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スマホを売り飛ばそうとしたら 

 また母から呼び出しがあった。
「今度、新しいガラケーの説明をしてもらうから、一緒に来て欲しいの」
 へ~、へ~、わかりました、行きますよ。
「それじゃ、9時半にお店に来て」
「うん、わかった」

 5Gのスマホを通販で買ったのはいいが、その翌日にはギブアップ、近くのショップに行って「簡単スマホ」を提案されたが、これも使えず、結局ガラケーに逆戻り。

 という訳で、店舗での説明に付き合うことになった。
 ガラケーも機種が変わったので、ボタンの位置が違って、わからないらしい。今度はそんなに時間もかからないだろう。11時にならないうちに終わりになって、昼食には早いけど、昼ごはん食べて帰るか。など考えていたのだが。

 店に行くと、もう、母がいた。カウンターの向こうに、若くてかっこいいお兄さんがいた。この人が簡単スマホの説明をしてくれた人なんだろう。目の下にクマ作って、大変だっただろうなあ。

 早速練習に入った。
 電話をかける。切る。受ける。
 このことを練習するのに、やはり多大な時間がかかったのは言うまでもないが、ガラケーなのでそこそこできるようになった。
 まあ、いいでしょう、ということになった時、母は2台のスマホを出した。
「これ、捨てて欲しいの」
 一台は、ジャパネットで買った5Gのスマホ。もう1台はここで買った簡単スマホ。この簡単スマホはキャンペーンで無料だったそうだ。
 お兄さんはこう提案した。
「簡単スマホは取って置いたらどうですか?使うこともあるかも知れないし。5Gの方は、買い取ってもらえばいいんじゃないですか」

 そうね、簡単スマホの方は、取っておいた方がいいかも。母がスマホに手を出すのはこれで2度目。1度目で使うことができなかったくせに、「もうちょっと頑張ればできたかも」と、また勝手に手を出して自滅。2度あることは3度あるっていうし。
「そうね、これはまた、スマホが欲しくなった時のために取っておくことにしよう」

 最新型の5Gのスマホは、売ることにして、買い取りの窓口で聞いたのだが、やはりこれ、これから月々お金を払うことになっているという。
「この支払が終わらないと、売却できません」

 なによ!!お金は払わなくていい、なんて母の勘違いだったんだ!!やっぱりね~。世の中、そんなに甘くない。

 母の家に帰ってから、ジャパネットに電話した。
 先日買ったスマホだが、やはり使いこなせないので、売却することにした。つきましては、月々支払うことになっているが、一括で支払いたい。そうすれば売却が早くできるので。
 オペレーターのお姉さんは、聞いてきた。
「いつお求めになりました?」
「え~っと、母が買ったんだけどね。4月の4日。買った翌日には、使えないってことで、簡単スマホにして、それもダメでガラケーにしたんです」

 こんなやり取りの末、5月末に引き落とし口座から一括払いすることになった。

 5月末にスマホ代が引き落とされたのを確認したら、買い取りの窓口に行って、売り飛ばすことにしよう。いくらくらいで買い取ってくれるのか?まあ、半額にもならないだろうけど、多少はもとを取り戻せる。

「ごめんね~」
「…」
 何が最後の子不幸だ。

 くうみんの家に着いたのは、午後3時。やっぱり午前中じゃ終わらなかった。




 

 
  
 




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テーマ : ケータイ買取り
ジャンル : 携帯電話・PHS

スマホ事件の顛末ショップの店員さんたちの悲劇

新しく「かんたんスマホ」を手に入れた母は、今度こそ、という思いでいたらしい。
 そしてショップのお兄さんに「かける、受ける」のレクチャーを受けた。タップとスワイプがなかなかうまく行かない。操作以前のことで躓いた。
「かける、受ける、そして電話を切る」これだけのことを延々と繰り返し教わること

 なんと6時間

 コーチは3人交代したという。

 くうみんの想像
店員A「はい、まずこの丸いの(アイコン)を軽くたたいて…、あ~、こんな感じですね。そして番号を…」
母 「こうかしら?あれ、できないわ」
店員A「そうじゃなくて…」
 そんなこんなで2時間近く。店員A、頭が痛くなる。
店員A「ちょっと待ってください」
 席を外した店員Aは、別の店員Bに事情を話し、交代を頼み、すっかり遅くなった休憩を取りに社食へ。トイレの鏡に映ったおのが顔を見て愕然とする。目の下に濃いクマが…

店員B「お待たせしました、先ほどのものと交代します。Bと申します」 
 店員B、電話をかける、受けるだけなら楽勝、大したことはあるまいと余裕の笑み。しかし、それがとんでもない幻想だったことに気づく。もう2時間近くたったのに、まったく理解できずにいる老婆…
店員B「少しお待ちください」
 店員Bは、接客を終えた店員cを見つけると、交代を頼む。店員Bは、すっかり遅くなった休憩を取りに社食へ。普段ならすぐに食事するはずなのだが、片隅に置いてあるソファにどさっと体を預けた。そばにいた顔見知りの男がぎょっとした顔をしてBの顔を見た。
「お前、クマがすごいぞ」

 店員cも、大したことはあるまいと、満面の笑みを浮かべて老婆にレクチャーする。しかし、どうしてもできない。

 老婆があきらめて帰った時、もう夕方4時になっていた。10時開店とともに来て、延々6時間…
 目の下にクマのできた店員cは、店員A、Bを見つけると
「大変だった~~~」
「なんだよ、あれ~」
 と、口々に言い合うのだった。

 もしこの人たちが指導しなかったら、くうみんにお鉢が回ってきたに違いない。この人たちは、仕方ないと思ってするか、楽な仕事と思うかはわからないが、仕事のうちと思うだろう。でも、くうみんは絶対に嫌だ。

 粘り強い店員さんたちの指導のおかげで、かけることはできるようになったようだ。しかし、電話を受けることはまだできない。
 当分の間、電話をかけるのはくうみんだけなので、電話が鳴ったら、まず出て、出られなかったらくうみんに折り返し電話をするように言った。
 そうそう、電話を切ることもできないのよね。

 私の方から電話→出られない→母の方からくうみんに電話ということがあった。
くうみん「練習のためにかけてみたんだけど」
母   「ありがとう、そう言えば〇〇市から何か送ってきたんだけど」
 よく聞いてみると、介護保険料の自動振り込み依頼書。
くうみん「自動振り込みの手続きだから、それを書いて〇〇市に返送して」

 母は、振込依頼書の方に気を取られて、電話のことを忘れてしまった。
くうみん「もしもし~!!もしもし~!」
 いくら大声をあげても、ガサゴソと音がするだけだ。くうみんは電話を切った。 

 わしゃ、もう知らんよ。

 頃合いを見計らって、皆さんお勧めの4Gガラケーを勧めてみようとは思う。





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テーマ : 機種変
ジャンル : 携帯電話・PHS

スマホ騒動 やっぱり使えなかった

 スマホの設定およびレクチャーをしてくれるのは、若い男性だった。
「今年入社したばかりで、初めての訪問なんです」
 おいおい、大丈夫か?こっちは超高齢者で、そっちは初仕事かよ。

 彼はさっそく設定を行い、くうみん達には動画を見せた。
「スマホ初級編」
 
 主に電話のかけ方、受け方を説明している。
 母は集中力がないので、動画を見るともなしに見て、洗い物をしたり、そこら辺を片付けたりしている。
「ちゃんと見なよ!」
 注意しても全然動じない。
「もうちょっと」 
「電話番号を入れてもらわなきゃ」
と言って、電話番号を紙に書いている。
「それは今の携帯から新しいスマホに移行するからいいの!」
 と言っても理解ができない。だから思い出し思い出し、一生懸命電話番号を書き続ける。 

 そのうち設定が終わり、担当者の説明が始まった。
「それでは電話のかけ方。画面を出してから上になぞるようにして…」

 新人とはいえ、さすがだ!研修で習ったのだろうか?年寄りに「スワイプ」など言っても通じないから、「なぞる」という。
 「タップ」も、「ポン、と軽く押す」と言っていた。

 しかし、操作もわからないのだが、年寄りにとって「タップ」「スワイプ」が、非常に難しいものらしく、うまくできない。
「むにゅっと、強く押すんじゃなくて、軽く」
 そう言ってもなかなかできない。

 そっちに気を取られて、操作の仕方を憶えるまで行かない。
 午後1時までの時間を大幅にオーバーして、終了したのは1時半を過ぎていた。
「ありがとうございました」
 全然わからないようだが、これ以上彼に迷惑をかけるのもはばかられた。

 しばらく、くうみんが電話をかけて取る練習をしたり、くうみんの方に電話をかける練習をしたが、電話をかけても切ることすらできない。
「もうだめ」
 勉強のし過ぎで頭が痛くなったようだ。

「何か食べに行く?」
 そう言われたが、外は結構な雨が降っている。手術してまだあまり時間のたっていない年寄りに外出させるのもなんだかな、と思い、そのまま帰ることにした。

 医者に行く時間まで少し間があったので、いったん帰ってから出直した。
 病院までの道沿いには桜が咲いていた。桜の咲く小道は楽しく歩けただろうけど、この雨じゃあ…花散らしと言えば聞こえはいいが。
 
 無事に診察を終え、フィットネスクラブの風呂に入って家でビールを飲んだ。う~ん、至福の時。 

 その翌日10時頃、くうみんの携帯が鳴った。母からだった。
 ふ~ん、電話を掛けられるようになったんだわ。そう思ったのだが、そうではなかった。
「やっぱりだめ!あんなの使えない!今、携帯の店にいるの!そこのお兄さんにかけてもらったの!」
「もしもし、私、〇〇のT中と申します」
「はい、どうなったんでしょう?」

 T中さんによると、母が携帯のショップに行って、昨日のスマホを見せ、、これを買ったんだけど全然使えないから、もっと簡単なものに交換できないかと言っている。つきましては娘様のご意見もうかがいたい、とのこと。
「ど~せ無理だと思っていたんですよ。らくらくホンですらできなかったんだから」

 T中さんは、「らくらくホンですらできなかった」という言葉に驚いたように、くうみんには感じられた。
「もっと使いやすいものを提案したいと思います」
「よろしくお願いします。不要になるスマホはどうなるんですか?」
「私どもの方で手続きしますので」
「まあ、ありがとうございます」

 ということで、買ったばかりのスマホは、返品することになった。あとから聞いたのだが、普通にキャンセルすることができ、設定およびレクチャー代は返金不可だが、スマホ代は返してもらえたらしい。
 さすがジャパネット〇田、太っ腹!

 もっと簡単に使えるスマホを選んでもらうらしいが、電話番号は変わってしまうという。まあ、それは仕方ない。

 あくる朝、どうなったんだろうと電話をかけてみた。
 そして、やっぱりね、な事実と、驚きの事実が発覚したのだった。





 
 




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スマホ騒動

 くうみんはくうみん母と距離を置きたかった。

 先日、あることで機嫌を損なった。すぐに帰るつもりが、椅子に座る母の足元に正座させられ、延々と嫌味を言われた。

 帰りがけ、もう来るな!と言われた。
「はい、今までありがとうございました」
 と土下座したまま平伏し、出て行った。

 どへへ、これ幸いと思っていたのに、2日後に
「許して!」
と、涙ながらに言ってきた。まあ、これまで通りの付き合いに戻ったのだが、やっぱり気分が悪いもの。
 そんなある日、母から連絡が。

 なんですか、ジャパネット〇田で、スマホを買った。明日、係の人が来てレクチャーしてくれることになっている。ついては一緒にいてくれまいか。
 その日は午後4時半に医者に行く予定が入っていたのだが、時間を聞くと午前10時というので、大丈夫だろうと思って行くことにした。
 しかし、あれだけ嫌味を延々と言っておきながら、よく平気でこんなことを頼みに来るなあ。もっとも、妹も弟も寄り付かないからね。私しかいないからか。

 手土産に頂き物のブロッコリーをぶら下げ、母の部屋に入った。
「10時から何時まで?1時間くらい?」
「ううん、1時まで」
「えっ、3時間も?」
 1時までなら予約の時間に間にあるだろうから、まあいいか。

 母の買ったスマホは機種はくうみんと同じだが、5Gというもので、小さくてかなり重い。
 母は、以前、「らくらくホン」を買ったのだが、使いこなせず、ショップの店長の厚意でガラケーと交換してもらったという前科がある。今回も同じことになるのではないかと思った。
「また、使えないんじゃないの?」
「今日、教えてくれるっていうから大丈夫」

 教えてくれてできるくらいなら、「らくらくホン」だって使えただろうに、それを忘れてしまったようだ。

「お知らせ音が鳴るたびに血圧が高くなる」
 と、入居している施設の事務員に、
「音が出なくなるようにしてくれ」
 と言って、設定してもらった。すると、電話の呼び出し音まで、聞こえなくなってしまい、通話すらできなくなってしまったのを忘れたのか。

 ピンポ~~~ン。

「はい」
「スマホの設定とご説明に伺いました」
 スマホの説明をすべく、担当者がやってきた。
 くうみんはロビーのドアを開けた。
「はい、どうぞ」

 このバアさんと、オバさんは、これからどのような時間を過ごすことになるのでしょう?!


 






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介護施設に入居するタイミングを考える

今回、くうみん母の引っ越しで、いろいろ思う所があった。
 年寄りというのは、ある時を境に急に認知や体力が衰えるものらしい。
 何がどうなったかというのは、シャレにならないので言わないことにする。

 しかし、かなり来てる~。
 
 もうだいぶ前からこんな感じで、私が気付かなかっただけだかも知れない。
 本人も、それが変なこととは思っていないようだった。

 認知が進むと、おかしい、変だということも分からなくなるようだ。

 本当なら、サービス付き高齢者住宅ではなく、介護付き老人ホームの方が良かったと思う。でも、今更また引っ越しというのもストレス半端ないし、第一、高いんだよね。
 予算を考えると、今の住居で、介護保険のサービスを受けるのがベターだろう。

 自分のことも考えた。
 ひとりで海外の個人旅行に行けるのは、七〇代半ばまでのような気がする。登山とともに、海外の個人旅行も今のうち…と思っているのに、にっくき新コロめ!

 そして、いつ、老人ホームに行くのがいいのか?

 くうみんはもうすでに老後に入っていると自覚している。

 年齢的には、すでに老人ホーム入居資格がある。
 しかし、まだ自由にやっていきたい。旅行にも一人で行きたいし、自分でできることは自分でしていきたい。

 自分で清潔を保てないとか、料理をしたくないとか思ったら、その時は介護申請をして、ヘルパーさんをお願いして、掃除や洗濯、料理をしてもらうサービスを受けたい。
 入浴サービスのあるディサービスに、週一でも週二でも通って、風呂にはいろう。

 そしていよいよ老人ホームという時、それはどうやって見極めるのか。

 水道の締め忘れや、ガスの消し忘れ、こういったことが起こるようになったら、入居を考えればいいんじゃないか?もう、最後の最後。

 くうみんの場合、普通の賃貸マンションに毛の生えた程度の、今母が入居しているようなサ高住は選択肢の中に入れないことにする。
 それなら、今の住居で、介護保険を使えば十分だから。

 なんで、そんな所に親を入居させたかって?
 そりゃ、こんなに耄碌しているとは思わなかったから。本人も、耄碌しているのをひた隠しにしていたようだし。

 耄碌は隠しちゃいけない。今回強く思った。

 

 




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ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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