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くうみんのモテ期

 人にはモテ期が必ずあるという。
 しかし、そのタイミングは非常に難しい。運良く、20代、せめて30代前半にぶつかってくれれば、付き合う相手、結婚する相手に不自由なく、大勢いる中から、一番いい人を選べるというものだが、そんなゴールデンタイムにモテ期が来るとは限らない。

 くうみんが今までの人生を振り返ってみると、モテ期はたぶん、乳幼児期だったのではないかと推測される。
「すごくかわいい顔をしていたのよ」
 くうみん母が言う。なるほど、くうみんが1歳、2歳くらいの時の写真を見ると、自分で言うのも何だが、不二家のペコちゃんに似た、かわいい顔をしている。

 だからこの頃はみんなにかわいがられた。2つ違いの妹がいたが、両親からは、私ができ愛され、周りの人も同じような反応だった。
 
 それがだんだんと変わってきたのは、いつごろからだろうか?
 早や幼稚園の年長くらいになると、もう、かわいいと言ってくれるのは父親しかいなかった。
 しかし、高校くらいの頃までは、ずっと信じていた。
「私はかわいい、私は美人」

 そのうち、友達の中には、彼氏と付き合うものも出てきた。付き合うまでは行かなくても、付き合いたいんだけど、と言われたとか言う話も聞いた。

 妹とは、彼女が高校に進学してから、完ぺきに勝負がついた。妹にも彼氏ができた。大学に行くと、なんとファンクラブまでできていた。
 ブスのねえちゃんは地団駄踏んで悔しがった。

 おかしい、おかしい、私はモテるはず、と思う毎日。しかし、大学に行くようになったある日、くうみんはモテない、それは明確になった。
 サークルの夏合宿のことだった。
 三重県の合歓の郷(ねむのさと)で。
 そこで電気自動車に乗って移動する人と、自転車で移動する人とに分かれることになった。電気自動車は、免許が必要なのだが、免許のあるのは男子ばかり。なので、好みの女子→年長男子→下級生男子の順で乗ることになる。

 くうみんも乗せてもらおうとしたが、どこに行っても、「もう満員」と断られてしまった。
「私も連れて行って!私も連れて行って!」
 と叫んだが、みんなこっちを見て笑っているだけ。そして、行ってしまった。自転車組もいなくなり、一人残されたくうみんは、200円払って自転車を借り、みんなの後を追った。悲しかった。

 やっとわかった!わたしって全然モテないのだわ!

 まあ、おじさんと出会ってよかったね!

 と言うことでくうみんのモテ期は、かなりずれたところにあった。しかし、今日この頃のことで思った。
 
 最近、超若い男性からモテているではないか?!

 若い頃に、中学生に追いかけられたことがあっただろうか?
「おねえさんだ~」
 と言って、喜ばれたことがあっただろうか?

 まったくない!!

 今、顔を隠しているとはいえ、きれいなお姉さんに見えるということだ。超若い男性からは、きれいなお姉さんに見えるということだ。

 これをモテ期と言わずして、なんと言おうか?

 これからは、
「おねえさ~ん」
 呼ばれたら、ひらひらと手を振り、バレないうちに走り去ることにしよう。

 しかし、声をかけてくれるのは、3歳くらいの男の子から、せいぜい中学生まで。もうちょっと年のいった男子がいいのだが。
 





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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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