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月に一度の女子会

 月に一度くらいのペースで、おじさんのお姉さん達と会って食事をする。食事代はおじさんのお母さんが「おばあちゃん基金」から出してくれる。死んでからも奢ってくれるありがたいおばばだ。
 お姉さん達は神奈川なので、くうみんが千葉から神奈川に移ったので、集まるのも楽になった。

 話題はおじさんの思い出話や、お姉さん方の場合は子供の結婚問題。
「まったく、どうして相手がいないんでしょ~」
 銀子姉さんは、独り身の息子のことを嘆く。くうみんは刺身をつまんだ。
「そうですよねえ、結構いい男だと思うんだけど」 金子姉さんは茶碗蒸しを口に運ぶ。
「そうよねえ、背も高いし」
「勤め先だって一流どころでしょ」
 金子姉さんはふと気づいたようにスマホを出した。
「そう言えば、これ見てよ、ギリーったらこんなことしているのよ!」

 金子姉さんちの長女ギリー。ちなみに二女のカスミちゃんはとっくに結婚した。
 ギリーは、滝の上に立って、ヘルメットとライフジャケットを付けている。
「へっへ~、行ってきま~す!」
 そう言って滝から飛び降りるギリー。
 場所を変えたのか、滑り台のようになっている滝の岩肌を頭を下にして滑り降りるギリー。
 同じところを今度は足から滑り降りるギリー。

「何これ?会社の旅行?」
「いい年して、こんなバカなことしているのよ!早く結婚しろって言うの!」
 金子姉さんは憤慨していたが、なに、金子姉さんだって結婚は決して早くはなかったはずだ。
「アハハ~!金子姉さんに、ギリーを嘆く資格はない!」
 天ぷらを天つゆにつけながらくうみんは言った。

 和食屋さんから今度はドトールに河岸を変えた。お昼に集合して、帰りは4時近くまでしゃべり続ける。女3人寄ると姦しいというが、まあよく話が続くと思う。

「それじゃ、また来月」
 そう言ってそれぞれの家路につく。

 お姉さん達はおじさんがあまりにも早く逝ってしまったので、くうみんのことを、気にかけてくれているんだと思う。お姉さん達とはうまくやっている。

 でもなあ。くうみん母とは…旦那の家族とうまく行かないって言うのは良く聞くけど、なんでうちはこうなんだろ?

 もうちょっと放っておこう。



 
 



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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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