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病気のことを老いた親に言うべきか?

 先日、某女史からくうみんにメールが来ました。

 病気のことを年老いた親にはどう言うべきか?心配をかけるのは心苦しいし、言わない訳にはいかないし…

 迷いますよね。
 くうみんはおじさんの両親、くうみんの両親、両方に言いました。くうみん父を除き、全員認知入っていました。
「たとえ認知が入っていたとしても、真実は伝えるべきだ」
そう思ったからです。

 癌だと伝えると、心配に思っただろうけど、今の医学を信じよう、みたいな感じで、そんなに慌てた様子もありませんでした。

 問題はそのあとです。

 告知から割とすぐに手術が決まったのですが、くうみん母は落ち着かず、
「明日そっちに行くから。手術の日は一緒に行くから」
と言います。

 え~!!そんな!手術まで1週間もあるのに。こんな時に来たら食事の支度だなんだって、面倒かけられるじゃないの!
「だって、手術まで1週間もあるのに、どうして来るのよ!」
「えっ、そうなの?今日は6月…」
「6月じゃない、9月!」
「あら、そうだった?」

 退院後は一日10回くらい、
「体調はどうだ」
と聞きます。
 くうみんは体調のことを聞かれるのは嫌なのです。
「そういうことは言わないで」
というと怒ります。

 おじさんの両親は、電話攻撃です。今まで電話なんてして来なかったのに毎日電話が来るようになりました。
「くうみんさん!おとうさんです!頑張ってください!お母さんと替わります」
「はあ」
「くうみんさん!頑張って!」
「はあ…」

 ある日買い物から帰ると、留守電ランプが点滅していました。
 なんだろうと再生してみると、
「くうみんさ~~~~ん!!が・ん・ば・れ~~~~!!が・ん・ば・れ~~~!!ゼイゼイ」

 うわ!!

「私たち、これくらいしか応援できないの~~~!!」
 延々と、繰り返すのです。
「が・ん・ば・れ~~~!!」

 頑張れと言われたくない…そういうがん患者は結構多いのですが、くうみんも同じで、なんだか涙が出てきました。

 頑張れって何を頑張るんだ?何に頑張ればいいのかわからないときは、股に力を入れればいい…訳ない。

「もう、これ、やめさせてよ」
 留守電を再生させながら、おじさんに涙ながらに言いました。

「が・ん・ば・れ~~~!!が・ん・ば・れ~~~!!」」

 おじさんは何が嫌なのかわからないという風情でしたが、とりあえず、「電話はやめるよう」言ってくれました。 

 このように、老いた親にカミングアウトすると、気遣いはするのですが、的はずれなことをしてくれます。その後何年か、その的はずれな気遣いは続きました。

 ウザい。気遣いがうっとおしい。

 と言うことでくうみんは親にカミングアウトしたのを、非常に後悔しています。

 だったらどうすればいいか?嘘も方便、
「良性のものなんだけど、がん化したら怖いから、取っちゃうことにした」

 真実が一番とは限らない。これがベターだと思うんだよね。

 

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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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