近頃の若いもんは…
くうみんは読売新聞を愛読している。家庭欄にある、「人生案内」が、下世話で好きだ。
「20年以上浮気を繰り返す夫に限界」
「親の介護に姉が協力しない上、文句ばかり言う」
などなど、こんな旦那、別れりゃいいのに、とか、ずるいやっちゃな~、こういうのに限って「遺産相続」とかいうとすっ飛んでくるんだよ、など思いつつ、朝の紅茶をすすっている。
今日、目についたのは、1ページ目の編集手帳。
「国の機関が未婚の18歳から34歳に尋ねたら、十数%が一生結婚しないと答えたという。家庭を持てば、子育てに追われ金もかかる。自由を損ないたくない」
だそうだ。
うん、それも一つの選択だと思う。否定はしない。
しかしな、人生、自分の思い通りになると思ったら大間違い。心ならずも好きな人ができて、結婚、あるいは子供ができて、トホホと思いつつ結婚なんてよくある話じゃ。
何を隠そうくうみんも、若き頃、結婚問題を考えたことがある。
会社勤めしていたころは伯母の家に居候していた。土日になると、そう大して遠くない実家に行く。その時に絶対、
「結婚しろ~!結婚しろ~!」
という涙ながらの母の怒号が響き渡った。
自分で結婚相手を見つける自信は全くなかった。くうみんの当時の人生の青写真はこうだ。
29歳になると、もうすぐ30だと焦った母が、(くうみんの若いころは20代で結婚しないと、オールドミス、行かず後家などさんざん罵倒された)どこからか適当な男を探し出して、そいつと結婚。
しかし、おっかあの選んだ男など、ロクな男ではないのは見えている(父を見ればそれは明らか)。
おっかあの「結婚なんてそんなもんよ」という言葉に、(それにしちゃ、あんた…)数年間、我慢に我慢を重ねたが、チック、円形脱毛症などの身体症状に見舞われ、ついに子供を連れて離婚を決意。
何の資格もなく、色気もないので、スーパーのレジ打ち、掃除係などを掛け持ちでがむしゃらに働く。子供はそんな母の背中を見て立派に育っていく…のではなく、父親にそっくりのダメ人間。人生誤ったと、痛恨の涙を流すのであった…
のような展開を想像していたのだが、20代前半でおじさんと出会い、心ならずも、結婚することになった。
くうみん母も、たいそう喜んだ…のではなく、自分の選んだ男ではないのが大層不満のようだった。
幸せは長かったのか、短かったのか、とにかく結婚は30年で幕を閉じた。幸せな時間はあっという間だ。
そうなんだよ。人間の人生なんて自分の思った通りには行かないんだよ。結婚したいと思ってできない人間もたくさんいたし、したくないと思ってもしてしまった人間もいる。
そうなったら、どちらの立場でも、
「金がかかるし~」
とか、
「自由が~」
なんて、ぶっ飛んでしまいますがな。
「編集手帳」で引き合いに出していたのは、「うっせぇわ」だったけど、くうみんの場合はこっち!
よー、そこの若いの!
宮本浩次様、スタレビ様とともにはまっているのですよ、竹原ピストル様にも
先日、母と箱根に行きました。

パイプの煙プラスという、強羅駅から超近い宿です。

安いのであまり期待していなかったのが良かったのか、料理もそこそこおいしかったです
アルコールの飲みホがあったのはうれしい誤算でした。ビール2杯、日本酒一杯、白ワイン一杯飲みました。
昔は母は、「女が酒を飲とは、もっての外!!」と言いましたが、今は何も言いません。
一夜明けて、朝食の時間です。

朝食
9時近くになると、
「ラストオーダーですが、何かオーダー、ありますか?」
とウエイターが聞きに来た。
「いえ、大丈夫です」
と言ったら、食べ物を片付け始め、9時5分には食料が消えていた!レストランは9時半までやっているはず。
ラストオーダーってそういう意味だったの?こっちは、ないものを頼むのがラストオーダーで、あるものを食べるのはできると思っていたのだが。
こりゃ、痛恨の玉に瑕!
帰りの箱根登山鉄道

箱根登山鉄道のスイッチバック場所

江の島だけでなく、塔ノ沢駅にも銭洗い弁天が
母がだいぶ弱ってきた。いつまで出歩けるか。
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「20年以上浮気を繰り返す夫に限界」
「親の介護に姉が協力しない上、文句ばかり言う」
などなど、こんな旦那、別れりゃいいのに、とか、ずるいやっちゃな~、こういうのに限って「遺産相続」とかいうとすっ飛んでくるんだよ、など思いつつ、朝の紅茶をすすっている。
今日、目についたのは、1ページ目の編集手帳。
「国の機関が未婚の18歳から34歳に尋ねたら、十数%が一生結婚しないと答えたという。家庭を持てば、子育てに追われ金もかかる。自由を損ないたくない」
だそうだ。
うん、それも一つの選択だと思う。否定はしない。
しかしな、人生、自分の思い通りになると思ったら大間違い。心ならずも好きな人ができて、結婚、あるいは子供ができて、トホホと思いつつ結婚なんてよくある話じゃ。
何を隠そうくうみんも、若き頃、結婚問題を考えたことがある。
会社勤めしていたころは伯母の家に居候していた。土日になると、そう大して遠くない実家に行く。その時に絶対、
「結婚しろ~!結婚しろ~!」
という涙ながらの母の怒号が響き渡った。
自分で結婚相手を見つける自信は全くなかった。くうみんの当時の人生の青写真はこうだ。
29歳になると、もうすぐ30だと焦った母が、(くうみんの若いころは20代で結婚しないと、オールドミス、行かず後家などさんざん罵倒された)どこからか適当な男を探し出して、そいつと結婚。
しかし、おっかあの選んだ男など、ロクな男ではないのは見えている(父を見ればそれは明らか)。
おっかあの「結婚なんてそんなもんよ」という言葉に、(それにしちゃ、あんた…)数年間、我慢に我慢を重ねたが、チック、円形脱毛症などの身体症状に見舞われ、ついに子供を連れて離婚を決意。
何の資格もなく、色気もないので、スーパーのレジ打ち、掃除係などを掛け持ちでがむしゃらに働く。子供はそんな母の背中を見て立派に育っていく…のではなく、父親にそっくりのダメ人間。人生誤ったと、痛恨の涙を流すのであった…
のような展開を想像していたのだが、20代前半でおじさんと出会い、心ならずも、結婚することになった。
くうみん母も、たいそう喜んだ…のではなく、自分の選んだ男ではないのが大層不満のようだった。
幸せは長かったのか、短かったのか、とにかく結婚は30年で幕を閉じた。幸せな時間はあっという間だ。
そうなんだよ。人間の人生なんて自分の思った通りには行かないんだよ。結婚したいと思ってできない人間もたくさんいたし、したくないと思ってもしてしまった人間もいる。
そうなったら、どちらの立場でも、
「金がかかるし~」
とか、
「自由が~」
なんて、ぶっ飛んでしまいますがな。
「編集手帳」で引き合いに出していたのは、「うっせぇわ」だったけど、くうみんの場合はこっち!
よー、そこの若いの!
宮本浩次様、スタレビ様とともにはまっているのですよ、竹原ピストル様にも
先日、母と箱根に行きました。

パイプの煙プラスという、強羅駅から超近い宿です。

安いのであまり期待していなかったのが良かったのか、料理もそこそこおいしかったです
アルコールの飲みホがあったのはうれしい誤算でした。ビール2杯、日本酒一杯、白ワイン一杯飲みました。
昔は母は、「女が酒を飲とは、もっての外!!」と言いましたが、今は何も言いません。
一夜明けて、朝食の時間です。

朝食
9時近くになると、
「ラストオーダーですが、何かオーダー、ありますか?」
とウエイターが聞きに来た。
「いえ、大丈夫です」
と言ったら、食べ物を片付け始め、9時5分には食料が消えていた!レストランは9時半までやっているはず。
ラストオーダーってそういう意味だったの?こっちは、ないものを頼むのがラストオーダーで、あるものを食べるのはできると思っていたのだが。
こりゃ、痛恨の玉に瑕!
帰りの箱根登山鉄道

箱根登山鉄道のスイッチバック場所

江の島だけでなく、塔ノ沢駅にも銭洗い弁天が
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