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問題の神戸

 神戸には翌日15時頃着いた。15時に着くと言っても文字通り着岸するということで、降りるのは時間がかかる。しかし、なかなか手際が良くて、4時前に下船することができた。

神戸港
 神戸港

 下船に必要なものは、パスポートとコスタカードという、部屋のカードキーにもなる、船内の支払いにも使うカード。船内放送でも、口を酸っぱくして、言っている。
「パスポートとコスタカードを忘れずにお持ちください」

 ふっふっふ、大丈夫。忘れはしない。
 くうみんは部屋の金庫からそれらを出し、ポシェットの中に入れた。街中の銭湯にも行くつもりだったので、石鹸、シャンプー、タオルなどもぬかりなく入れた。

 これで完璧…

 神戸では、楠木正成公を祀るパワースポット、湊川神社と近くの銭湯を訪れる予定だ。楠木正成公は某不思議ちゃんによると、大変苦労して神様におなりになったそうだ。しかも大変気さくな神様なので、ぜひ一度お参りするといい…そういった話を聞いたので、この機会に行こうと思った。
 船室のシャワーは狭い。風呂好きくうみんにとっては、一日でも大きな風呂に入りたい。花隈駅近くに、「つかさ湯」という銭湯があるというのを調べておいたので、そこに行こうと思った。

 港から三宮まで無料のシャトルバスが用意されているので、それに乗り込んだ。
 乗り込んだ瞬間、くうみんはとんでもないことに気が付いた。

 財布を忘れた!!

 買い物しようと町まで行って財布を忘れたのに気づいたのは、サザエさんであるが、サザエさんのその時の気持ちが大変良く分かった。

 なんてこった!逆上!!パニック!

 しかし、奇跡の様にクレジットカード機能付きのスイカがポシェットの中にあった。これで、電車には乗れる。しかし、お賽銭もない。このクレジットカードには、キャッシング機能はついていないのだ。
 お賽銭代わりに正成公と一緒に、何か食べてはどうかと思った。セブンで二個入りメロンパンをスイカで買った。

 JR神戸駅から徒歩3分ほどの所に湊川神社はあった。静謐な空間、清澄な空気。木々も清らかに感じた。神主さん達も人格者と思われた。

湊川神社を外から
 湊川神社の門

正成様達はこちら
 正成公、光圀公はこちら
 
正成公
 正成公の墓

水戸黄門
 光圀公


湊川神社
 本殿

 くうみんは、鐘をじゃらじゃら鳴らしてから、二礼二拍手一礼。
「申し訳ありません!お賽銭を忘れました!一緒にこのメロンパンを食べましょう。で、私のお願いは…」
 と、お賽銭がないにもかかわらず、長々とお願いを申し立てた。

 メロンパンを食べるところがないかと、周りを見渡した。座るところは見つけたが、誰も何かを食べている人はいない。
「すみません、ここで食べてもいいですか?」
 お守り売り場の巫女さんに声をかけた。巫女さんは二人いた。
「できれば、あの~…」
 やめて欲しそうだったので、くうみんは訳を話した。
「このような事情で神様と一緒に食べようと思ったのですが、遠慮しておきます。これ、お二人で食べてください」
 巫女さんは、後であのメロンパンを食べたことだろう。

 まだ時間があったので、そこら辺をうろうろしていると、「ハーバーランドはこちら」という道しるべを見つけた。こんな所でも行くか…行くだけならタダだろう。
 
 そしてくうみんは、眼前にそびえる高層ビルに奇跡を見出すのであった。それは、万葉倶楽部の文字…

 万葉倶楽部と言ったらスーパー銭湯でないの?!ここにあるとは思ってもいなかった!スーパー銭湯ならクレジットカードで入れるだろう。行こう!

 万葉倶楽部のフロントでクレジットカードが使えることを確認し、入浴のみ1150円(税別)を利用することにした。タオルやボディーソープ、シャンプー込み。

助かった 万葉倶楽部
 ロッカー№への45番

 昨夜は船室の狭いシャワーを使ったが、今日はのんびり大きな湯船に浸かった。極楽極楽。1時間という時間制限はあったが、この際いいだろう。ビールを飲みたかったが、ここでは我慢。船に戻ればタダでいくらでも飲める。

 電車やシャトルバスの連絡も良く、船に戻ると、さっそくビールを飲んだ。

「う~ん、最高ですね~」
 高いビールも生ビールも、ここでは飲みホと言うのがうれしい。

 神戸の夜景
 神戸を出るときはこんな夜景…
 
 ビールを駆け付け2杯飲んだ後はおしゃれなカクテル。 
「コスタドリーム、プリーズ」
「イエス、マダム」

 この船の名前、コスタネオロマンチカにちなんだカクテルは何種類かある。その中のコスタドリームは、本日のカクテル。
  
コスタドリーム
 夜景を見ながら飲むのは本日のカクテル、コスタドリーム

 オホホホホ…
 
 神戸でははじめ肝が冷えたが、結果オーライ。

 隣のうるさい客は神戸で降りたらしく、ウラジオストクに着く30日まで静かな毎日を過ごすことができた。これから何日か、静かな日々を送ることができたのだが、これですべて何事もなく終わるのではないことは、皆さんお判りのことと思う。

 さて、このオバさんに、次はどんな運命が待っているのでしょう?
 
 
 
 




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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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