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年寄り騙す悪い奴 その3

 保険のことも一件落着、よかったよかった。そんなふうに思っているうち、そろそろ実家に行って様子を見てこようかということになりました。

 土日では銀行も役所も休みです。おじさんとくうみんは何か事があったら用事を済ませられるようにと、実家にはなるべく平日に行くことにしています。おじさんは自営なので時間の融通は効きます。

「あれから保険には入ってないわよね」
「うん入ってない」
 くうみん母、西太后陛下の返事に、うんうん、とくうみんは満足げに頷きましたが、次の言葉で顔がひきつりました。
「でもね、以前から入っているのはあるの」
「何それ!見せて!」

 くうみん母はA4くらいの封筒を持ってきました。中身を見てくうみんはめまいがしそうでした。同じような保険にいくつも入っている。以前解約させた保険とと同じような、役に立たない損害保険…支払いも月10万円近くになるのではないでしょうか?

 そばで見ていたおじさんが言いました。
「お義母さん、怪我したり病気したりした時、これで保険請求したことありますか?」
「ううん、そんなめんどくさいことしない。車ぶつけたときはここの代理店の人にやってもらうの。ハゼハラさんって言うの」

「この保険、全部その、ハゼハラさんに入らされたの?」
「この人はね、とってもいい人なの、親も及ばないほどの恩があるの」

 その時、おじさんが一枚の証券に目をつけました。
「お義母さん、この珍太郎君の車両保険、珍太郎君が契約していることになっているけど、この契約、時期で言うと、珍太郎君は既にひょうたん島在住ではないですか?」

 悪徳保険屋め、Yおやぢと同じ手を!
 おじさんはその保険代理店に電話をかけました。

「この保険なんですが、この時期、義弟の珍太郎はひょうたん島なので契約できないはずですが」
 電話の向こうで焦っている雰囲気がわかる。おじさんの後の報告によると、それでもバックれていたという。

 おじさんは必要ない保険をこちらで指定するので、それの解約に応じて欲しい、それでは義母と替わる、と言いました。
「ハゼハラさん、私もあまりお金ないから、ゴメンネ」

 母だけでは心もとないので、ハゼハラさんから解約に必要な書類を聞き出し、後日一緒に解約手続きに行こうということになりました。

 これで解決か?

 続く
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テーマ : マネー・貯金
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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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