すべてはおじさんのために
日本ブログ村では今の所、専業主婦のカテゴリーに登録している。私はもう専業主婦とは言えない。でも、おじさんがまだこの世にいるという49日まではこのまま主婦の座にいさせて欲しい。
昨日の夕食はおじさんの好きなとんかつ屋でおじさんの好きなエビフライを食べた。
「今日はお一人ですか?」
そう言われて口を横に結んで下を向いた。おじさんと二人で来た。おじさんの遺影を目立たないようにテーブルに置いた。
食事が終わって、おかみさんに会計を頼んだときに、おじさんの死を告げた。
「あら、まあ」
ここの料理人である無口なマスターも、おじさんの遺影に手を合わせてくれた。いつもお客さんでいっぱいのこの店で、この一瞬だけ人がいなかった。これもおじさんが挨拶をしたかったからか。
今日の夕食は鯛茶漬け。マグロ茶漬けがおじさんの好物だったけど、今度は鯛で試してみたいと言っていて、それっきりだったから。
ずっとずっとおじさんの好きなものばかり食卓に並べている。
すべてはおじさんのために。
昨日の夕食はおじさんの好きなとんかつ屋でおじさんの好きなエビフライを食べた。
「今日はお一人ですか?」
そう言われて口を横に結んで下を向いた。おじさんと二人で来た。おじさんの遺影を目立たないようにテーブルに置いた。
食事が終わって、おかみさんに会計を頼んだときに、おじさんの死を告げた。
「あら、まあ」
ここの料理人である無口なマスターも、おじさんの遺影に手を合わせてくれた。いつもお客さんでいっぱいのこの店で、この一瞬だけ人がいなかった。これもおじさんが挨拶をしたかったからか。
今日の夕食は鯛茶漬け。マグロ茶漬けがおじさんの好物だったけど、今度は鯛で試してみたいと言っていて、それっきりだったから。
ずっとずっとおじさんの好きなものばかり食卓に並べている。
すべてはおじさんのために。
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