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安心な老後に必要なもの

 おじさん父は無事天国へ行き、おじさん母は優しい子供たちと優し~い嫁に囲まれて、認知が来たと言っても幸せだと思う。

 これもある程度のお金があったからできることであって、安心な老後のためにはお金は必要だ。でも、お金だけではだめなのだ。

 なにが大事かっていうと、人を見る目。

 以前書いたヨシ伯母の話、リンク貼ったけど、この記事だけで充分意味が通じるので、お暇な方だけどうぞ。
 人を見る目のないヨシ伯母の話

 ヨシ伯母はくうみん母の姉で、若い頃から贅沢せずにコツコツと貯金して、さあ楽をしようと思ったらなけなしのお金を悪い奴に騙し取られた。

 くうみんはヨシ伯母と、就職して結婚するまでの2年間、一緒に住んでいた。その間、たまに酒飲んで帰ったり、一度だけ無断外泊したのが子供のいない、品行方正のヨシ伯母には信じられないことだったのか、くうみんは全く信用がなかった。

 結婚してすぐの時は家が近いこともあって月一くらいで、手土産持ってご機嫌伺いに行ったのだが、そのたびに
「別れるの?別れるの?」
 と言われた。
「別れないけど」
 と、くうみんは言うのだが、
「本当に?」
 日本人なら誰でも判る、疑い深い「本当に?」の、イントネーション、そして、
「あんたが来ると別れる相談かと思って、生きた心地がしない」
 とまで言われたので、いつの間にか行かなくなった。

 そのうち、
「ヨシ伯母が変だ」
 と言う噂が届いた。そこで電話してみた。
「最近大丈夫?心配になっちゃって」
 すると、例によって、日本人にだけわかる疑いのイントネーションはますます強くなって返ってきた。
「本当に?」

 なんでこんなに信用がないんだろう。もうくうみんは手を引くことにした。

 時は過ぎ、ある日くうみん母から電話がかかってきた。
 かなり動転して、涙ながらだった。かいつまんで言うと、親族の鼻つまみ者の姪っ子、くうみんのいとこにあたるA子が、ヨシ伯母の貯金を言葉巧みにだまし取ったらしい。

 あのA子より信用がなかったのか、このくうみんは!
 そう思って愕然としたが、悪い奴と言うのは疑い深い人間を信用させるためのノウハウがあるのかも知れない。

 ヨシ伯母はA子の世話で某介護施設に入居させられ、その間に貯金を我が物にした。

 A子はヨシ伯母所有のマンションも売り飛ばそうとしたが、それに感づいたくうみん母が阻止、さらに年金も振込先を替えようとしていたと、金融機関の人が言っていたという。年金まで盗ろうとしていたらしい。

 行く所がなくなったヨシ伯母が、くうみん母のツテで、山奥の精神病院に入院することになった。ここがヨシ伯母の終の棲家になってしまった。

 老後のためにコツコツ貯めた資金を奪われ、本当なら豪華と言わないまでも良心的な施設に入居も可能だったのに、信用する人間を間違えたためにこんなことに。

 くうみんは信用できる人間だなどと言うつもりはない。しかし、自分を頼ってきた親族の金を、かすめ取るようなことは、普通の人はしないだろう。普通の子に託せばいい。

 窮鳥懐に入れば猟師も殺さず、と言うではないか?

 それなのにヨシ伯母は、よりによって、のA子を…

 安心な老後のためにはお金よりも人を見る目だと思う。

 
 

 
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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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