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夫に先立たれた妻として、夫婦別姓問題を考える

  先日「夫婦同姓は違憲ではない」という判断が最高裁で下された。夫婦別性を求める人たち(主に女性)には、がっかりな判決だったと思う。

 夫婦別性を求める人は、今まで使っていた姓の愛着を大きく主張していたが、夫であるおじさんと死に別れて夫婦同姓の影響ってかなり大きいなと感じたことがある。

 夫婦同姓とするのは日本の伝統ではなく、明治時代からだと言うのは皆さんご存知だと思う。例えば日野富子や、北条政子は足利富子ではないし、源政子ではない。夫婦同姓を決めたのは、明治政府が近代国家として世界から認められるために当時、夫婦同姓だった欧米に倣ったのだ。

「アメリカやヨーロッパは夫婦同姓だってよ」
「それじゃ夫婦別姓だと野蛮だと思われるかも」
 てなことだろう。

 今回の夫婦別姓問題では、意外なことに世界が注目していたそうだ。今回、夫婦別姓が認められなかったことについて、
「古くせぇ~」
「日本は100年以上前の法律をまだ重視するのか!
 というご意見が続出、こんな外野の意見に、ハラハラしながらも、日本政府は面倒臭えからと、このままだろうな。

 さて、くうみん個人としては名前がどうこうはどうでもいいことだった。して、夫であるおじさんに先立たれて感じた夫婦同姓の影響とは?

 例えば、うちはおじさんの先祖とくうみん父の祭壇を祭っている。おじさんが亡くなって、
「おじさんの家の墓は誰が管理するのかな」
 など他人事のように考えていたが、墓守は誰でもない、このくうみんではないか。墓の使用権者は、おじさんからくうみんの名前に書き換えられた。
 おじさんの家は東京だけではなく、故郷にも墓があるが、その名義も同じようにくうみんの名前に書き換えられた。
「女っていうのは結婚すると男の家に取り込まれるのだな」
 と思った。乗っ取ったとも言えるが。
 これが夫婦別姓であれば、嫁に行ったおじさんのお姉さんたちが、墓守担当になったのだと思う。

 夫に先立たれた妻は、旧姓に戻ることもできる。しかしそれこそあまり穏やかではない。
「夫が亡くなったので私、旧姓に戻ります」
 そんなことを口にしたら、親族としては何か不満でもあるのかと心配するから、一波乱あるに違いない。

 そして姓を変えるということはやはり不利なことだと思う。先祖供養は法的に強制ではないが、しなけりゃいけない「雰囲気」で、その姓になったからと言って法的な権利と言うのは一切ない。
 例えば、義理の親の面倒を一生懸命看た嫁さんには、相続権は認められず、面倒なんか見なかった兄弟が
「いただき!」
 とばかり群がって財産を取ってしまうというような。

 だから未亡人くうみんとしては、そこら辺の問題をきちんとしたうえで、初めから別姓なり、両方を名乗るなりできるようにした方が、万事穏やかに進むんでないかい、と思うのだよ。

 そう言えば以前、
「夫婦は同姓でないといかん!」
 と、口角泡を飛ばさんばかりに息巻いていた人がいた。彼は今頃どうしているだろうか。





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