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くうみんブスはじめ 高校時代

 昔の悲劇を書いているうちに、過去の悲劇を語りたくなった。ちょっと付き合ってちょうだいな。

 くうみんは自分をかわいいと思っていた。くうみん母、西太后陛下は
「あんたはすごくかわいい顔をしていたのよ」
 と言っていた。なるほど赤ちゃんの頃は、ペコちゃんみたいな愛嬌のある顔をしている。しかし、赤ちゃんの頃かわいかったからと言って、大人になってかわいいかというとそうでもないと言うことは、名子役と言われる人たちを見ても明白だ。

 しかし、くうみんはずっと信じていた。
「私はかわいい。私は美人」

 家の中では親から飼っている犬に及ぶまで、妹よりくうみんの方が人気者だった。親にとっては言うことをよく聞くいい子だったことが大きいだろうし、飼い犬にとっては、餌をくれたり、散歩に連れて行ってくれる人間になつくのは道理と言うもの。

 しかし、いい子だろうが、犬の世話をしようが、ブスはブス。

 そのうちクラスの3大ブスと言われるようになった。目のちっちゃなkさん。おデブのuさん。そしてくうみん。

 今思うと、この3人はブスと言うよりも、三つ折りソックスを履いて、髪の毛はおかっぱあるいはショート、教科書をたくさん入れたおかげで台形に変形した学生鞄を持つ、まじめでその割には成績の良くない、やぼったい女子だった。

 その噂を聞いた時、目が飛び出るほど驚いた。そんな!そこまでひどいかしら?

「ひどいわ!!」

 一人教室で嘆いていると、友達のナシ子が隣にやってきた。
「くうみん!大丈夫、3大ブスの1番じゃないわ!あなたは2番なのよ、自信を持って!」
 くうみんは、目を見広げてナシ子の顔を見つめた。
「あたし、3番じゃないの?!2番なの?!」
 ナシ子はしまった、という顔をして、
「あ、2番じゃなかったかしら?それじゃ…」
 と言って、サササと立ち去った。

 この頃から、おかしいおかしいとは思っていたんだけどね。この頃はまだ子供。大学に入って色気づくようになると、前の記事に書いたとおり、悲劇は現実のものになって行ったのだよ。 

 しかし、悲劇は喜劇につながるって本当だなあ。思わず笑ってしまう。

 

 


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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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