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癌であることと死別 つらいのはどっち?

 癌と知ったのは8年前の8月だった。おじさんとあっちこっち遊び歩いて、楽しい日々だったが、しこりに偶然触れて、なんだ、これ、大したこともないだろうけど、まあ近くの医者にでも行ってくるか、と言うことになった。

 近所でいつもお世話になっているお医者さんに行って某有名がん専門病院を紹介された。どうせ癌じゃないのに、こんなところ…と思っていたのに癌だった。

 その時はあまりの衝撃で通い慣れた家への帰り道、駅を降り間違えたり、違う方向に乗ってしまったり、なかなか家にたどり着かなかった。

 死ぬかもしれない…こんなとき人は誰しも強烈な鬱になるらしい。そして60日くらい経つと2つの方向に分かれる。攻撃に回るか、逃避するか、二つに一つだそうだ。
 逃避の最たるものは自死となる。

 攻撃と言うのは自分はガンであることを強く主張し、例えばこのようにブログでひとに訴えるようなことだ。今まで考えられないような積極性を発揮し、同じ病の人とコンタクトを取ろうとする。

 ブログを書くようながん患者は、私を含めて攻撃に回る人が多いのではないかと思う。

 癌になっちまったものは仕方ない。死ぬまでは生きている訳だから、死ぬまでは生きていよう。

 体に気を付けてせいぜい長生きしようと、自分なりの養生をする。そして特に家庭の奥さんの場合、ご主人や子供の面倒ばかりで、自分の楽しみを忘れていたことに気付く。自分のことも大切にしよう、そう思う。

 しかし、愛する人の死は受け入れ難い。おじさんの死を知らされた時、まず信じられなくて呆然とした。物言わぬおじさんのそばに立って、涙をぼろぼろ流した。
 癌で立ち直ったのは2カ月にも満たない期間だったけれど、おじさんの死はいまだに受け入れがたい。

 死別ブログのメンバーは、癌で愛する人を失った人も多いが、きっと残された人の方がつらい思いをしているのではないか。癌で逝ってしまった人は、愛する人に看取られて、その一点だけは幸せだったのではなかろうか。
 これが癌になった者の唯一の権利ではないか。

 それなのに、なんで癌の私が残される?

 これでもか、と言わんばかりの仕打ちを、誰がするのか。どこまで苦しめと言うのか。もっと苦しめばいいと言うのか。
 時にそんなことが頭の中をめぐり、回り、平静でいられないときがある。

 ブロ友のめろんさんによると、大切な人を失って、うつになる人もいる。癌になる人もいる。

 自分が癌になることと、愛する人に死に別れるのと、どちらがつらいかと言えば、愛する人と死に別れることの方が100倍つらい。

 だからもうちょっと優しくしてよ、癌友達。


 
 今日のメニューは5キロ走。だけど雨降っているし、やめた。
 

 名古屋ウィメンズマラソンまであと4日!!


アフィリ始めました。未亡人くうみん、少しは生活の足しにと。



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