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5年検診しようかよそか

 くうみんが乳がんの手術をして5年になる。がん友からは
「5年後検診見事クリアしました!」
「万歳、クリアです!」

 そういう知らせがたくさん来て、みんなガン友会でもしたい様子。そういう時はくうみんがガン友会を主催する。主催する人間は決まってしまう。やろうか、5年後検診クリアおめでとう会。

 しかし、主催する方、くうみんは検診していないのでクリアしているかどうかわからない。どうでもいいじゃないかそんなことは、治療する気はないんだし、と思うから。
 でも、なんとなく座りが悪い。どっちつかずの居心地の悪さ。再発したならした、しないならしない、白黒つけたくなった。

 26日は漢方の診察だ。よし、漢方の先生、福島先生に相談してみよう。
「あの~。先生、再発していないかな、なんて思いまして、検診しようと思うんですけど」
「ちょっと待って…(パソコン操作)ああ、あなた治療拒否しているのね、だったらそれを貫けばいいんじゃないの?」
「いや、でもなんか、座りが悪いというかなんというか…白黒つけたくなりまして。それに最近、ここら辺が痛いんです」
 そう言ってくうみんは胸を指し示した。この場合、くうみんは「ちち」を指し示したつもりだった。

「あ、そこが痛いの?胸焼けでしょ?」
「えっ、胸焼けというとあの、焼き芋を食べ過ぎた時のアレですか?そうじゃなくてここが痛いんですけど。
 そう言って、くうみんはまたしても「ちち」を指差した。
「だからそこは胸焼けなんだよ。他に言い方がないから仕方ないの!」

 そう言うと、福島先生は
「そんなに検診したいなら、することにしよう、じゃ、予約はこの日に」
「ありがとうございます」

 やった~!この座りの悪い日々にもうサヨナラできる。そう思ってくうみんはルンルン気分で病院をあとにした。
「ああ、よかった、これで白黒はっきりできる。でも、何をするんだろう、マンモかな、超音波かな、それともPETかな?」

 そう思って、次回の検査予定表を見た。
「えっ」
 見てびっくり、なんと検査内容は胃カメラだった。
「なんで乳がん検診が胃カメラなのよ!」

 家に帰ってからすぐさまキャンセルの電話をした。事務の人が出た。
「お待ちください。福島先生に確認します」

 しばらく待つと、福島先生が電話に出た。
「あなた、胸が痛いと言ったじゃないの!」
「胸は胸でも痛いのはちちの方です」
「だったらなんでそう言わないの!」
 だって、胸ってちちを指して言ったじゃない…意思の行き違い、お互いの勘違い…

「僕は勘違いなんかしてないよ!君が勘違いしてたんじゃないか!」
 そう言って電話は突然切れた。

 プー、プー…

 怒るなよ福島先生。
 せっかく乳がん検診ができると思ったけれど、これでチャラになってしまった。これからどうしよう?もうしなくていいという神の啓示か、悪魔の誘惑か。

 めんどっちいから、もういっか。
 

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テーマ : 医療・病気・治療
ジャンル : 心と身体

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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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