MRI検査に行く

 「すいている」と言うので、鍼の指示書を出してもらうだけのつもりで行った、そのクリニック(以下、ガラスキクリニック)の医師は思いのほか、かなり的確な判断をする医師だった。

 腰痛の原因をはっきりさせた方がいい、MRIを受けなさいと。なるほどと思い受けることにした。
「薬は飲んでいますか?大きな病気をしたことは?」

 薬はもう飲んでいない。大きな病気ね、あったな。
「乳癌の手術を9年前にしました」
 医師は書類に何か書きながら言った。
「そう、もう9年ね、それじゃもう大丈夫かな」

 そして紹介状を貰うと、近所でも設備がいいと言われる病院に赴いた。紹介状と保険証、診察券を受付に出してMRIの部屋の前で待つ。
 しばらく待っていると放射線技師が検査着に着替えるように言ってきて、いよいよ検査だ。

 検査用ベッドに縛り付けられ、耳にヘッドホンがつけられた。音楽が流れている。ベッドが機械の中に吸い込まれて行く。思ったより狭い。乳癌検査のときもやったはずだけど、あの時はうつぶせだったのでそんなに狭いということに気付かなかったのだろう。

 び~~~ん、び~~~ん、び~~~ん。
 そんな音の後ろに(くねくねくねくね…)というような音が隠れるように響く。不思議な音だ。ヘッドホンの音楽はものの見事にかき消されている。
 腰と足の部分だけということだったのに、なんだかベッドが何回も動く。

 どれだけ時間がたったのかわからないが、2、30分くらいだった。
 外に出ると次の女性が真っ青な顔をして尋ねた。
「大丈夫でしたか?」
 この人、怖いんだな。痛くもかゆくもないけど、病院って何されるかわからないから。
「大丈夫ですよ」
 着替えて外に出ると、もう女性の姿はなかった。頑張れよ。

 会計を終えて外に出た。

 MRI画像の入ったディスクを受け取った。今日の結果は一週間くらい後にあのガラスキクリニックに送られるそうだ。だからその時期にこのディスクを持ってガラスキクリニックの先生から結果を聞く運びとなるらしい。

 足と腰が痛い原因が、これで判ればいい…これで…



 この後、このオバさんはどうなってしまうのでしょう…






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