最近またフラメンコが流行ってきたらしい
先日テレビで見たのですが、
「フラメンコが静かなブーム」
だそうです。「静かなブーム」と言うのは全然ブームじゃないという印象ですが、フラメンコはかっこいいですね。
そして体のシェイプにも効くと言うふれこみですが、姿勢は良くなるかもです。これだけで痩せると言うのはちょっと…
フラメンコには日本舞踊のような静ではなく、動の美しさがあります。パルマ(手拍子)も楽器、サパテアード(足踏み)も楽器…なぜこんなことを知っているのかと言うと、今を去る10数年前に、習ったことがあるのです。
その当時はもう結婚していましたが、おじさんは仕事や勉強に忙しく、くうみんは会社帰りに一人で出身大学の近くのスナックに一杯やりに行くことがありました。
旦那が必死で働いていると言うのに思えば能天気でしたが、くうみんがつまらない思いをしたって、おじさんが早く帰ってくる訳じゃなし。
そこで良くT君に会いました。みんなひとりで来るので、お客通しで良く話します。T君はくうみんにあうといつも挨拶は、
「相変わらず逞しいわね~」
と、言います。そのT君が、フラメンコを習い始めたと言うではありませんか。
「あたしも習いたい!今度見学に連れてって!」
「いいわよ~。待ち合わせは最寄りの駅でいいかしらね」
T君は、おかまではないのですがいつも女言葉を使っていました。背は低く、ごっつい人でした。この人も、とてもフラメンコのイメージではありません。人は自分にないものを求めるのでしょうか。
次のレッスンの時に連れて行ってもらい、さっそく入会しました。くうみんの頭の中にさっそうと踊る自分の姿が浮かびます。
くるり!くるり!ばたばたばた~~~!オレ~!
ああいいなあ、あんなふうに踊れるようになれたら。いいなあ。
しかし現実は厳しい。いい加減にやっているようで、あのすべての動作は決まっているのです。
T君とくうみんは一番の落ちこぼれでした。あまりにもできないので、T君と一緒に先生に特別レッスンをお願いしました。
特別レッスンは1時間ですが、場所も借りなくてはならないし、ギターの人も頼むので、一人だと高くつきます。
「これで少しでもうまくなるといいね」
そう話し合いながら、レッスンに臨みます。
ギタースタート!
「じゃかじゃかじゃん!じゃんじゃん!」
「ちょっと!あなた達!」
ギターが一小節も続かないうちに先生の待ったがかかります。こっちもあせりますが、先生も大変な様子です。
先生は自分でも踊って見せて、
「ウン、ドス、トレス」
と、熱心に教えてくれます。。でも、できない!できないのです!
先生は、
「あなた方は…私がこんなに一生懸命教えているのに…」
と言って、泣いて出て行ってしまいました。
「ちょっと、先生泣いちゃったわよ」
泣いて出て言った先生はしばらくして戻ってきました。ギターの人も、演奏するとすぐに待ったがかかって、ストレスだっただろうなあ。
そんなこんなで、非常にレベルの低い段階でやめてしまいました。こんなにできの悪い生徒はなかなかいないと思います。
衣装は先生の使っていたものを安く譲ってもらいました。安いと言っても5万円くらいしました。靴も買わなきゃならないし、レッスン代に交通費…習い事はお金がかかります。
どケチくうみんは、やはり道端を走るのが似合っているようです。
でも、どうでしょうか。くうみんの雄姿!

激しいけいこを繰り返し、やっと踊れるようになったくうみん
ムイビエン!(素晴らしい!)
クリックいただければ幸いです。

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「フラメンコが静かなブーム」
だそうです。「静かなブーム」と言うのは全然ブームじゃないという印象ですが、フラメンコはかっこいいですね。
そして体のシェイプにも効くと言うふれこみですが、姿勢は良くなるかもです。これだけで痩せると言うのはちょっと…
フラメンコには日本舞踊のような静ではなく、動の美しさがあります。パルマ(手拍子)も楽器、サパテアード(足踏み)も楽器…なぜこんなことを知っているのかと言うと、今を去る10数年前に、習ったことがあるのです。
その当時はもう結婚していましたが、おじさんは仕事や勉強に忙しく、くうみんは会社帰りに一人で出身大学の近くのスナックに一杯やりに行くことがありました。
旦那が必死で働いていると言うのに思えば能天気でしたが、くうみんがつまらない思いをしたって、おじさんが早く帰ってくる訳じゃなし。
そこで良くT君に会いました。みんなひとりで来るので、お客通しで良く話します。T君はくうみんにあうといつも挨拶は、
「相変わらず逞しいわね~」
と、言います。そのT君が、フラメンコを習い始めたと言うではありませんか。
「あたしも習いたい!今度見学に連れてって!」
「いいわよ~。待ち合わせは最寄りの駅でいいかしらね」
T君は、おかまではないのですがいつも女言葉を使っていました。背は低く、ごっつい人でした。この人も、とてもフラメンコのイメージではありません。人は自分にないものを求めるのでしょうか。
次のレッスンの時に連れて行ってもらい、さっそく入会しました。くうみんの頭の中にさっそうと踊る自分の姿が浮かびます。
くるり!くるり!ばたばたばた~~~!オレ~!
ああいいなあ、あんなふうに踊れるようになれたら。いいなあ。
しかし現実は厳しい。いい加減にやっているようで、あのすべての動作は決まっているのです。
T君とくうみんは一番の落ちこぼれでした。あまりにもできないので、T君と一緒に先生に特別レッスンをお願いしました。
特別レッスンは1時間ですが、場所も借りなくてはならないし、ギターの人も頼むので、一人だと高くつきます。
「これで少しでもうまくなるといいね」
そう話し合いながら、レッスンに臨みます。
ギタースタート!
「じゃかじゃかじゃん!じゃんじゃん!」
「ちょっと!あなた達!」
ギターが一小節も続かないうちに先生の待ったがかかります。こっちもあせりますが、先生も大変な様子です。
先生は自分でも踊って見せて、
「ウン、ドス、トレス」
と、熱心に教えてくれます。。でも、できない!できないのです!
先生は、
「あなた方は…私がこんなに一生懸命教えているのに…」
と言って、泣いて出て行ってしまいました。
「ちょっと、先生泣いちゃったわよ」
泣いて出て言った先生はしばらくして戻ってきました。ギターの人も、演奏するとすぐに待ったがかかって、ストレスだっただろうなあ。
そんなこんなで、非常にレベルの低い段階でやめてしまいました。こんなにできの悪い生徒はなかなかいないと思います。
衣装は先生の使っていたものを安く譲ってもらいました。安いと言っても5万円くらいしました。靴も買わなきゃならないし、レッスン代に交通費…習い事はお金がかかります。
どケチくうみんは、やはり道端を走るのが似合っているようです。
でも、どうでしょうか。くうみんの雄姿!

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