恥ずかしながらくうみんは抗癌剤治療をした 抗がん剤と全摘と
くうみんは手術して、リンパに転移があるとわかりました。
病院からもらったパンフレットによるとこの場合化学療法をすることになります。
病理結果を聞きに行く日、くうみんは質問することをノートに書きました。
○化学療法、ホルモン療法なしだと、10年生存率はどの程度であるか?
○ホルモン療方だけという訳にはいかないか?
くうみんはマラソンが趣味なので抗がん剤の害で気になるところも聞くことにしました。
○アドリアマイシンは心肺に負担がかかる上、蓄積性、不可逆性と聞いたが、ゆくゆく障害にならないか?
手術した日が同じ仲間4人で行きましたが、くうみんの順番だけが飛ばされてしまい、なかなか呼ばれません。
「どうしたんだろう?」
そう思いつつも、「しりあがり寿」の漫画をバカ笑いしながら読んでいました。
気がつくと、くうみんとおじさん以外、待合室には誰もいません。
やっと呼ばれて診察室に入ると、まさかの再手術勧告。しかも全摘。主治医も言いづらくて最後に回したらしい。
用意した質問なんか、どこかにぶっ飛びました。それどころじゃない!
断端強陽性。
tremendous… 英語で書かれていたからよくわからなかったけれど、家に帰って調べると、「おそろしいほどの、すさまじいほどの脈管侵襲」。かなり深刻な状態らしい。
これからの治療方針。全摘手術後、抗がん剤、放射線、ホルモン剤のフルコースが提示されています。
全摘は絶対に嫌!オバさんの乳など、誰も関心がない。それは判っているけど、くうみんにとってはそういう問題じゃない。
誰も見ないつまらない顔だからと言って、なくていい訳じゃない。くうみんにとってはそれと同じです。
次の診察まで1週間と言う短い期間に何とかつてを頼ってセカオピ受けたけれど、言われることは同じでした。
次の診察の時、ダメもとで部分切除でどうにかならないか、頼んでみよう…
「ダメですよ~、そんなの~」
「そっか~、だめか~」
となると思いきや、主治医は怒ってしまいました。罵声の嵐!
「××△△○○!」
ひひぇ~~~!!こ、怖い!
バンジージャンプをする人を、ポン!と後ろから背中を叩けばいいのに、下から足を引きずるようなことをされたものだから、くうみんはその剣幕にすっかりおびえてしまいました。
「それじゃ、化学療法を先にするか?」
と、主治医に言われ、まさしく「前門の虎、後門の狼」状態で、抗がん剤を先にすることになりました。
化学療法中はどうにか全摘を免れようと、サードオピニオンを受けに行ったり、(全摘やむなしの同じ意見)、重粒子線の治療はどうか調べたりしました。(乳癌は適用外)
その間に抗癌剤のことも調べたのです。
再手術は避けられないと感じたくうみんは、主治医が怖いので転院を決意しました。
主治医は再建手術は5年待てと言っていたけれど、転院すればすぐに再建手術してくれる病院もあるかもしれない。ステキな先生だといいな~。
な~んて思ってたら、主治医がなぜか、
「再手術なして行ってみましょう」
と言いました。今はからかって遊んでいます。
ホットフラッシュ、関節の痛みの他、何よりも物忘れがひどくて、ホルモン剤も一年以上前、やめました。
「局所再発の可能性が極めて高い」パソコンの画面に蛍光グリーンの倍角文字で書かれていましたが、もう術後4年になります。
あの時、もし仮に抗がん剤か全摘か、どちらかを選べと言われたら、抗がん剤を選んでいたと思います。それだけ全摘は嫌でした。なんでって、嫌なものに理屈なんてないです。
全摘の手術、することにしていたら、ひょっとして手術当日、逃亡したかも。逃げ足は早いからね、くうみんは。

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病院からもらったパンフレットによるとこの場合化学療法をすることになります。
病理結果を聞きに行く日、くうみんは質問することをノートに書きました。
○化学療法、ホルモン療法なしだと、10年生存率はどの程度であるか?
○ホルモン療方だけという訳にはいかないか?
くうみんはマラソンが趣味なので抗がん剤の害で気になるところも聞くことにしました。
○アドリアマイシンは心肺に負担がかかる上、蓄積性、不可逆性と聞いたが、ゆくゆく障害にならないか?
手術した日が同じ仲間4人で行きましたが、くうみんの順番だけが飛ばされてしまい、なかなか呼ばれません。
「どうしたんだろう?」
そう思いつつも、「しりあがり寿」の漫画をバカ笑いしながら読んでいました。
気がつくと、くうみんとおじさん以外、待合室には誰もいません。
やっと呼ばれて診察室に入ると、まさかの再手術勧告。しかも全摘。主治医も言いづらくて最後に回したらしい。
用意した質問なんか、どこかにぶっ飛びました。それどころじゃない!
断端強陽性。
tremendous… 英語で書かれていたからよくわからなかったけれど、家に帰って調べると、「おそろしいほどの、すさまじいほどの脈管侵襲」。かなり深刻な状態らしい。
これからの治療方針。全摘手術後、抗がん剤、放射線、ホルモン剤のフルコースが提示されています。
全摘は絶対に嫌!オバさんの乳など、誰も関心がない。それは判っているけど、くうみんにとってはそういう問題じゃない。
誰も見ないつまらない顔だからと言って、なくていい訳じゃない。くうみんにとってはそれと同じです。
次の診察まで1週間と言う短い期間に何とかつてを頼ってセカオピ受けたけれど、言われることは同じでした。
次の診察の時、ダメもとで部分切除でどうにかならないか、頼んでみよう…
「ダメですよ~、そんなの~」
「そっか~、だめか~」
となると思いきや、主治医は怒ってしまいました。罵声の嵐!
「××△△○○!」
ひひぇ~~~!!こ、怖い!
バンジージャンプをする人を、ポン!と後ろから背中を叩けばいいのに、下から足を引きずるようなことをされたものだから、くうみんはその剣幕にすっかりおびえてしまいました。
「それじゃ、化学療法を先にするか?」
と、主治医に言われ、まさしく「前門の虎、後門の狼」状態で、抗がん剤を先にすることになりました。
化学療法中はどうにか全摘を免れようと、サードオピニオンを受けに行ったり、(全摘やむなしの同じ意見)、重粒子線の治療はどうか調べたりしました。(乳癌は適用外)
その間に抗癌剤のことも調べたのです。
再手術は避けられないと感じたくうみんは、主治医が怖いので転院を決意しました。
主治医は再建手術は5年待てと言っていたけれど、転院すればすぐに再建手術してくれる病院もあるかもしれない。ステキな先生だといいな~。
な~んて思ってたら、主治医がなぜか、
「再手術なして行ってみましょう」
と言いました。今はからかって遊んでいます。
ホットフラッシュ、関節の痛みの他、何よりも物忘れがひどくて、ホルモン剤も一年以上前、やめました。
「局所再発の可能性が極めて高い」パソコンの画面に蛍光グリーンの倍角文字で書かれていましたが、もう術後4年になります。
あの時、もし仮に抗がん剤か全摘か、どちらかを選べと言われたら、抗がん剤を選んでいたと思います。それだけ全摘は嫌でした。なんでって、嫌なものに理屈なんてないです。
全摘の手術、することにしていたら、ひょっとして手術当日、逃亡したかも。逃げ足は早いからね、くうみんは。

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