぱりやめた!次行こう。
そんな源氏君の態度を、源の典侍は、
「ちっきしょ」
と思いますが、どうにもなりません。
しばらく遠ざかっていたのですが、再び見かけることがあったので、も一度からかってやろう、と源氏君のいたずら心が首をもたげました。
「お嬢さんお嬢さん、僕と風流な遊びでもしませんか?」
源の典侍は、色気たっぷりに振り向きます。
「うふん」
(ぶっ!)
源氏くんは内心の動揺を隠して、源の典侍を見つめます。
抜け落ちた前歯、薄くなった白髪頭、シワだらけの顔を派手な扇で隠しています。
この扇に書いてある文句がまたすごい!
森の下草老いぬれば
下草って、おシモの毛のことじゃないか!どへ~!
源氏君が驚くのも気づかず、源の典侍は作詞を披露します。
君来ば手慣れの駒に刈り飼はむさかり過ぎたる下葉なりとも
瀬戸内寂聴さんは次のように訳しています。
あなたがおいでになればお召し馴れの馬のためにくさを刈り、ご馳走します。盛りを過ぎた下草ですが。若くはない私とともに
しかし!くうみん意訳
源氏君、あんたが来てくれるんだったら、お下の毛、見せたろかい!若かね~けどよ!
源氏くんはさすがにクラクラしてきました。露骨だ!露骨過ぎる!やっぱりよそう!できない!
「あ、そうだ!用事を思い出した~!!」
ささっと帰ってしまいました。
立場なくなった源の典侍ですが、振られて泣き崩れるなんてみっともないことはできません。
「ふん、ちょっと遊んでやっただけよ」
美貌は衰えても、プライドは高いのです。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
源氏君のお友達に、、頭の中将という男がいました。この人だって源氏君には及ばないものの、けっこういい男です。
「ばあちゃんか?どんなもんか試してみたい」
そう思って源の典侍に近づいていきました。
源氏君に振られた源の典侍もまた、
「ちょっと遊んでやろうかしら」
と、興味を持ち、
「まあ、こんなもんで妥協してやろうかしら」
今日はこんなもんで許してやる!…乗りで、付き合うことにしました。
月のきれいな晩、頭の中将とデートしながらも、源氏君のことを考える源の典侍でありました。
ホッとため息をつく源の典侍に気づいて、頭の中将が尋ねます。
「どうしたんだ?」
「いいえ、なんでもありませんわ…」
本当に好きなのは、光源氏様、あなたなの…
好きな男の腕の中でも 違う男の夢をみる UhUhUh- AhAhAh- UhUhUh- AhAhAh-
女は灰になるまで。くうみんもおじさんを見送ったら、老いらくの恋をするつもりです。いいな~、こういう女性。
でも源の典侍、この方まだ57、8歳という設定。今、この歳でばあちゃんはないんじゃない?

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末摘花を凌ぐすごみのあるばあさんだ。どこであったか?
ずっと探していました。しかし、ついに見つけたのです!
「紅葉賀」の中に出てくる、源の典侍。やった~!!
光源氏君はスケベです。綺麗なお姉ちゃんが好きなのは当たり前。まだ10歳くらいの若紫のことも、いつ食べてしまおうか、舌舐めずりをして、うかがっています。
子供にも欲情する変態です。末摘花というブスにも欲情しました。
そして次は…ばあちゃんです!源氏君、エロの引き出しが多いなあ!
宮中に、大層年いった典侍がいました。家柄も良く上品なのですが、エロの道には未だ執念を燃やしています。
宮中でも、
「あの歳になってねえ…」
「もうやめればいいのに…」
と、噂されていましたが、若い頃から美貌自慢、年取った今でも「自分は美人」と信じて疑いません。
「なんか面白そうじゃん。ちょっと遊んでみようかな」
「ほんとかよ!できるのか!」
何でも食べちゃう源氏君、物は試し、してやったり!
しかし、周りの反応も気になります。
「あんなばあさんと…」
なんだか、すごくかっこ悪いことをしたような気になりました。信念がない男はこんなもの、人の言うことばかりいになります。
やっぱりやめた!次行こう。
そんな源氏君の態度を、源の典侍は、
「ちっきしょ」
と思いますが、どうにもなりません。
しばらく遠ざかっていたのですが、再び見かけることがあったので、も一度からかってやろう、と源氏君のいたずら心が首をもたげました。
「お嬢さんお嬢さん、僕と風流な遊びでもしませんか?」
源の典侍は、色気たっぷりに振り向きます。
「うふん」
(ぶっ!)
源氏くんは内心の動揺を隠して、源の典侍を見つめます。
抜け落ちた前歯、薄くなった白髪頭、シワだらけの顔を派手な扇で隠しています。
この扇に書いてある文句がまたすごい!
森の下草老いぬれば
下草って、おシモの毛のことじゃないか!どへ~!
源氏君が驚くのも気づかず、源の典侍は作詞を披露します。
君来ば手慣れの駒に刈り飼はむさかり過ぎたる下葉なりとも
瀬戸内寂聴さんは次のように訳しています。
あなたがおいでになればお召し馴れの馬のためにくさを刈り、ご馳走します。盛りを過ぎた下草ですが。若くはない私とともに
しかし!くうみん意訳
源氏君、あんたが来てくれるんだったら、お下の毛、見せたろかい!若かね~けどよ!
源氏くんはさすがにクラクラしてきました。露骨だ!露骨過ぎる!やっぱりよそう!できない!
「あ、そうだ!用事を思い出した~!!」
ささっと帰ってしまいました。
立場なくなった源の典侍ですが、振られて泣き崩れるなんてみっともないことはできません。
「ふん、ちょっと遊んでやっただけよ」
美貌は衰えても、プライドは高いのです。
しかし、捨てる神あれば拾う神あり。
源氏君のお友達に、、頭の中将という男がいました。この人だって源氏君には及ばないものの、けっこういい男です。
「ばあちゃんか?どんなもんか試してみたい」
そう思って源の典侍に近づいていきました。
源氏君に振られた源の典侍もまた、
「ちょっと遊んでやろうかしら」
と、興味を持ち、
「まあ、こんなもんで妥協してやろうかしら」
今日はこんなもんで許してやる!…乗りで、付き合うことにしました。
月のきれいな晩、頭の中将とデートしながらも、源氏君のことを考える源の典侍でありました。
ホッとため息をつく源の典侍に気づいて、頭の中将が尋ねます。
「どうしたんだ?」
「いいえ、なんでもありませんわ…」
本当に好きなのは、光源氏様、あなたなの…
好きな男の腕の中でも 違う男の夢をみる UhUhUh- AhAhAh- UhUhUh- AhAhAh-
女は灰になるまで。くうみんもおじさんを見送ったら、老いらくの恋をするつもりです。いいな~、こういう女性。
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