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ついでに言う くうみんが最も苦しんだ騒音はこれ

 事故物件のことを書いていたら、その昔非常に苦しんだ騒音事件を思い出した。

 くうみんは今まで複数回にわたって引っ越しをしてきたが、いずれも今を除いて普通の住宅街だった。駅から徒歩10分以内の所もあれば、20分くらいの所もあった。

 問題のマンションは駅から徒歩10分ほどの閑静な住宅街にあった。その真向かいには小さなスーパーがあった。ごく普通に営業していたので別にうるさくもなく、当時会社勤めをしていたくうみんにとってはありがたい存在だった。

 そののちくうみんは会社を辞めたが、家の真ん前に食品スーパーがあると言うのは大変便利で、有り難い存在だった。特売品は真っ先に買いに行ったものだ。

 それが迷惑施設になったのは、そのスーパーが建て替えをして、メンバーが変わってからだった。今までの店長や古参の社員は違う店に移動して、新しい店長とその一味が代わりに入って来た。
 新しいメンバーは、普通に感じのいい人たちだった。しかし、2、3カ月ほど経った時に異変が起きたのだった。

 アナウンスマシーンを導入したのだ。

 ぴ~ぽこぴ~ ぴ~ぽこぴ~ 本日の特売品、○○が98円、○○が198円…どなたさまもお見逃しなきよう…ぴ~ぽこぴ~…

 誰かが吹き込んだと思しきアナウンスを、開店から閉店、朝9時半から夜10時まで店の外に置かれたアナウンスマシーンが休みなくアナウンスを流す。
 おまけに5時からのタイムセールでは大音量の音楽を流しながら、肉声のアナウンスまで始める。
「はい!お客様~~~~!なんと○○が100円だぁ~~~!!」

 そのスーパーは1月1日から3日までが休みで、あとは年中無休だ。たまらん…

 くうみんは、アナウンスマシーンの使用をやめて欲しいと店長に直談判に行った。しかし、聞き入れては貰えなかった。それどころか、くうみんが苦情を言ったことが他の社員にも伝わったのか、夕方のタイムセールではわざと大声を上げるようにもなった。

 大家さんにも相談したが、大家さんはそのスーパーの社長と親しいので、嫌な顔をするだけだった。警察にも来てもらったが、「自分たちは悪くない」という認識で、暖簾に腕押し状態のようだ。
 くうみん以外の人たちは何も言って来ないようだ。店の人や大家さんにとっては、くうみんはクレイマーだという認識らしい。

 考えた末、市役所に相談することにした。市役所に騒音がひどいとメールをした。しかし、その後しばらくは何の音さたもなかった。

 自分が神経質なだけなのか?

 スーパーに一番近い部屋に入っていた人は引っ越してしまったという事実はあった。でも、みんな黙っているのはなぜ?

 騒いでいるのがくうみんだけなら、ここを出て行くしかない。仕方ない。引っ越そう。

 おじさんに「引っ越したい」と相談をした。
 おじさんはどう思っていたかというと、そんなに気にしていなかったようだった。というのも、当時おじさんは昼間は仕事で家にいなかったし、なんといっても実家は厚木基地の近くだったので、騒音なんか慣れていた。くうみんもおじさんの実家には何回か訪れたが、その気が遠くなりそうな爆音は半端ではない。
 それに比べればアナウンスマシーンなどなんともないのだろう。その上、その影響だったか知らないが、耳も若干遠かった。でも、こう言ってくれた。
「お前が嫌なら、引っ越してもいいよ」 

 ということで、不動産屋巡りをしていると、そのうち件のスーパーが静かになっているのに気が付いた。たまに1日くらい、騒音のない日があったので、それかな?と思っていたが、ずっと静かだ。

 ある日、くうみんは市役所からの1通のメールに気付いた。くうみんが騒音を訴えた日からひと月以上が経っていた。何だろうと開いてみた。
「くうみん様。先日お受けしたスーパーの騒音問題ですが、大変多くの方からご指摘を受けておりました。そこで、先日指導に行きました。アナウンスマシーンは店内で稼働され、外に音が漏れていないようでしたが、非常に多くの方から苦情をいただいていると伝え、外での稼働は差し控えるように、夕方のタイムセールでのアナウンスもやめるよう指導しました。また何かありましたら、ご相談ください」

 こうしてくうみんは静かな環境を取り戻した。市役所に、「足を向けて寝ることができないほど感謝します」とメールを返したのは言うまでもない。

 こう書くとトントン拍子みたいだけど、静かになるまで半年以上かかったんじゃないかな。
 
 多くの人から苦情があったと言っても、表立って直接文句を言ったのはくうみんだけだった。
 はじめから市役所に苦情を言えばよかったのだろうが、うるさいからやめてくれる?と言えばすぐにやめてくれると思ったところにくうみんの甘さがあった。
 
 パチンコ屋はどこか、裏家業というイメージが付きまとうので、そう思われないように必死だから、少し注意されればそれに従う。しかし、スーパーの従業員は自分たちは何も悪いことをしていない、正業であるという認識だから、かえって厄介だ。

 その後店長とその一味がいなくなっていることに気付いた。その上、そのスーパーの関係者の一部と、スーパーの社長と親しい大家さんがくうみんを冷ややかな目で見るようになった。

「あの人たち、どうしたんだろう?」

 ひょっとしてこの事件がもとで首になったのかも知れない。そうでなければ従業員の一部と大家さんのあの冷たい目…

 でも、それはくうみんの求めたところではない。そんなことで首になったとしたら、社長がブラック社長なだけではないか?くうみんを恨むのはお門違いだ。それに騒音を迷惑だと思っていたのはくうみんだけじゃない。「大変多くの方」が、指摘していたことだろう。


もし彼らがこの事件がもとで首になったとしたら、たいへん気の毒なことだ。しかし、それはくうみんの望んだことではない。

  

 

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 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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