カツオを求めて西東
「今日はカツオと、グリーンピースのご飯が食べたい」
そう思ったくうみんは、昼ご飯を食べた後、いつものように買い物行脚に出かけました。
まず、若干近場の小さなスーパー「ナンバーワン」を覗くと、小さなカツオが298円です。
「安いなあ。でもこの小ささじゃ、足りないかも、それに油ものってないし…」
それは保留にして次のスーパー「あきんど」に自転車を走らせます。いつも魚はここで買うのですが、カツオがありません。
「仕方ない、次へ行ってみよう」
普段は冷凍食品、カレールーなどの食材を買うスーパー「オッケー」に行くと、かなりいいカツオが480円でした。
「う~ん、でも高いよな、さっきのと比べると」
と言う訳でカツオ以外の食材を買ってスーパー「オッケー」を後にしました。
また小さなスーパー「ナンバーワン」に舞い戻ったくうみんはカツオコーナーに行きました。すると、カツオは一個だけしか残っていません。
「売れ残り…」
カツオは腹身と背身があって、背身の方がおいしいと言われています。売れ残りのこれは当然腹身です。
「なんだ、これならオッケーで買ってくれば良かった。でも、そうだ、高くてもおいしいのがいいから、ヤマガタヤヘ行ってみよう」
スーパーヤマガタヤはくうみんの住んでいるところから一番近いスーパーですが、高いので敬遠しています。しかし、物はいいのです。
「久しぶりにヤマガタヤヘ行って、おいしいのを買って来よう」
くうみんはふたたび「ナンバーワン」を後にすると、ヤマガタヤヘと向かいました。
魚売り場に行って、カツオを見ると、高い!高すぎる!
「一パック980円!」
確かに物はいい。しかし「オッケー」で見たカツオと大して変わらない。いまさら「オッケー」に、戻るのもなんだし、そうだ、反対側の隣駅に、安いスーパーがあったはず。あそこへ行ってみよう!
安いけど、「あきんど」や、「オッケー」には価格競争で負けていた「スーパーS」。
広告を見て、単発で買うことはあっても、レギュラー入りはしていない。
「名誉挽回、ここでレギュラー入りなるかも知れぬ。がんばれよ」
かつおをさがします。ない!やはり駄目だったか~~~!
いや、待て、ここは常設の魚売り場…特売品はあっちのコーナーにあったはず…
くうみんはそう気づくと、特売コーナーに回りました。
「あった~!!」
そこには399円で立派なカツオが…
「ここまで来たかいがあった…」
くうみんは満足そうにうなずくと、なるべく脂の乗ったサクを選んでかごに入れました。
レジのお姉さんが、レジ袋にカツオを入れようとしたので、
「そのままでいいです」
と、買い物かごに入れました。
「恐れ入ります」
「いいえ、おほほほ…」
戦利品のカツオを手に、上機嫌でくうみんは家に帰ってきました。
本当は別の話をするつもりでしたが、あまりにうれしかったので、こっちの話にしました。
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そう思ったくうみんは、昼ご飯を食べた後、いつものように買い物行脚に出かけました。
まず、若干近場の小さなスーパー「ナンバーワン」を覗くと、小さなカツオが298円です。
「安いなあ。でもこの小ささじゃ、足りないかも、それに油ものってないし…」
それは保留にして次のスーパー「あきんど」に自転車を走らせます。いつも魚はここで買うのですが、カツオがありません。
「仕方ない、次へ行ってみよう」
普段は冷凍食品、カレールーなどの食材を買うスーパー「オッケー」に行くと、かなりいいカツオが480円でした。
「う~ん、でも高いよな、さっきのと比べると」
と言う訳でカツオ以外の食材を買ってスーパー「オッケー」を後にしました。
また小さなスーパー「ナンバーワン」に舞い戻ったくうみんはカツオコーナーに行きました。すると、カツオは一個だけしか残っていません。
「売れ残り…」
カツオは腹身と背身があって、背身の方がおいしいと言われています。売れ残りのこれは当然腹身です。
「なんだ、これならオッケーで買ってくれば良かった。でも、そうだ、高くてもおいしいのがいいから、ヤマガタヤヘ行ってみよう」
スーパーヤマガタヤはくうみんの住んでいるところから一番近いスーパーですが、高いので敬遠しています。しかし、物はいいのです。
「久しぶりにヤマガタヤヘ行って、おいしいのを買って来よう」
くうみんはふたたび「ナンバーワン」を後にすると、ヤマガタヤヘと向かいました。
魚売り場に行って、カツオを見ると、高い!高すぎる!
「一パック980円!」
確かに物はいい。しかし「オッケー」で見たカツオと大して変わらない。いまさら「オッケー」に、戻るのもなんだし、そうだ、反対側の隣駅に、安いスーパーがあったはず。あそこへ行ってみよう!
安いけど、「あきんど」や、「オッケー」には価格競争で負けていた「スーパーS」。
広告を見て、単発で買うことはあっても、レギュラー入りはしていない。
「名誉挽回、ここでレギュラー入りなるかも知れぬ。がんばれよ」
かつおをさがします。ない!やはり駄目だったか~~~!
いや、待て、ここは常設の魚売り場…特売品はあっちのコーナーにあったはず…
くうみんはそう気づくと、特売コーナーに回りました。
「あった~!!」
そこには399円で立派なカツオが…
「ここまで来たかいがあった…」
くうみんは満足そうにうなずくと、なるべく脂の乗ったサクを選んでかごに入れました。
レジのお姉さんが、レジ袋にカツオを入れようとしたので、
「そのままでいいです」
と、買い物かごに入れました。
「恐れ入ります」
「いいえ、おほほほ…」
戦利品のカツオを手に、上機嫌でくうみんは家に帰ってきました。
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