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潜入!俺のフレンチ

 俺のフレンチ、行きましょう…ブロ友のマドモワゼルPからお誘いが来た。そうねえ、いつがいいかねえ、最近は医者他の医者通いが多かったのでなかなか日取りを決めかねていたが、やっと医者通いもひと段落。
「この日に行きませんか?!」
 急に日取りを提案されたが、これくらい強引に言ってくれないとなかなか腰が上がらないものだ。
「よ~し、行こう!」

 ブロ友のマダムZも誘った。マダムZは大酒飲みの上、食いしん坊なのできっと興味を持つであろう。
 思った通り急な誘いにもかかわらず、来てくれることに。

 待ち合わせは銀座本店に近いという新橋銀口。マダムZはすでに来ていた。
「オホホ、くうみんさん、しばらく」
「オホホ、そうね、マダムZ、そのお召し物は花様からお求め?」
 
 マダムZは「花の美人服の作り方」の花様デザインの服が好きだ。ヤフーオークションで出品しているのだが、人気があってなかなか落札できないという。
 
花の美人服の作り方

「これは違うの、自分で縫ったのよ」
「まあ、そう、お似合いだわ、オホホ」
「くうみんさんのそのアロハはどちらでお求めに?」
「タイの安売り市場で買いましたの」
「とってもお似合い、オホホ」
 オバ二人組が互いのファッションを褒めあっているうち、若手マドモワゼルPが登場した。
「こんにちは」
 マドモワゼルPは、紺色のブラウスにヘビ柄のスカートを合わせている。さすが「しろうとおしゃれジャーナル」の管理人だ。さっそくくうみんはファッションを褒めた。
「そのヘビ柄、お似合いよ」
「どうも」
 そっけない返事が返ってきたのだった。

 俺のフレンチ銀座本店は新橋銀座口から歩いて2分とホームページの案内に書いてあったが、2分では絶対に着かない。くうみんが全力で走っても無理だろう。5分はかかるだろうか?

「いらっしゃいませ」
 予約しているので席に着けた。以前は予約の電話がひっきりなしで電話予約は難しいと言われていたが、そこまでではなくなり、普通に予約ができるようになった。
 さらに、マドモワゼルPによると、客のいないときもあり、従業員のお兄さんが、客引きをすることもあると言う。

 椅子はあまり座り心地のいいものではない。福岡で飲んだと同じつもりで「俺のシャンパン」を頼んだら、福岡と違ってすごい小さかった。
「なんじゃ、こりゃ!」
 まあまあと言う感じでマダムZが
「物が違うかもよ」
 と言った。

 だって~、福岡で飲んだ俺のシャンパンはこんなに、なみなみだったんですよ~。
俺のフレンチ シャンパンは999円
 福岡のシャンパン ここではない。お~すっげ~ これで999円だった

乾杯!
 なんだよ、これは!!これで千280円だと!! なみなみロゼは780円。これはよろし

 何を頼んでいいかわからないので、こういうことにやたら詳しいマドモワゼルPにメニュー選びを任せた。マドモワゼルPはいかにも慣れた感じでウエイターに注文した。
「それじゃ、まずフォアグラと白レバーのペーストを」
 ウエイターはすかさず言った。
「お勧めはロッシーニですが」
 ロッシーニとはフォアグラと牛ヒレのグリルだ。2千980円もする。
「私、牛肉は好きではないので」
 断られてもめげずにウエイタ-は続けた。
「裏メニューでウニのジュレ寄せがありますが」
 マドモワゼルPはなおも言った。
「ウニは嫌いなの」
 嫌いなものはどうしたって食べるものか、そう言う気迫が感じられた。

 どうも高そうなメニューばかり勧める。
 
 マドモワゼルPは、カモが好きだという。
「シャラン鴨のオレンジソースは1時間ほどかかります」
 とも言われたが、そんなに時間はかからずに料理は到着した。売り上げをあげるため、その間に食べるものを注文させようという陰謀なのではないか?
 そう言えば福岡で食べた時も、料理を作るのに時間がかかるから、その間に食べるものを注文した方がいい、と言われた。しかしその時もそんなに時間はかからなかった。

 お勧めも、高い料理に限られているような…やはり店側に、売り上げを少しでも伸ばそうという陰謀を感じた。

 フォアグラと白レバペースト
 フォアグラと白レバーペースト 380円。おいしかった

メリメロサラダ
 メリメロサラダ 480円 彩りがきれい

小エビのフリット
 小エビのフリット 480円 プリプリしておいしかった

 オマールエビのロースト
 オマールエビのロースト 2千880円 わ~い!大きなエビ!

 オマールエビはクルーズで食べたが、やはりこっちの方がジューシーで数十倍おいしい。あっちは出汁ガラだ。

シャラン鴨オレンジ
 シャラン鴨オレンジ 千980円

 マドモワゼルPは、ワインにも詳しく、お店の人に好みの味を伝え、どのワインがいいか相談していた。くうみんも勢いでワインを飲んでいたが、やはりビールがいい。

 1時間50分の制限時間はまだだったが、料理もなくなったので、他に河岸を移すことにした。ここでもマドモワゼルPは頼もしさを発揮、迷うことなくオバ二人組を次の店へといざなった。
 次はおしゃれで値段も手ごろなビストロ風の店だった。マドモワゼルP、良く知っているな~。単なるやらかしっ子ではなさそうだ。

 マダムZは…暗算が得意らしい。
「なんぼや」
 くうみんが聞く。ウエイターが勘定書きを持ってくる。
「ひとり○円!」
 瞬時にマダムZが答える。

 二人ともすごいな。マドモワゼルPは物知りだし、マダムZは暗算が得意だ。おまけに地図の読める女でもある。それに引き換え、くうみんは…など思う。

 まっ、いっか!

 マダムとマドモワゼルの3人組はその店でも飲みかつ食い、しゃべり続けるのであった。しかし、何を話したのかよく覚えていない…
 いい加減眠くなって店を後にした。同じ線で帰ると思っていたマドモワゼルPは違う路線で帰ると言う。
「そうか、じゃ、また一緒に行こう」
 そう言って別れたはずなのだが、なぜかオバ二人組とマドモワゼルPは車道を隔てて平行に歩いているのだった。マダムZがそれに気づいた。
「あれ、マドモワゼルPじゃございませんこと?」
 くうみんがコンタクトレンズで疲れた目を凝らして向こうの歩道を見ると、なるほどマドモワゼルPが歩いている。
「お~い、P。お~い、P」
 マドモワゼルPはハッと気づいてこちらを見ると手を振った。

 私はこっちですので、なんて何やっているんだか…結構マヌケだ。

 マドモワゼルPが一緒だから乗り過ごさないぞと思っていたが、そうではなかった。乗り過ごさないように頑張らなくっちゃ…朦朧とした頭でマダムZと地下鉄に乗るくうみんであった。

 うぉ~い!はぁあ~…うん、大丈夫だった。乗り過ごさなかったよ。


 (表記の値段はすべて税別です) 

 

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