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最後の寄港地は八代亜紀のふるさと八代

 八代には朝7ごろ到着した。ダイヤモンドプリンセスでは寄港地
の情報を前の晩、船内新聞に折り込んでくれる。しかし、八代の情報チラシがなかった。何でも今回初めて寄港するのでそう言ったものがない。その代わりに船を出たところに地元の人がパンフレットなどを用意してくれていると言う。
 なんでも鼓笛隊の演奏もあるそうだ。

 船を下りるとシャトルバスが待機していた。二つのルートがあって、一つは八代市内、もう一つは日奈久温泉行だ。八代市内行きはすごい行列で、ならぶのが面倒なので空き空きの日奈久温泉行きに乗ることにした。

 バスは何もない田舎道を30分ほど走った。とある海辺の町に着いた。ボランティアの人がにこやかに迎えてくれた。
「遊歩道みたいなものはあるんですか?」
「いや~、取り立ててそんなものは」
温泉街はあちら、と言う案内に従って歩いて行く。旅館らしい旅館も見当たらないが、観光案内によるとそこここに旅館があるはずになっている。民宿のような小さな旅館なんだろう。

 温泉街と言うには静かすぎる小道を2、3分歩くと、そこに「ばんぺい湯」と言う日帰り温泉施設があった。ここなら入湯料200円。近くの店でタオルも安く売っている。5本で200円。安いのは日奈久温泉のコマーシャルが入っているかららしい。船の中にも大浴場はあるが、料金が高い。日本人としてはここで大きな風呂に入りたいところだろう。結構な人が温泉場に入って行った。

 西太后陛下は温泉には入らないで、ここで休んでいると言う。くうみんは山の方に進み、急な階段を昇って行った。そこには温泉神社があった。お参りして、来た道を戻る。

ひなびた温泉地 日奈久
 ひなびた温泉地日奈久 こういうところにはのんびり長逗留したいものだ

 西太后陛下の待つ風呂屋に戻って陛下とともに風呂屋前の足湯に入った。外国人は温泉に入るのは敷居が高いようだ。しかし、くうみん達が足湯をしているのを見て、我も我もと足を入れに来た。
「こんなところに足入れていいのか?!」
「俺達、あの日本人がやっていたのを見たんだもの。日本人がやっているならいいはずだろう?」
 と言っているようだった。

はじめは一人で足湯に浸かっていたが…
 足湯でくつろぐ西太后陛下

足湯でくつろぐ外国人の皆さん
 足湯を楽しむ外国人の皆さん

記念撮影
 船の前で撮ってもらった写真
 
 西太后陛下はずいぶんと疲れた様子だが、足湯に入ってかなり疲労回復したようだ。しかし、ここでは特に見るべきものもないので早々にシャトルバスに乗って引き上げた。途中によるスーパーでビールを仕入れたのは言うまでもない。

しかし、八代の皆さんは、外国人ばかり歓迎していまいか?日本人をないがしろにしてはいまいか?
 再度、この地に来るのは外国人ではなく、日本人だと肝に銘じよ!…八代の人が読んでくれればの話で、ましてや役場でまじめに取り上げられるのは何十万分の一の確率だと思うが。

 帰りの場面で。くうみん達はゆめタウンの正しいシャトルバス用バスストップで待っていたが、外国人が多数待っていた、すぐそこの普通のバス停に、シャトルバスが行ってしまった。これ、気を使い過ぎ。あくまで正しいバス停はくうみん達の待っていたバス停。
 それに加えて、くうみん達の立場はどうなる。くうみんはいいが、足弱な西太后陛下はどうなる。

 船室に帰った陛下は大変お疲れのようだった。
「この間、プールのそばのシャワー室に入ったとき、エステルームのお姉さんが親切にしてくれたのよ」
「ふ~ん、じゃ、体をもみほぐすのに、その人を指名して、行ってくれないいじゃん」
 すぐにくうみんはエステルームに電話をかけ、その親切なお姉さんを指名、西太后陛下をエステルームにご案内した。

 陛下の予約したのは一番短い50分コース。
 「それじゃ、50分後に迎えに来るから」 

 部屋で本を読みながら時間をつぶしていると、突然電話がかかってきた。エステの人からだ。
「お母様は1時間半のコースに延長しましたので」 
「は、どうも」
 やっぱり…お姉さんの口車に乗ったな。でも、デポジットは300ドルあるから、大丈夫だろう。

 終わった時間を見計らって陛下を迎えに行った。陛下はご満悦だった。
「とっても気持ちが良くて疲れが取れたわ~」
「そう、良かったね」
「明日も予約したの」
「ふ~ん…」

 少し嫌な予感がしたのは言うまでもない。陛下は今まで300ドルをデポジットした船内カードで、景気よく洋服や宝石などの買い物をしたはずだ。
 でも、まあ、そう大したことはなかろう。

 しかし、くうみんはこの後、陛下の金使いの荒さに翻弄されることとなる…
 



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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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