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引っ越しの業者さん選び

 引っ越しが決まったらすぐにすること

 引っ越し日の確定
 引っ越し業者の選定
 転居先の家具配置の検討
 不用品の整理

 近所のホームセンターに行ったときに貰って来た「引っ越し便利帳」にはそのように書いてあった。引っ越し業者を調べようと、PC検索したら、引っ越し屋さんの価格比較サイトがあった。そこに申し込んでみた。

 申し込んで数秒で第一回の電話がかかってきた。
 電話で見積もりができると言う。見積もり以上のお金は一切取りませんとのことだった。そんなに時間もかかるまいと対応したが、2、30分もかかっただろうか。千葉と神奈川では距離があるからか、17万5千円ほどの金額を提示してきた。
「わかりました。他にも見積もりを取らせていただいて、連絡します」
 くうみんは、その電話だけですっかり疲れてしまった。

 それから電話が鳴りっぱなしで困った。もう、無視することにした。
 すぐに電話してくるなんて、こっちの都合を全く考えていない。電話をして来ないこと、ちゃんと家に来て見積もりを取る業者を選んでみた。
 引っ越しの○かい、○りさんマークの引越センター、そしてふと目を上にやると、以前ここに引っ越して来た時に使った段ボール箱があった。家具の上に天井まで届くように段ボール箱を置くと、家具の転倒防止になると聞いたからだ。この段ボール箱に業者さんの電話番号が書いてあった。
 番外編でここにも見積もりを取ってみることにした。

 引っ越しの○かいでは、問題なく見積もりの日程が決まった。

 しかし、〇りさんマークの引っ越しセンターは受付の女性、電話の対応がなっとらん。
「見積もりをお願いしたいのですが」
「いつがいいでしょうか?」
「明日はどうですか?」
「えっ、明日?担当者に替わります」
 ちょっと待つと男性に替わった。
「明日の引っ越しはちょっと無理ですねえ」
「はぁ?あの、見積もりなんですけど」
「あ、そうでしたか」
 訳ありっぽく思ったんだろうか?ここの電話対応の問題は実はこれだけではなかった。結局ここは断ったのだが、その断わりの連絡も担当者にしなかったのだ。このバカ受付が!

 最後の○ーク引っ越しセンター。0123のアー〇引っ越しセンターに限りなく似た名前だ。
「見積もりをお願いしたいんですが」
「それじゃ、あと1時間ほどで、担当者が行きますので」
「えっ、そんなに早く?」

 という言うことで待っていると、男性の営業マンが来た。家の中をぐるりと見渡し、ベランダもチェックして行った。
 仏滅は引っ越し料金が安いと言うので、仏滅でも構わないと言ったが、
「なに、仏滅じゃなくても仏滅料金で行きますよ。リピーターということなので、もっとお安くしましょう。今、上司に許可をもらいますのでお待ちを」
 何やらスマホで連絡をしている。どうやら許可も下りたようだ。

 彼は左利きのようで、字は左手で書き、電卓は右手でたたいている。
 おじさんはものすご~く不器用な人間だったが、字を書いたり、伝票をめくったりするのは右手で、電卓をたたくのは左手でたたいていた。税理士はみんなそうするらしい。

「利き手で字を書いてそうでない方の手で電卓をたたくのは、会社でそのように言われているからですか?」
「いえ、そう言えばこんなのできるのは僕だけですね」
 くうみんはおじさんのエピソードを話した。
「税理士になれますよ」
「いや~」

 などと言っているうちに見積額が算出された。
「この値段でお受けできますが、一番大きいのは人件費なんですよ。お客さんと会うのは一回目が見積もりで、二回目が段ボールを持ってくるとき、そして引っ越し当日なんです。このうち一回でも少ないとそれだけ人件費も抑えられるんです。だから今、段ボール箱を持って来てもいいですか?」
「えっ、それじゃ、他に見積もりお願いしている業者さん、もう断らなくちゃいけないの?なんだか悪いな~」
「断り辛いと思いますので、私が断わりの電話を入れます」
「そう?悪いわね」
 彼はいったん外に出て、段ボール箱を持って来た。

「それじゃ、よろしくお願いします」
 ということで業者選定は思い立って数時間で決まってしまった。

 今、くうみんは引っ越しスケジュール表に従って作業している。不用品を捨てたり、普段使わないものを箱詰めしたりしている。早々と家の中が寂しくなっていく。おじさんの遺品も、全部持って行く訳には行かない。
 何点かを選んで持って行くつもりだけど、どうしようもないガラクタなのに箱詰めしてしまったり、やっぱり捨てられないものが多い。

 おじさんがそんなくうみんを見て、笑っているような気がする。

 

 



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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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