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以前のくうみん ボランティアを始めた不純な動機

 くうみんはボランティアに対し、冷ややかだった。
「好きだねえ。そんなの自己満足の世界じゃないの?」

 子供の頃に読んだ漫画で、お金持ちのオバさんが、孤児院に行って、ボランティアをする。そして弱いものに対して、こんなにもしてやっていると、自己満足している、という場面があった。

 宮本百合子の小説、「貧しき人々の群れ」の中にも、貧しい村を慰問に来た、上流婦人の傲慢さが描かれている場面があった。

 そんな気持ちが心の中にこびりついて、ボランティアというのは、自己満足でするものじゃないか、そう思っていた。

 くうみんが初めてボランティアをしたのは、東日本大震災の時だった。
 あの時は、くうみん自身も若干不自由な思いをしたが、当時住んでいた家のそう遠くない所で、やはり土砂が敷地に入り込んだり、水が出なかったりする家がたくさんあった。
 そこはくうみんの住むところと違って、高級住宅街とされる地域だった。

 高級住宅街に住んでいる人が困っている😁?困った顔を見て見ようかしら?そんな醜い考えが頭をよぎった。
「ドへへ」

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醜い動機でボランティアに参加したくうみん

 くうみんに割り当てられたのは、軽作業とされる水汲みだった。水が出なくなったマンションに、水を配る仕事だ。行ってみるとその高級住宅街に住んでいる人達は本当に困っていて、水を配って行くと、心から感謝してくれた。
「ありがとうございます、助かります」

 助けられている側の人たちはこうも言っていた。
「被災して、自分たちだけで水の確保や土砂の運搬をしなければならないと思うと、たいへん惨めな気持ちになった。しかし、こんなにたくさんの人が助けに来てくれた。作業をしてくれること以上に、人の心の温かさを感じた」
「外部の人がこんなにしてくれているのに、当事者の我々が何もしないのはおかしいではないか」

 みんないい人だった。
「ドへへ」と思っていたのが恥ずかしくなった。

 しかし、初めの気持ちが「ドへへ」でも、偽善でも、いいではないか。

 やってみれば気持ちも変わって行く。それにボランティアに来る人というのは、明るい、いい人が多い。山に行って、偏屈なガイドや登山客に嫌な思いをさせられたのと、対極的だ。

 困ったときはお互い様。こんな風に、ボランティアに助けられることが、ないと誰が言いきれようか? 

 人助けは、「陰徳」を積むために、人に黙ってするものだと言う。人に言った時点で、「いいことをした」と、人にひけらかせたことになり、「陰徳」にはならないらしい。

 しかし…

 今でも困っている人達がいる。一人でも多くの人に、ボランティアに興味を持ってもらいたい。無理をしないで、できることだけをする。ボランティアをする体力や時間がなければ、募金してもいい。
 
 そんな気持ちから、この記事を書いた。

 



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 丈の長い長靴も買った。せっかく買ったんだから、元を取るまで使うぞ!!


 
 




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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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