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病気はいつ治る?10年なんて待てないわ!

 その昔、若き日のくうみんは、ある私立の高校に入学しました。本当はお金のかからない公立に行きたかったのですが、成績が悪かったので、ここしか行くことができなかったのです。(おほほ)

 学校の先生って、事なかれ主義の人が多くて、つまらない人が多くありません?体育の先生にはひどい目にあわされたし…でも、そこの先生は私立だからでしょうか、ユニークで思い出に残る先生が多かったです。

 社会科の先生が言いました。
「お前ら、今昔物語って面白いぞ。エッチな話がいっぱい載ってるぞ」
 当時くうみんはそういうことに興味津々。えっ、どうなっているのかしら!くうみんは学校の図書館によく行くようになりました。そして
「古典の好きなくうみんさん」
 いっちょ上がりです。奥ゆかしい古語で、淡々と書かれたスケベは、なかなかいい味出しています。興味があればどうぞ。高校生なら古典の成績もよくなるでしょう。

 さて。キリスト教のプロテスタントの学校だったので、牧師さんが宗教の先生です。その時教えてもらったこと、今も憶えています。

 キリストが触ると、目の見えない人は目が見えるようになり、歩けない人は歩けるようになり、病気の人は病気が治ったと、聖書に書いていあります。

「目が見えない、あるいは歩けない、病気である、これらのことは人の気持ちを憂い、悲しみでいっぱいにします。
 しかし、キリストに会ったおかげで、その憂い、悲しみがなくなるのです。そのことを以って、目が見えるようになった、歩けるようになった、病気が治ったと言っているのです。
 だから本当に目が見えるようになったとか、病気が治ったと言うのではありません。病気であるが故の憂い、悲しみがなくなるのです。」
 そのようにおっしゃっておられた。

 なんだつまらない、そういうことなのか。 
 その時はそう思って、以来ずっとずっと心の中に思い出すでもなく、忘れるでもなく、ふわふわと漂っていました。
 今になってああ、これは、と思いました。今のくうみんは、病気に怯えているでしょうか?いえ、別に。病気だからと言って憂いもありません。
 
 10年経過でやっと卒業?違う違う。憂い、悲しみがなくなった時がこの病気の卒業。そうか、それならくうみんはもう治っている。

 ただ手荒れはなんとかしたい。


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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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