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生活の知恵は教科書と新聞、そして少女フレンドから

 先日のいとこ会では、おじさん母の姉妹である叔母さんたちも来たので、親族の話を聞くこともできた。

 それによると、おじさんのばあちゃんは、大変厳しい人だったそうだ。
「体も大きいし、威圧感があったわよね」
「おじさんのお母さんは大変だったと思うわよ」

 嫁は憎いが、孫嫁はかわいいと言う。だからくうみんは、ばあちゃんからきつく当たられたことはなかった。
 
 ばあちゃんはくうみんには甘かった。あれはおじさんのお母さんが病気で入院した時のことだ。非常事態なのでみんなでローテーションを組んでおじさんの実家をフォローした。

 会社勤めをしていたので、休みの日におじさんの実家に行って掃除をしたり、料理を作ったりした。すると、今は亡き厳しいと評判のばあちゃんが、言うのだった。
「くうみんさんはよほど厳しくお母さんにしつけられたのね」
 
 なぜかというと、くうみんがすることがすべて作法通りだからだそうだ・
「ダイコンは下の方から使うし、醤油も無駄にしない」
 などなど。

 極めつけはお茶を入れた後の急須の蓋。お茶を入れた後は蓋を少しずらしておくのが正解。お茶の葉がふやけるのを防いで、いつまでもおいしく飲めるようにするためだ。
「なかなかわからないものなのに、よく知っているわね」
 ばあちゃんはそう言ってほほ笑んだ。

 思わず目が点になったのは言うまでもない。
 くうみんは生まれてこの方、そんなことを言われたことがなかったので、
「ええっ!!」
 と声を上げた後、
「ひ、ひぇ~~~~!!」
 と叫んで、両手を上にあげてその部屋を出て行ったように記憶している。

 くうみんは躾など受けていない。くうみんのそういった家政の知識は主に教科書や新聞、そして「少女フレンド」から入手した。

 今あるかどうか知らないが、「少女フレンド」はくうみんが小学生の時にあった週刊漫画だ。連載されていた、うめずかずおの「うろこの顔」は、怖いけど好きだった。

 ダイコンを下から使うのは単なる習慣だけど、急須の蓋をずらすのは、小学生の時に読んでいた、この「少女フレンド」の欄外に、
「お茶を入れた後の急須の蓋は少しずらしておきましょう。いつまでもお茶がおいしく飲めるわよ」
 と書いてあったからだ。
 
 教科書と新聞、そして少女フレンドをバカにしてはいけない。

 このブログを読んでいる皆さんも、お茶を入れた後の急須の蓋は、少しずらすように。
 しかし、みんなあまりにも知らなさ過ぎる作法なので、
「だらしない」
 と、勘違いされるかもしれない。くうみんも、
「蓋がずれているわよ!!」
 と注意されたことがある。わかる人にはわかるであろう。

 バカだけど、たまにお役立ち情報も書くから、少女フレンド同様、くうみんを仇やおろそかにしないように。
  

 
 
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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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