先生のことはどう思っているの?

 今まで読んでくださった方ならわかる通り、くうみんは今の癌治療を信用していません。また、他の代替治療もなんだか胡散臭い目で見てしまいます。
 と言うことで、今は治療なし、検査なし、食事も常識的に考えて良さそうなものを摂るようにしているだけです。

 それじゃ、掛かっているお医者さんのことはどう思っているの?やっぱりケチョンケチョンに言うの?
 いえ、そうではないのです。大変尊敬しております。

 主治医スナミは入院前からの付き合いです。なんだかぶっきらぼうな先生だと思っていました。しかし、入院中は朝は一番で回診に来るし、夜は遅くまで病院にいました。

「日曜でも来るわよ、あの先生」
「いつ家に帰るのかしら」
 みんなひそひそ噂をします。
 くうみんは言いました。
「きっと病院の中に住んでいるんだよ」

 仮眠室にホームレスよろしくダンボールで寝るだけのスペースを確保。古い毛布を敷き詰め、スーパーのレジ袋に入れた下着他の若干の衣類。
 ダンボールには「スナミハウス」とマジックで書いて、自分の縄張りであることを意思表示…
 食事は院内のコンビニ、風呂は院内のシャワー室、洗濯は院内のコインランドリー、そして散髪は抗がん剤でハゲた患者のためにある院内の理容室を利用している…
 そう思われるくらい熱心に患者のに面倒を見てくれました。

 蒲田先生は抗がん剤で、くうみんが身も心もボロボロの時に、優しい言葉をかけてくれました。
 考えてもみて欲しい!

「ひねくれもの、くうみん!」
「お前なんかもう、ランニングもできないし、頭も悪くなったのさっ」
皆にいぢめられ、一人泣くかわいそうなくうみん。
 見て見ぬふりをする周りの人々。

 その時!
「君たち、やめないか!」
「ちっ、優等生が来やがった」
 蒲田先生の登場で、いぢめっこは向こうに消えてしまう。
「大丈夫、また走れるようになるから」
 優しい言葉に、先生を見上げるくうみん。
 このシチュエーションで惚れない女がどこにいよう?

 おちゃめ福島先生のことは、もちろん信頼しています。
 先生は座禅を組んだり、滝に打たれたりすることもあると言う…今度一緒に滝に打たれようかしら?寒いのは嫌だから夏がいいわね。
 でもその場合、先生はフンドシいっちょでくうみんは腰巻いっちょ?
 て、照れるな~。

 漢方・福島先生はくうみんの治療として正しいことをしてくれていると思います。
 角南先生のことも、放射線・蒲田先生のことも、尊敬しています。
 先生方は、寝食を惜しんで患者のために働いていらっしゃる。

 くうみんは自分の体のことだけ考えています。
 検査は無駄だからしない、治療も副作用が怖いからしない。それを他の人に積極的に勧めようとは思わない。
 自分の体を考えたら標準治療はしない、そう思うようになったのです。

 先生方を尊敬する気持ちと、病気に対する姿勢は別物。そういうことです。


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ランニングコスチュームを考える バックシャンくうみん

 昨日、1月29日は大阪国際女子マラソンがありました。前評判の高かった福士加代子様、またオリンピック代表の座を逃しましたわね。
 しかし、だめだとわかっても、へらへらしているのがいいです。夜、布団の中で悔し涙にくれているやも知れませんが…

 くうみんがそれ以上に注目したのはやはりコスチュームです。くうみんが見た限りでは全員昔ながらのランシャツにランパン、スパッツ着用さえ皆無、ましてやランスカ着用なんていやしません。
 実業団の選手は以前からのスタイルで走るのに対し、市民ランナーは、ずいぶんと違うコスチュームで走るようになりました。

 マラソン大会は、わりと寒い時期にあるので、くうみんはランシャツ、ランパンの代わりにいつの間にかTシャツ、ロングスパッツを着けるようになりました。 
 走っていれば寒くなくなるのは判っているのですが、真夏に着てもおかしくないような格好で寒い中、スタートを待つ勇気がないのです。

 ランニングばやりの昨今では、スパッツの上に男ならひざ近くまであるパンツ、女はランスカをはいている人が大半です。

 はじめは、
「何よかっこ悪い。デッパラとタレケツカバーのためね」
と、バカにしていましたが、こう皆が着用していると、自分だけがはかないと言うのもなんだかな、のような気がして、最近は練習にランスカを着用するようになりました。

 ランニング仲間は、ほとんど全員、機能性のスパッツをはいています。
「どう?普通のスパッツとは違う?」
と聞いてみたところ、
「全然違うわよ」
とのこと、さっそく楽天で注文しました。
 でも、そんなに違うなら、実業団でも使いそうなもの…まあ、試してみよう。

 先日、夕暮れ時にランスカはいて走っていました。ちょうど中学生の下校時刻で、男子中学生の一団を追い越しました。
 すると、そのうちの二人が、猛然とダッシュ、くうみんを追い越しざま、くるりと振り向いて、言いました。
「こんにちは!」

 くうみんは言いました。
「おばさんですけど」
「いや、一応、挨拶は…」
二人は急激に勢いをなくし、道にへたり込みました。
 この疲れは急に走っただけの疲れではなかろう…

「おほほほほ…」
 白髪も夕闇にまぎれて、わからない。バックシャンくうみんの高笑いが夕暮れに響き渡ります。
 もうすぐ大会。後姿も大会も、若い者にはまだまだ負けん。


若い者には負けてないくうみんが注文した機能性スパッツ。これで優勝できるかな?


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初めまして、くうみんです…おほほ ブログを初めて今日で丸一年経ちました

 マニュアル本を片手に戸惑いながら書いています。さっきは右上のバツ印をうっかりクリック、せっかく書いた日記が、ああ…
 とまあ、どんなに初心者かお判りでしょう。
 こんなアナログなくうみんがなぜブログをはじめたかと言うと…
 私、乳癌を患っております、極めて活発な女子です。マラソンを走るのが趣味です。市民レベルの大会で入賞したこともありますが化学療法のせいか以前の走りとは違います。
 でも、夢よもう一度と思っています。趣味ではなく、仕事や子育てにいそしむ方もたくさんおられると思います。
 皆さん!将来の夢と、明るい未来を語り合おうではありませんか!

 1年前の今日、ブログを立ち上げました。
 これ、くうみんが一年前、初めて書いたブログです。か弱い癌患者くうみん時代からの事をつづっています。

 初めはみんな同じ、頼るのは先生だけ、癌友とは慰め合い、励まし合い…涙にくれた日々もあったんだなと、今思うと懐かしい気がしてきます。

 同じような時期に手術した中では、最悪の病理結果、「全摘の再手術」勧告を経てどうにかならないか、マジもがき、悩みました。
 再手術は結局しなかった。

 局所再発の可能性が極めて高い…
 黄緑色の倍角文字が気になったけれど、まあいいってことよ!と言う訳で術後3年半、浮かれてブログを書き綴る日々を過ごしました。

 初めの方を読んでみると、まあ、センテンスが長くて、読みにくいねえ。こんなのをはじめから読んでくださった、ありがた~い方もいらっしゃる。
最初のブロ友ぴょんこさん、いつもお世話になっております。

 まゆさんとどくだみさん。わざわざ初めから読んでくれてありがと。デリカ伯爵、おもしろいと言ってくれてありがと。オババさん、あなたはギャグのライバルです。のもいのおっちゃん、いろいろ教えてくれてありがとう。期待の新人マー君、今後笑わせてください。よだきゅうさん、焼き肉食べましょう。阿修羅男爵、大丈夫か~!カーライフさん、ごきげんいかが?
じゅんさん、髪の毛よろしく!砂様、またくうみん劇場出てね!o'lois様、また会いましょう!楓さん、デトックスよろしく、灰色うさぎさん、英語教えてください。キララさん、楽し記事を読ませてね。beabeaさん、ちゃんと読んでますよ!shougyokuさん、パワーよろしく、直弟子さん、引っ越し先で活躍期待!前田さ~んは最近来ないな!

 忘れていたらごめんなさい、たくさんの人に支えられてここまで来ました。

 自分が面白いと思ったものが必ずしも皆に面白いと思われなかったり、その逆もあったり、判らないものだと実感。

くうみんが選んだおもしろいブログベスト3

2月27日  免許とパスポートの写真を、髪の毛の不自由な時に撮った話
10月27日 人生エロエロパート2
1月15日  おじさんにとって一番信用ならん女くうみん

 無事一年ブログが続いた。めでたい。IMG_1526グリコ.jpg
グリコも祝福!
雲
雲も祝福!IMG_1580上賀茂神社の御神馬.jpg
よかったね~
IMG_1540鹿.jpg
ん?馬と鹿で…?
IMG_1633富士山.jpg
富士山!恥ずかしがらずに顔を見せなさい!
IMG_1652大文字焼2.jpg
バスの中から必死で撮った大文字焼き。箱根の山も祝福だ~!!

 1月28日14時30分現在総アクセス数138,964、全308話、記入率80・9%、一日の平均アクセス数380

 これからも、くうみんブログをよろしく!



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奏効率の意味 抗がん剤治療とホルモン剤治療

 先日、1月24日のくうみんブログに副作用は嫌さんから次のようなコメントをいただきました。

>私も5~6%生存率があがると言われ迷いました。この数値の意味するところが、未だによ>く解りません。なんか煙に巻かれたようで。あまりしつこく聞くとお医者さんの機嫌が悪く>なるし。結局、選びませんでした。数値の解釈についてよいサイトがあれば教えてくださ
>い。

 数値の解釈について良いサイト?くうみんが教えちゃる!

 乳がんの場合生存率と言うと、10年生存率を一般に言います。生存率5%向上と言うのは、抗がん剤治療を100人の人がして、5人の人に効果があったと言うことです。あとの95人には、効果はありません。

 よく、「1%でも、生存率が上がるなら…」
 と言いますが、100人その治療をして、効果があるのは1人だけと言うことです。
 
 くうみんは、病理検査の結果、癌が取り切れていないことが判り、全摘の再手術勧告を受けていました。全摘がどうしても嫌で、
「それなら抗癌剤を先にしよう」
と、抗がん剤治療をすることにしました。どうにか全摘を回避したいと、時間稼ぎのつもりでした。
 ちなみに「全摘の再手術をするとどれくらい10年生存率が上がるのか」聞いたところ、
主治医は「5%から6%程度向上する」と言いました。
 この数字の意味は、賢明な皆さんならもうお判りでしょう。

 その時は抗癌剤のことをよく知りませんでした。奏効率30%と言われましたが、
「きっと、くうみんの命が30%伸びるんだ…」
そう思い込んでいました。

 抗がん剤治療中、癌治療のことをいろいろ調べました。奏効率の意味も判ってきました。

 奏効率30%とは、100人のうち、効果があるのは30人と言うことでした。あとの70人は副作用に苦しむだけなのです。

 これが奏効率の意味です。

 副作用は嫌さんはさらに続けます。

>今回のNOの決め手になったのは、以前抗ホルモン剤ノルバを数ヶ月しただけで、すごい副>作用に悩み結局ストップした事があるからです。副作用(ひどい倦怠感、強烈な冷え、頻繁>な膀胱炎など)はその後1年間続き、普通の生活が送れなかったのです。それで、今回の抗>がん剤には激しくNO.ちなみに私は50代ですが、スポーツウーマン。以前は毎朝ヨガ、あ>らゆるスポーツ、夏にはダイビングという生活でしたが、乳がんの手術後と特にノルバの後>は別人のようによろよろした半病人になりました。未だに、ヨガさえできません。最近やっ>と体力が回復してきたので、今年はスポーツがしたいです。副作用はまことあなどれませ
>ん。

 ホルモン剤は抗がん剤に比べて副作用は、軽いと言いますが、普通の生活が送れないほどの副作用に悩まされる人も珍しくないようです。
 先にも「号外!号外!苦しい痛いは体の叫び!情報求む」で、紹介したトムトムちゃんさんもそうでした。早く元通りの体に戻るように、祈るばかりです。

 これが抗がん剤治療、そしてホルモン剤治療です。
 

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細かい作業ができなくなった 

 くうみんは元気です。フィットネスクラブのランニングサークルでも、20代から1億歳までの女子では断トツの一位です。一億歳は当然くうみんです。
 病気のことを知らない人は、全くの健康体だと思っているし、知っている人は
「病気が治って良かったね」
と言います。

 病気が治ったから元気なのか? 違います。病気が治ったから元気なのではありません。もともと元気なのです。

 元気じゃなくなったのは、病気のせいじゃなくて、抗がん剤やホルモン剤のせいです。乳癌になって、痛いとか、苦しいとか、そんなことは一切なかった。苦しい思いをするようになったのは、手術をはじめとする、治療のせいです。

 元気だから体は何ともないのか?
 元気だからと言って体の方は不自由ないかと言うとそうではありません。

 くうみんが悩んでいるのは、指の関節の痛みと、ひじの関節の痛み。そして指がリウマチのようにひん曲がってしまっていること。
 おかげでくうみん母、西太后陛下から賜った1億円の指輪が入らなくなりました。

 走るとか、重いものを持つとか、そういったことはできるのですが、細かい手作業ができなくなりました。字を書くのがうまくいかず、もともと下手な字が、もっと下手になりました。 だからシャープペンシルに輪ゴムを巻いて、滑らないよう工夫しています。たまにする針仕事は特に苦労します。

 動物は人間より力がありますが、細かい仕事は人間がぴか一でしょう。人間は他の動物より頭がいいですが、細かい仕事ができることは、他の動物よりもすぐてれいる、人間としての特性なのです。
 この特性がくうみんには…ああ、動物に近くなったか、できの悪いロボットになったのか!

 早く人間になりたい!


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朝食を食べない生活とデトックス お食事中の方、ごめんなさい!

 トムトムちゃんさんのコメントで、改めてデトックスを考えました。
 ご存じのように、デトックスと言うのは、体の中の毒出しです。今の世の中、気を付けていてもいろいろな毒物が体にたまってしまいます。いろいろな添加物から放射能まで…
 くうみんの場合はがん治療で抗癌剤やホルモン剤を使ったので、その後遺症に悩んでいます。
 ちなみに抗がん剤治療中は、抗がん剤排出を促すためには薬剤師さんから
「水をたくさん飲むように」
と、言われ、たくさん飲むようにしました。

 デトックスは、どのようにすればいいのか…毒を体の外に出す働きのあるものを食べることなど、いろいろあります。

夏姫楓さんの19日のブログ参照

楓さんのブログ

 夏姫楓さんは言います。
「プチ断食はどうですか?」
 え、断食?「プチ」とか「なんちゃって」断食とか言いますが、おなかがすくのは嫌だなあ。と思っていましたが、
「待てよ?」
 くうみん、プチ断食、気付かなかったけれどやってる。
 実はくうみんの朝食は果物と豆乳とお茶、コーヒーだけなのです。 

 最近は、
「朝食は食べない方がいい」
と言う意見が出てきました。石原結實先生も、そちらの意見です。

 以前から
「朝食は絶対に食べなければいけない」
と言われていましたので、健康診断の問診にも、
「ちゃんと食べています」
とうそ申告をしています。
 そうでもしないとしつこく指導されるし、知り合いにそんなことを言おうものなら袋叩きです。

 のもいのおっちゃんもデトックス問題をブログに書いてくれました。
 おっちゃんの21日のブログをご覧ください。のもいのおっちゃんのブログ

開くのがめんどくさい人のためにコピー張り付けます。

>現代医学や現代栄養学では、朝食を取ることは必須、<
> となっているようですが、野母伊はそうは思いません。<

>朝は排泄の時間とは、よく言われています。<

>なので、朝食を取ったら、身体は消化の方にエネルギーを使います。<
>それは、人類の歴史に飢餓の状態がずうっとあったからなのですね。<
>だから、今後いつ食べ物が入ってくるか分からない。<
だから消化を優先する。そうすると排泄がおろそかになる。<

>排泄をしっかりやる、ということはデトックスができる、<
> ということですね。なので朝食を取らない食生活を実践してみましょう。<

 くうみんの朝食は、前記の通り。昼は野菜(たくさん)だけのスープのみ。夕飯は好きなものを好きなだけ食べます。
 石原先生の推奨する食事と、大変よく似ています。違うのは先生はリンゴやニンジンのジュースを飲むよう言っていること、お昼は軽く食べるように言っていることくらいです。

 こうすると、おトイレ問題が良くなるのです。そのぉ、はっきり言うと…出が良くなるのです。
 なるほど、食べ物が入ってくると、消化の方に重点が置かれるため、出す方が後回しになると言うのは実感としてうなづけます。旅行などで食べ過ぎると、「出」が悪くなります。

 毒出しは排泄で90%以上と聞いたことがあります。毒を出す食べ物も大事ですが、毎日の「出」を良くするのが一番大事です。

 くうみんも抗癌剤やホルモン剤の後遺症に悩んでいます。関節も痛いです。しかし、他の人に比べると、なるほど軽いです。もともとの体力もありますが、デトックスが効いているのかも…
 マラソンでは若い者にはまだまだ負けん!!
 
 でも、元通りの体を目指しています。
 まだまだデトックスに励みます。


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くうみん劇場 ひねくれくうみんの聖書物語 続編

「何とか言ったらどうなんですか、先生!」
 なおも親分オババが詰め寄ります。イエスは身を起こして言いました。
「あなた方に言う。あなた方の中で、今まで罪を犯したことのないものだけが、この女を打ちなさい」
「うっ!」

 オババ、くうみん、どくだみは3人一緒に声をあげました。叩けば埃の出る3人組です。それぞれに顔を見合わせながら、青い顔をしています。
 イエスはまた地面にしゃがみ込んで、何かを書き始めました。

 つる三ハ〇〇のムし

「あ、いやだな~、用事を思い出しちゃった!じゃね~」
「あ、親分!」
 まずはじめに親分オババが抜けました。そのうちどくだみが言いました。
「あ、あたし、子供のお迎えに行かなきゃ!」
 最後に残ったのはくうみんです。
「わ、悪いことなんてしたこと…」

 その時、聴衆の中から、声が上がりました。灰色うさぎです。
「悪いことをしたでしょう!この人は駅前の道に、違法駐輪をしていました!私、この目で見ました!それに…」 
「ひえ~ん、もうしません!もうしません!」
 くうみんは自分の悪事が次々暴かれるのはかなわんと、すさまじい勢いでダッシュして逃げました。逃げ足なら負けないのです。

 イエスは、また起き上がって言いました。
「女よ、あなたを石で打つ者はいましたか?」
「いいえ、誰もいません」
「もう行きなさい。私もあなたを罰しない。そしてこんなことはもうしないように」

「さすがは我らが先生ね」
 キララさんも合掌してイエスを見ます。
「今日の講演はここまで」
 イエスがそう言うと、聴衆は三々五々帰途につきました。

 それからしばらくたったとき、警察官のキャロリンが、腰にタオルを巻いただけの男に、腰縄、手錠をかけて連れてきました。砂浮琴です。
「あれ、律法学者のオババ親分が捕まえたらここに来いって言っていたのに、誰もいない。どうしたんだろう?」
「へ~くしょん!ダンナ、寒いんだから勘弁してくださいよ。今日も天気予報では全国的に寒いと言うことなのに、タオル一枚と言うのは…へ~くしょん!へ~くしょん!」

 誰もいなくなったオリーブ山には、砂浮琴のくしゃみが響くばかりでした。


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お待たせしました くうみん劇場 ひねくれくうみんの聖書物語

 乳がんブログであるものの、最近はお笑いブログに転向すべきな、くうみんブログ。しかしこのお笑いブログに集ってくださる人には、宗教系、哲学系、スピリチュアル系ブログを開設している人が少なくありません。

 未熟な直弟子さん、霊能師shougyoku師、夏姫楓さん、そしてbeabea65さん。
 特にbeabea65さん!こんな真面目な人がくうみんブログをどんな顔して読むのか、想像できません。

 皆さん仏教系が多いですが、くうみんの場合は卒業した高校がプロテスタント系、おじさんの家宗がカトリックと、キリスト教系に縁があります。だから聖書も手元にあります。聖書と言うと、堅苦しい…
 しかし!ありますよ、ありますよ。あなたの好きそうな物語!

ヨハネによる福音書第8章より

キャスト

イエスキリスト      畏れ多いので俳優エックス氏とする
不倫現場で捕まえられた女 あんまりなので女優ゼットさん
不倫の相手        砂浮琴さん
律法学者         オババさん
パリサイ人1の子分      くうみん
パリサイ人2の子分     どくだみさん
エキストラ        灰色うさぎさん、キララさん、マー君、よだきゅうさん

 イエスは講演のため、オリーブ山に行きました。そこに集まった人に講義をするためです。
「う~ん、なるほどだぎゃ…」
 観衆の一人、よだきゅうも、感心しながらイエスの教えを聞いています。

 マー君が質問してきました。
「先生、俺、先日フクロウにバカにされて、悔しいから今度、傘広げて威嚇してやろうと思うんですけど…」
 イエスは答えます。
「バカなことはやめなさい。許しなさい」
「やっぱそうですか?」

 それを遠くから眺めるものがいます。イエスを目の敵にしている、律法学者とその子分たちです。親分の律法学者、オババは悔しそうに言います。
「ちっきしょ、イエスのやつ、あんなに人気者になりやがって…」
「親分!でも奴の人気も今日限りですわ。こいつを捕まえましたもの、おほほ」
 第一の子分くうみんは足元に転がった女を見ながら言いました。
「こいつは夫ある身でありながら、不倫なんかしちゃってさ」
 女は恐怖に身を縮めています。
「相手の男は素っ裸で逃げたもんね。男のパンツ、押収してあるよ。マジックで”砂”って書いてある。あたしが見つけたんだ!」
 第2の子分どくだみが得意げに言いました。
「ごちゃごちゃ言っていないで、イエスのところに押しかけるのさっ」

 女を引きずるように連れて、オババたちはイエスの前に現れました。
 オババが言いました。
「しつも~ん!しつも~ん!」

「お話の途中ですが、失礼しますよ。先生、この女は不倫していました。その現場に私たちは乗り込んだんです!」
 くうみんが続けて言います。
「わたくしたちはこの目で見たのですわっ!ベッドの上で…」
「む、おほん!あんたは黙っていらっしゃい」
「へい」

 くうみんを制したオババは続けて言いました。
「モーセの教えによると、こういう女は石で打ち殺せ、と言っていますが、あなたはどう思いますか?!」
 オババはここまで言うと、ニヤッと笑いました。子分のくうみんや、どくだみもにやにやしています。

 そう、普段からイエスは、「人を許しなさい」と、説いています。だからそう言ったら、オババは「モーセの教えをなんと心得る!」と言うつもりです。
 逆に、「打ち殺すように」と言ったら、「あなたは普段から人を許せと言っているのに、おかしいじゃありませんか!」と言ってやるのです。

「ふっふ、どうにもなるまい…」
「おほほほ…」
「えっへっへ…」
 イエスは地べたにしゃがみ込んで、何か書いています。

「何やってんだよ!」
どくだみが覗き込みます。

 へのへのもへじ

 ドクダミは字の読み書きができません。
「難しい字なんか書きやがって!早く答えろ!」
 観衆の灰色うさぎさんも、キララさんも、心配そうに見ています。

 さあ、イエスはどう答えるのでしょう。

 続く

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号外!号外!苦しい痛いは体の叫び パート2 情報求む!

トムトムちゃんさんから次のような深刻なコメントを頂きました。

私も乳がんで、2008年10月末に手術、その2か月後から抗がん剤を4回使用、脱毛をはじめ、あらゆる副作用に苦しみました。そしてホルモン療法を5年間続けることになっていましたが、ホルモン療法を初めてじきに、膝が痛みだし、そのうち肘も痛み出しましたが、日常生活に支障をきたすほどではなかったのでずっと我慢していたところ、2011年6月からあれよあれよという間に全身のあらゆる関節が痛みだし、膝に水がたまり大きく腫れたり、さらに関節のあちこちが膝と同じように腫れ上がってきました。激痛を伴うので日常生活も困難になり、様々な検査をしたところ、何の病気にも該当せず、結局ホルモン治療薬の副作用だろうということで、その薬を2011年8月末で中止しました。しかし、未だに症状の改善はなく、さらに最近、気が付いたら抗がん剤を使用していた時のように、体毛が抜けてきていて、これは一体どういうことなのでしょう。私は、一生このままなのでしょうか???

 くうみんはトムトムさんが気の毒でたまりません。きっと、主治医から、
「この治療をすれば大丈夫ですよ」
「もうちょっと我慢しなさい」
そう言われて、一生懸命「頑張った」結果、こんな悲しいことになってしまったのです。

「何もしてあげることができない」
 そう思いながら、この寒い中、ランニングに行きました。
「なんとかしてあげられないかなあ」
 そう思っていると、
「そう言えばくうみんは関節痛の漢方薬を処方してもらっている。言い忘れた。そのことを言ってみよう」

  そして…など思っていたら、すっ転びました。マジ膝をすりむきました。
「いてて…」
 いいえ、トムトムさんは、もっと痛いんだ。もっと苦しいんだ。

 皆さん、何かいい方法を知っていたら、ぜひお知らせください。

 トムトムさん、あなたは一人じゃない。きっと助けてくれる人がいるはず。だから希望を捨てないように。がんばりすぎないように。

 今一信用できないが、参考にする価値あり
http://のもいのおっちゃんのブログ


 とりあえずくうみんは関節痛の漢方薬を処方してもらって、飲んでいます。当帰芍薬散、芍薬甘草湯、ブシ末です。


 参考までに こんな漢方も健康保険がききます



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くうみん劇場女優募集

 またまたくうみんが物語を書きます。そこに登場するろくでもない役柄の女優になってもいいと言うあなた、どうぞご応募ください。

 どれも悪役、汚れ役ですので「こんなことしたら、嫁に行けなくなる!」と思う方は応募しないように。

 もちろんくうみんは悪役で登場さっ!

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毛はまた抜ける

 最近やけにお肌がすべすべしていることに気づきました。どうしたんだろう…
 よくよく見ると、手足の体毛が薄くなっています。
 お風呂に入って毛を引っ張ると、簡単に抜けます。かと言ってすぐに全部抜け落ちると言うものでもなさそうで、ある程度の体毛は残したまま、薄くなっているのです。

 抗がん剤で髪の毛の抜けた人ならご存じのとおり、抗がん剤では髪の毛だけではなく、眉毛やまつ毛、鼻毛もなくなり、体毛も抜けます。すると、お肌すべすべになって、白さが増すのです。

 女と言うのは図々しいものですから、
「まあ、私のハゲ姿、結構いけてるじゃない」
「尼さんは色っぽいって言うし…私って、頭の形もいいし…」
など、鏡の前でうっとりしたりするのです。(くうみんの周りの人にインタビューした結果) もちろんくうみんもですが。

 しかし、それはいずれ髪の毛は生えてくると思っているからです。もしずっとそのままであればそんなのんきなことは言っていられません。
 抗がん剤はもうとっくの昔、2年ほど前に終わったと言うのに、今頃体毛が抜けていくと言うのは何か不気味な気がします。

 これで済めばいいのですが、そのうち髪の毛も抜けてしまったら…まつ毛もなくなったら…
 心なしか眉毛が薄くなったような気がします。

  髪の毛は偉大です。これで暑さ寒さ、両方しのげるのです。ヅラはどんなにうまくできていても暑いです。夏場はバンダナすらも暑いのです。

 だから家や、気の置けない仲間(男含む)との宴会では個室ならヅラを脱いでいました。
 余談ですが、初めて見た人は驚きますね。注文を取りに来たお店の人は、一瞬固まります。

 男性が髪の毛の薄いのを気にしつつ、ヅラに抵抗を示すのは、くうみんと同じように恰好だけのことではなく、快適さを追求してのことだと思います。

 髪の毛は養毛剤アクタビスをずっとつけています。しっかり頼むぞ、アクタビス!
 しかし、毛生え薬よりも、元を断たなきゃダメ!もとは何かと尋ねたら…
 
 抗がん剤はやっぱり油断ならんやつ。
 抗がん剤を打った皆さん、このように年単位での日にちがたってから体毛が抜けることはないでしょうか?
 最近ちょっと心配なくうみんの髪の毛。


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うそつきおじさん

 くうみんは正直者なのに、なぜか信用がありません。頭が悪いからでしょうか?しかし、なぜか信用される人っているものです。
 おじさんです。嘘ばかり言っているのに、なぜか信用されています。

 ある日、いつものように特売品を求めてフンフン鼻を鳴らしながら、スーパー巡りをしていると、安いパイナップルを見つけたので、買って帰りました。
 朝食に出したのですが、おじさんが言います。
「パイナップルってどうやってなっているんだ?」
 くうみんは説明しました。
「土からこの葉っぱが出て、こんな感じで生えているの」

 土から葉っぱが出ている。その上に実がなる。そう説明したつもりでした。そしておじさんも判ったと思ったのですが…

 おじさんは、業界の宴会に行きました。ちょっとしたホテルで立食形式の宴会です。そこにパイナップルがきれいにカットされたものが出たそうです。
 ここで知識をひけらかしてやろう。おじさんは言いました。

「パイナップルはどうやってなっているか知っていますか?」
「え、知りませんね」 
 知らない人ばかりだったそうです。おじさんは得意になって説明しました。
「こうなってああなって…こうなっているんですよ」
「お~!!初めて知りました!」
「良くご存じで…」
「はっはっは!」

 家に帰ると、その話を、これまた得意に話します。
「みんな案外知らないんだよね」
「ふ~ん、それは良かったね」
「パイナップルは地面の中になるなんて、誰も知らないんだ」
「へ?」

 おかしいと思って、くうみんは絵を描いて説明しました。
「こうなっているんだけど…」
「え~!!おじさん、みんなに嘘を教えちゃった。皆感心してたぞ。ジャガイモみたいなもんなのかって。ま、いいか」

 おじさんはこれでも信用されるのです。そしておじさんの業界仲間は、皆、パイナップルは土の中になると信じているのです。


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おじさんにとって世界一信用ならん女、くうみん 世界一魅力のない女、くうみん

 ヨシ伯母に「信用されない」ことで思い出したとこがあります。
 おじさんもくうみんのいうことをまったく信用しないのです。
 海外の旅先で、タクシーの運転手が明らかに嘘を言っているのに、そちらを信用して、くうみんの言うことには耳を貸しません。
「こいつ、嘘言ってるよ!」
「でも、彼がこういうんだから…」
 ボッタくった料金の上にさらにおまけをつけて出す。盗人に追い銭。

 くうみんは雲助タクシーよりも信用されていないのです。でも、発展途上国のこと、ぼられたと言っても数百円ですが…

 一番ひどい話。
 海外から外国人出稼ぎ労働者がたくさん来ていたころのことです。
 当時通っていたフィットネスクラブにも、外国人労働者がたくさんいました。そのうちの一人に、中東某国から来ている60くらいのぢいさんがいました。明るくて、話好きなので話をする人も多くいました。
 おじさんとくうみんも時々ジムの片隅で話をしました。気さくないい人だと思っていました。

 ゴールデンウィークも近いある日くうみんは、フィットネスクラブの階段でそのぢいさんにばったり会いました。
「あら、今からですか?」
「そう。そっちは帰るの?」
「はい」
「今度、会いましょ」
「ええ、明日、またね」
「ちが~~~う!!」

 階段を降りようとしたその時、彼はくうみんの顔面10センチくらいのところに顔を近づけ、ささやくように言うのです。
「二人きりで…私の部屋で、食事しましょう。私、仕事、明日のお昼までだからその後、二人きり~」

 げー!!今まで異性として全く意識していなかった人間にこんなことを言われるなんて!
「うがー!」
 声にならない声をあげて、くうみんは階段を1段ぬかしで走り去りました。

 その日、夕飯を食べているとき、このことをおじさんに話しました。
「一緒に食事しようって言われたの!」
「行ってくればいいじゃないか」
「えっ、だってすごくいやらしい雰囲気で…」

 その場のことを一所懸命説明するのですが、相手にしてくれません。くうみんは最後には泣きながら言いました。
「おじさん、助けてよ!私がどうなってもいいの?!」
 するとおじさんはこう言い放ちました。
「しつこい!お前をどうこうしようなんて男は、世界中探したっていないんだよ!」

 仕方ない、くうみんは自己防衛すべくホイッスルを首から下げ、山岳用ストックを持ってフィットネスクラブに通うようになりました。
 しかし、奴の姿を見ると、おなかが痛くなり、楽しいフィットネスライフとも思えなくなりました。

 なんか変だよな。自分の女房が他の男に言い寄られて、平気でいる男…倒錯した性…

 言葉で言えば食事しようと言われただけ、でもあの雰囲気を再現すれば…

「おじさん。もう一度、聞いてくれる?あの中東某国ぢぢいのこと。これでもくうみんが間違っていると言うなら、もう何も言わない」
「言ってみろ」

 くうみんは一人二役で、現状を再現しました。おじさんの顔面10センチのところに顔を近づけて、言います。
「ふたりきり~」

「なんだそれは!あいつ、おじさんに殴られても仕方ないくらい悪いことしたんじゃないか!」
「やっぱ、そうだよね」
「なんで今まで言わなかったんだ!」
「言ってたのに聞いてくれなかったんじゃない!」
 信用できん女のことは聞かなくていい。そうか、くうみんの言うことなんて、聞いていないのね。

 そのうち某国ぢぢいの興味は別の女性に移って行きました。
 しかし、おじさんにタオルと投げつけるなど、狼藉を働くようになったので、他のフィットネスクラブに移動することにしました。一件落着。

 このように、くうみんはおじさんにとって世界一信用できない女なのです。
 しかしこれって、信用できない女と言うより、世界一魅力のない女、かな?


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やっぱり影響あるんだわ!分子標的薬、抗がん剤と肌荒れ そして懲りない女くうみん

 ベトナムへ行ってかなり良くなったくうみんの手荒れ、これ以上悪くさせてはならじとまゆさん、楓さんの言うとおり、綿手袋、ゴム手袋をつけて水仕事しています。だから理屈上、4か月くらい水仕事をしていないことになっています。
 お医者さんでもらった薬をつけて、寝るときは手袋、外出する時も手袋で必死の防衛をしていました。

 しかし弱くなった皮膚はそんな涙ぐましい努力も全く焼け石に水、またパリパリとヒビが入ってきました。
 おととしの夏からこの調子で、こんなしつこい手荒れは初めてです。

 絶対抗がん剤の副作用、と言うか後遺症だと思っていますが、やっぱりね、と思うような記事が1月12日の読売新聞の夕刊に載っていました。
 この場合、話題になっているのは「分子標的薬」、癌細胞だけを狙い撃ちすると言う薬です。従来の抗がん剤に比べると、副作用は少ないとされていますが、しか~し!そこに載っている症状の写真の、ひどいことひどいこと。

 乳がんで言うと、「タイケルブ」と言う薬が載っています。症状は、ニキビのような発疹、皮膚の乾燥、爪の周りの炎症とあります。
 写真も載っていますが、痛々しいことこの上なく、これではまともな生活ができないのではないかと思うくらいです。

 対策として、清潔にすること、刺激を避けること、保湿、深爪しないなど、書いてありますが、これらは女性なら普段からしていることです。これで症状が軽くなるなら苦労はしません。

 なぜこのような症状が出るかと言うと、
「癌細胞の増殖に関係する、上皮成長因子受容体を押さえようと働くため、同じ受容体がたくさんある皮膚や毛穴、爪にも影響が出てしまう」と言うことで、「従来の抗がん剤の副作用と異なり…薬が効いていることの証明でもある」としており、
「副作用が強く出るほど生存率は高くなる」とあります。

 奏効率の数字のマジック、何度も繰り返しますが奏効率30%なら、効果ありの人が100人のうち30人、残りの70人には効いていない。そして癌を小さくしたとして、副作用で死んでしまうことはないのか?
 そう思いますですので副作用が強い人はどの程度、奏効率が高くなるか知りませんが、くうみんとしてはあまり意味のないことだと感じます。

 問題なのは皮膚に出ている症状はほんの一部に過ぎず、体の中でこれと同じようなことが起こっていることの方が、問題なのではないでしょうか?

 皮膚は体の中の鏡、と言います。皮膚がこれだけ悪い状態になってしまうのは、体の中がこれだけ悪くなっていると言う証明であると思うのです。

 くうみんの場合は抗癌剤の後遺症での手荒れです。
 くうみんの手荒れも、単なるケアでは治りません。体の内部を治していきたい…それには現代医学には頼れない。怪しいサプリも敬遠です。
 原因は何か、それを突き止めないことには、治療の使用もありません。

 くうみんの場合、癌になった原因はホルモン療法が怪しいと思っています。こんなことは、もうしない。

 だからこれからのこと。普段の食事、運動、くうみんは暗中模索しています。
 それでも酒はやめられない。



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偶然ばかりの、ぶらり旅途中ですが、ヨシ伯母の話 年取って必要なのはお金と人を見る目

 偶然母のいる施設に行ったくうみんは、偶然にもヨシ伯母が亡くなったことを知りました。

 「ヨシ伯母、4か月も意識不明になって死んだのか…」
「そうだな…」

 ヨシ伯母はくうみん母の姉にあたります。ヨシ伯母は生涯独身でした。 
 くうみんは大学を卒業後、2年ほどヨシ伯母のところに居候していました。そしておじさんと結婚して、その家を出たのです。

 新婚当時のくうみんの家とヨシ叔母の家は割と近くだったので、月に一度くらい、ご機嫌伺いのつもりで訪れていました。しかし行くたびに、言うのです。
「別れるの?!別れるの?!」

 そのうちに
「あんたが来ると別れる相談かと思って生きた心地がしない」
「あんたのことは信用できない」
とまで言われたので、いつの間にか行かなくなりました。

 それから月日は流れました。
 ある日、くうみんは母に電話しました。すると偶然、大事件が起こっている最中でした。
「今、ヨシ伯母のことで大変なの!」
と、くうみん母、西太后陛下が泣きながら言うのです。落ち着いてから話をまとめると、くうみん母から聞いた事情は次の通り。

 年を取って体が不自由になったヨシ伯母は、一時くうみん母・西太后陛下の家に身を寄せることになった。介護は思いの他大変で、くうみん母は夜も眠れなかった。
 少し落ち着いたので、帰っていったが、そこに親戚中の鼻つまみ者のY子が、親切ごかしに近づいて、ヨシ伯母を民間の介護施設に入れた。

 Y子は、ヨシ伯母の預貯金をほとんど取り上げてしまった。住んでいた家も売り払おうとしたらしく、ヨシ伯母の近所の人からの通報で駆けつけると、家の中の荷物は全部捨てられていた。

 これから入る年金も、取られるかも知れないので、懇意にしている郵便局の人にどうすればいいか聞いて、引き出しをできないよう手続きをした。

 無一文になったヨシ伯母は、お金が支払えないので施設を追い出されることになった。でも、ここで面倒は見られないので、知り合いのつてを頼って、山奥の老人病院に入れることになった。

 かなり認知症が進んでいたとはいえ、病院のベッドの上だけが自分の居場所と言うのがかわいそうで、くうみんもあちこち探したのですが、入居一時金の問題があって、まともな施設は見つかりませんでした。 
 そういう経緯を経て、その時入院した病院でヨシ伯母は10年近くを過ごして人生の終わりを迎えたのです。

 電車の中で、外の景色を眺めながら、おじさんに話します。
「なんでくうみんのことをそんなに信用してくれなかったんだろうね」
 親戚中の鼻つまみ者、Y子よりも信用できなかったなんて…

「ヨシ伯母は、すごく疑い深い人なのよ」
 くうみん母・西太后陛下は言います。
「だけどそう言う人って、コロッとだまされるの」
 悪い奴は落としどころをちゃんと心得ているのかも知れません。 

 おじさんとくうみんにも子供がいません。自分のことは自分でしますが、認知症になった時は、誰かに助けてもらわなくてはなりません。死んだときに、気持ちばかりのお金が残る程度の貯金は必要ですが、それ以上に人を見る目が大事だと、くうみんは思いました。

「くうみんだって、妹のマキロンだって、ヨシ伯母のお金をかすめ取るような器用なまねはできないよ…」 

 偶然に偶然が重なって、なんだか湿っぽい正月旅行は終わりました。

 けさ、西太后陛下から電話がありました。
「I(くうみん父の苗字)が入っている納骨堂、ヨシ伯母は入れるかしら?入れるところがないのよ。お寺さんに聞いてくれる?」
「うん、わかった、聞いてみる」

 ヨシ伯母、くうみんのところに来る?贅沢な法事はできないけれど、子供が金魚のお墓をお参りするような、心のこもったお参りはしてあげる。
 それともまだ信用できない?

  
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お尻の痛くなるツアー改め ぶらり旅

 名古屋を脱出するべくきっぷ売り場に行くおじさんとくうみん。
「新幹線は午後にならないとありませんね」
「そうですか…」

 どうしよう、自由席でいいかな、など話していると、係のお姉さんが、
「グリーン車だと話が違ってきまして、11時28分発のこだまが取れます」
 えっ。グリーン車?くうみんが戸惑っているとおじさんが、即座に言います。
「それください」
「二人合計で2万3千740円です」
 ああ、思いがけず贅沢をしてしまった。最近はカードを使うから、現金はなくてもこんなことができてしまう。

 もう決まったことです。駅直通の高島屋に行って、お弁当を買いに行きます。
 くうみんは名古屋らしいものを食べたいので、てんむすか、味噌カツ、さんざん悩んでやっぱり味噌カツ!おじさんはロースカツを選びました。夫婦とも、揚げ物、炭水化物大好き人間なのです。

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こだまグリーン。広々した贅沢さはくうみんにピッタリ!

味噌カツ.jpg
にゃごやに来たら味噌カツを食べるのは常識

ロースかつ.jpg
おじさんはロースかつ。どちらもとんかつはとんかつ

 狭苦しいバス旅よりは、電車の旅はいい…お弁当を載せるテーブルもあるし、何しろ広い。 ビールを飲み、お弁当を食べながら、ふとくうみん母が去年、伊豆某所の老人施設に入居したのを思い出しました。熱海からいくつか電車で行ったところです。

「ねえ、おじさん。今日は西太后陛下のところに行かない?」
「そうだな、いいよ」
 偶然、母の入居しているところが近くにある…「ぶらり旅」ならではです。

 くうみん母、西太后陛下はとんでもないわがまま、気まぐれなばあさんです。
「くうみんの近くの施設に入りたい」
と言うので、探して、仮押さえまでしたのに、
「やっぱりやめる」
と言ってみたり、自分から入居したのに、〇〇が気に入らない、△△が嫌だと難癖をつけ、ひと月もしないうちに出て行って、そのたびに、くうみんは施設の人に頭を下げねばなりませんでした。

 なので、それからも何度か、
「どこかに入りたい」
と言われましたが、
「私はもう知らない」
と、相手にしなかったのです。すると、自分でも心配になったのか、今のところに入ることにしたようです。
「くうみんに言うと、反対されると思って、黙っていたの」
 誰も反対なんかしないわい!

 今宵の宿、熱海館に荷物を預け、西太后陛下の住む伊豆某所に向かいました。
「よく来てくれたわね、いい所でしょ?」
 普通の老人ホームは12畳程度の個室にトイレがついているのが一般的です。
 ここは「高齢者専用賃貸住宅」と言うようなものなのか、ワンルームで広さは40平米あると言います。ミニキッチン付き、トイレやお風呂場も普通のマンションと変わりません。食事は、一週間分くらいを事前に予約しておくそうで、要らなければ、とらなくていいそうです。
「でも、面倒だから、作ってもらっているの」
「その方がいいでしょ。みんなと食べられるものね」

 あまり手厚いところだと、陛下としてはプライドが傷つき、かと言って自宅で何から何までするのは面倒…このくらいがちょうどいいようです。介護度が上がると、部屋も変わるそうです。
 部屋からは海も見えます。
「眺めもいいわね」

「うん、あ、そうそう、ヨシ伯母が亡くなったのよ」
「えっ、ヨシ伯母が…」
 ヨシ伯母はくうみん母の姉です。8月くらいから意識がなくなったので、今か今かとスタンバイしていましたが、あまりに長いのでもうどうでもいいとくうみん達は旅行三昧していたのです。
「よりによって12月31日に亡くなったのよ」
「ふ~ん…」
 ヨシ伯母のことはまた後で書きます。この人はくうみんを全く信用してくれなかったっけ。

「いいところだから、安心した」
「そうでしょ?また来て頂戴」
 1時間ほど部屋で過ごして、熱海へ向かいました。
「気に入ってるみたいだけど、いつまで続くかねえ、おじさん」
「まだ入ってひと月たってないもんな」
 また一悶着あるかも知れません。

ノミホ、タベホ、岩盤浴無料7千800円!太っ腹な宿熱海館
熱海館.jpg
熱海館の部屋。部屋は狭くないが、ベッドが狭い。おじさんとかけ布団の争奪戦になりそう

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 熱海館の夕食。タベホ、ノミホ、質より量。カレーもあります。くうみん腹も太っ腹!

 ここは宿泊客なら無料で岩盤浴ができます。普通のサウナと違って、お肌がつるつるになります。日帰りだと2千5百円だそうで、どうせならここに泊まった方がお得です。
 岩盤浴は専用の入浴着が用意してあります。


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お尻の痛くなるツアー 怒涛のお参り 伊勢編 そして新たなる展開「ぶらり旅」

 今日はツアー最終日です。添乗員さんにはお昼ご飯を食べてから離脱すると言う旨の書類を渡しました。

「皆様、今日はこのツアーのハイライト、お伊勢参りでございます。例年大変な人なので、順序としてはまずお参りしてください。時間が余ったらそのあとお土産を見て、時間が来たら昼食会場にいらっしゃるように」
 先にお土産なんか見てると、間に合わなくなるってか。途中離脱するので荷物を持ってきましたが、これは昼食会場のお土産屋さんに預かってもらいました。
「はい、お預かりします。お土産もひとつよろしく」
 はい、行ってまいります。

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清らかな五十鈴川

 江戸時代から庶民が制度の網をかいくぐってお参りしたと言う、お伊勢さん。橋を渡って、五十鈴川を見物し、神様のいる内宮に向かって歩きます。ちょっと歩いたところで渋滞のため立ち止まり、なかなか動きません。

「内宮ってどこらへんなの?」
「判らない。時間通りに帰れるかな」
 他の神社仏閣も渋滞がすごいものでしたが、ここはもっとすごい。

IMG_1592伊勢神宮の人混み.jpg
この混みようです!

「参道の中央は大変混んでいます。お急ぎの方は、左右のすいた道をお通りください」
 放送があります。そのうち階段が見えて、その上が内宮だと判りました。なるほど参道の中央は鳥居をくぐって行く道で、左右は鳥居の外を歩く道です。

 鳥居なんてどうでもいい、何とかお参りできれば…それに神道では参道の中央は神様の通る道なので、神主さんも必ず中央は避けて歩くと言うし。
 
IMG_1593伊勢神宮の御神馬.jpg
 あら、いない。御神馬空勇号も逃げ出す混雑ぶり

 やっとの思いでお参りを済ませ、昼食会場に向かいます。少し時間があったので、荷物を預かってもらったお礼に酒の肴になりそうな「ホタテうにしぐれ」850円也を購入。
「〇〇ツアーの皆様、お食事の用意ができました」
館内放送があったので3階にある食事会場へ。

「名物の伊勢うどんとてこね寿司です。伊勢うどんは熱いうちにお召し上がりください」
そうは言うが、もう湯気なんて透かしたって立っていない。

 伊勢うどんとてこね寿司を食べ終わると、他の人達に挨拶して離脱すべく外に出ました。
 タクシーで伊勢市駅まで行きます。
「今日中に帰れないかな?」
「無理だろう」

 おじさんは何やらこの際、「ぶらり旅」のようにしたいようです。
「あ、こんなところに偶然宿が…」
「突然ですが、泊めていただけますか?」
 わざとらしいあれです。でもな、泊数増えると、靴下や下着の洗濯もしなけりゃいけないし…

 今日は名古屋まで行って、そこに泊まることにしました。名古屋までの指定券はない、と駅員さんが言いましたが、
「あ、たった今キャンセルが出ました」
 何と言うぶらり旅、いや、偶然でしょう。
IMG_1597快速みえ.jpg
これに乗って名古屋へ


IMG_1601名古屋駅前.jpg
ここが名古屋
 
 名古屋駅前に立ち、鼻の穴を膨らませて、名古屋のにおいをかぐ。
「ここが名古屋」
 よだきゅうさんの仕事の汗と、涙の匂いがするかも知れない。

「お、重い荷物だぎゃ!」
「しゃちょ~!納期遅れて済まんがや!許してちょ!ひえ~~~ん!」
 唐獅子牡丹の花は咲いているだろうか?

 さて、観光案内所で宿泊リストをもらって、電話します。2件目に電話した「ドーミーイン」、セミダブルの部屋なら空いている、一室7千円と格安なので、そこに泊まることにしました。

IMG_1606ドーミーイン.jpg
 ドーミーインの部屋 
 男女入れ替え制ですが、大浴場あり、洗濯機、洗剤無料、乾燥機は30分100円。新聞無料、ロビーのインターネット使用無料、電子レンジ使用無料と、なんとサービスのいい!

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名古屋のすし屋は皆こんな感じなのか…何だ、アイスクリーム巻って!

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 名古屋の夕食はこんなんでした

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名古屋色の夜は更けて…

お風呂に入って、コンビニのサンドイッチをつまみにビールを飲みながら明日のことを話します。
「明日はどうするの?」
「どっかに泊まろうぜ。熱海なんかどうかな?」
「また泊まるの?」

 おじさんはすっかり気分は「ぶらり旅」になっていました。くうみんも嫌いではないので、二人酔っ払って、ロビーのインターネットで熱海の宿を探しました。
「ないよ、どうせ…」

 しかし、なんという偶然でしょう。伊東園グループの熱海館、ノミホ、タベホ付き一人7千800円のお宿が取れたのです!

 おじさんとくうみんは、どうなってしまうのでしょう。

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お尻の痛くなるツアー 怒涛のお参り 京都編

「皆様、本日は京都に行きまして、まず伏見稲荷、そのあと嵐山に行きましてお食事と散策、そして上賀茂神社、清水界隈の自由散策と言う予定です」

 今日もてんこ盛りの行程です。朝から雨が降っていますが、朝の雨は女の腕まくりと言います。
 なぜ女の腕まくりかと言うと、「大したことないから」と言う説と、「朝の雨はすぐ上がるから、洗濯や掃除など家の仕事がたくさんできる」と言う説があります。 

 と言うことで雨は大したことはないであろうと思いますが、とにかく渋滞がすごい。
 奈良京都と言えば、日本のパワースポットが集まっています。このご時世です。御利益にあずかろうと、ここに初もうでを目論む人はたくさんいます。

「ただ今渋滞しておりますが、伏見稲荷でも、例年大変な混雑です。時間は1時間半とりますが、お参りしたらすぐお戻りになるように」
 添乗員がにこやかながら、口を酸っぱくして何度も言います。

虹.jpg
 お天気雨になって、虹が出ました。お天気雨は狐の嫁入りだと言います。狐のお嫁さん、幸せになってね。

 観光バスを降りると、シャトルバスに乗り換えてお稲荷さんにお参りです。本当にすごい人!人!人!

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こみこみの伏見稲荷

 観光バスから降りてお稲荷さん往復するのは普通に行けば一時間もしないでしょう。しかし、何しろ混んでいるので若手で時間ぎりぎり、ほとんどの人は時間オーバーして観光バスに到着です。もちろん若手くうみん達は時間に間に合いました。おほほ。

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昼食の「京の玉手箱」昨日の夕食と大して変わらない内容。値段表には2千100円とあった。


 嵐山でも雨が降ったり止んだりです。とにかくすご~く寒かったです。

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嵐山の竹林 外国人観光客も多かった

 次は上賀茂神社参拝です。
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めでたい宝船 

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上賀茂神社のシンボル、砂の山

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上賀茂神社の御神馬 かわいいね!昨日は鹿で、今日は馬か…

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社家の街並み
 
 添乗員さんが、「お参りして時間があったら、シャケの街並みを散策するのもいいですよ」
と言っていました。
「シャケってどういう字を書くんだろう」
「知りませんよ~」
 鮭じゃなさそうだし…

「社家」と書くそうです。
 なかなか風情のある街並みです。散策して、バスに乗って出発を待ちました。 

「おい、うちのバスな、狭いぞ」
「えっ、そうなの?」
「あのVIPって書いてあるバスは、席が十列だ。普通のバスは、11列。このバスは12列もある」
「へ~、そうなんだ」
 数えてみると、なるほどおじさんの言うとおり、うちのバスは12列もあって、他のバスより狭いのです。
 やっぱり安いツアーだから、そんなところにも仕掛けが…
「明日、やっぱり途中で脱退しよう」
「うん…」

 その後、清水寺近辺を散策です。清水に着いたのは5時を少し過ぎた時刻です。かなりあたりは暗くなっています。夕食は6時に、湯豆腐屋さん前集合です。

 暗い道を彷徨うように歩いて、やっと湯豆腐を食べたときは、は~、ぬくもった!
 明日は途中離脱を添乗員に伝えることにします。 


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お尻の痛くなるツアー参加 怒涛のお参り 奈良編

 年明けて1月1日。今日からお参り三昧の日々です。

 まずは奈良へ向かい、延暦寺にお参りします。比叡山延暦寺は天台宗、くうみんの父方は天台宗だと、くうみん父の葬式の時初めて知りました。
「天台宗は高いのよ!」
 お金のかかる天台宗、坊主丸儲け…など言いますが、尼僧shougyoku師によると、お坊さんと言うのはどなたも厳しい修行の末になった方々であるとのこと、そう聞くとお坊さんを見る目も変わると言うものです。

IMG_1534延暦寺.jpg
 山全体がお寺です。関東で言えば高尾山のようなものでしょうか?

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鐘を突くくうみん 鐘突き料一回50円と言うのがドライ過ぎると言えばドライ、判りやすいと言えばそうも言える

 行列に並んで本堂に入ると、柵の向こう側のかなり下になったところで、お坊さん方がお経をあげていました。ありがたいことです。お賽銭を投げてお参りします。

「デリカ伯爵が早く治りますように。抗がん剤とホルモン剤の後遺症が早くなくなりますように」
 デリカ伯爵はくうみんのブロ友です。年末に手術したのですが、なかなか退院までに至らないので、気を揉んでいます。でもこれからいろいろな神社仏閣でお祈りするから大丈夫。家ではトイレの神様にもお願いしているし…

 くうみん自身の願い事は、今まで
「マラソン速くなりますように、痺れがなくなりますように指のこわばりがなくなりますように、髪の毛が濃くなりますように、ホットフラッシュ治りますように…エトセトラ」
 と、祈っていましたが、これ全部抗癌剤とホルモン剤の後遺症なので、
「抗がん剤とホルモン剤の後遺症がなくなりますように」
 これでオールマイティーと気づいたのでした。
 
 さて次は平等院、10円玉の裏にある、あの建物です。

IMG_1536平等院.jpg
日本的な美しさ

 平等院は何しろ美しいですね。日光東照宮などは、きらびやかな美しさですが、それとは対照的にすっきりと洗練された美しさがあります。

 次、大仏殿
IMG_1547大仏殿.jpg

 その昔中学の修学旅行で大仏殿を見たおじさんはなんと大きな建物だ!と驚いたそうです。
「今見ると、そうでもないなあ」
 はて?結局今は大きな建物がたくさんあるから、大きなものに慣れてしまったのだろうと、結論付けました。

 しかし、昔の人は驚いただろうなあ。こんな大きな建物は他にないもの。

 サカサカ、と言う感じでお参りを済ませ、今度は夕食です。大仏殿の駐車場から食事会場には歩いて10分ほどのところだそうですが、大仏殿の近くは、皆さんご存知の通り、鹿がたくさんいます。鹿と言えば、その昔、吉永小百合様が何を狂ったか、
「腰を下ろせば、鹿のフン~」
と歌ったのを、知っていますか?知っている人は若いとは言えない…ふっ。
 
 夕食と言えばもう暗くなる時間です。早めの夕食なので、行きはなんとか鹿のフンを踏まないよう、よけることもできますが、帰りはどうしたらいいのか…
「おじさん、フンが~」
「問題は帰りだよな~」

IMG_1540鹿.jpg
鹿さん、鹿さん  何だい、バカさん
 
IMG_1571郷土料理の夕食.jpg
 郷土料理の夕食ですって

 料理はもうすでにずらりと用意してありました。紙なべに入っているのは味噌仕立てのお雑煮です。くうみんのお餅はかろうじて原形をとどめていましたが、中には
「粘り気のあるみそ汁だけでお餅は入っていなかった」
と言う人もいました。

 お昼にお弁当を頼んだ人は、
「もうずっと同じようなものを食べている。飽きたよな~」
と、ぼやいていました。お弁当や、こう言う所の食事と言うのは同じようなものになりがちですものね。

 3が日にこれだけの人数(100人以上)揃って食べられる場所と言うとどうしても限られてしまうのでしょう。
 あとでメニューを見ると、毎食一番高い定食を出してくれているようでしたが、温かいものは冷え冷え、冷たくあるべきものはぬるくなっています。

 ちょっとゴージャスなツアーに参加したこともありますが、食事はこんなものでした。ツアーなら食事は付いていない方がいいかも知れません。 
 
 まあ、そんなことはどうでもいい。帰りは暗い夜道、目を凝らしてブツを踏まないようにと願いながら歩きました。
 もしかしたら、踏んじゃったかもしれない。

 
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お尻の痛くなるツアー参加 関東から大阪すべてバス移動

 年末年始に3泊4日、4万9千800円と言うお値段に惹かれてバスツアーに参加したおじさんとくうみん。
 まず初日は8時ごろ某駅集合出発、そして一路大阪へ。
 2日目は奈良野神社仏閣めぐり。
 3日目は京都仏閣めぐり。
 4日目はお伊勢さんにお参りして、関東に帰る。

 こんな所ですが、よだきゅうエクスプレスのよだきゅうさんに脅かされました。
「道路が混んでお尻が痛くなるぎゃ」

 え~!!どうしよう?トイレは?お尻の運命は?
 恐怖に震えおののいていると、言い過ぎたと思ったのか、いきなりトーンダウン。
「バスの運転手さんもプロだから大丈夫だぎゃ」

 もうキャンセルもできないし、行くしかない!決死の覚悟で集合場所に向かいました。

 しかし予想に反して行きはスイスイと順調に行くのでありました。心配していたトイレ問題もほとんど1時間半か、2時間おきにあり、その間は腰を回して血行を良くして、痛くならないよう心掛けます。
 
「皆様、心配していた渋滞ですが、事故でもないかぎり行きは大丈夫です」
 添乗員さんの言葉に満足そうにうなずく一行。しかし、「行きは」と言うのは…?
「問題は帰りなんです」
 やっぱり…
「パンフレットには夜10時頃到着とありますが、これがなかなか難しくて…」
 えっ、と言う表情をする一行。
「日付の変わるまでに着くかどうか…」
 ざわざわ…

「どうしよう、おじさん」
「う~ん、向こうの親せきに泊まるかなあ」
 おじさんの両親は伊勢、鳥羽の出身です。だから親戚もいますが、いきなり行って泊めてくれと言うのも…
「ま、考えておこう」

 など言っているうちに夕方4時ごろ大阪到着。休み時間を入れて8時間で来たから、かなり順調です。
「は~い、お部屋のカギを持って各自順番にエレベータに乗ってくださ~い」

 通されたのはツインではなく、シングル2部屋。友達通しならこれでもいいけど、夫婦だと二人で一つの荷物だから、結構不便です。しかも喫煙ルームなのでたばこ臭い。においの少ない部屋をメインに使うことにします。

IMG_1517 アパホテル.jpg
部屋はアパホテルのシングルルーム。禁煙ルームを指定すればよかった。大浴場もあってなかなか快適。

 今日の食事はついていないので、道頓堀に出かけます。
 しかし切符の買い方が判らない!関東ならば、お金を入れてボタンを押すだけだけれど、何線で行くとか何とか、先に指定するところが多くて、ややこしい。

 そしてエスカレーターに乗って、歩く方は向かって左側の人、関東では逆。ここは日本語の通じる外国かしら。道行く人は皆関西弁と言うのも新鮮です。

 地図を片手にうろうろしていると、道頓堀に到着しました。
IMG_1526グリコ.jpg
有名なグリコ様

IMG_1520かに道楽.jpg
一度は行ってみたい、かに道楽様
IMG_1521節電中.jpg
かに道楽様は節電に協力しておいでです

IMG_1522食い倒れ太郎.jpg
食い倒れ太郎様も、節電なさっておいでのようです。

 おじさんは串揚げとうどんが食べたいと言います。串揚げ99円、80円と、くうみんには魅力的な店が見受けられましたが、食い倒れ太郎様のビルに「しろたや」と言う串揚げ屋を発見しました。出ている写真も見覚えのある顔です。
「これって、あの大食いのジャイアントしろた?」
「本物はいないだろう。でも、ここにするか」

 本物がいないのにここに入ったって、おもしろくないじゃん。そう思いながらお店に入ると、何か大きなお兄さんが忙しそうに働いています。大きな体、色白のお肌とサラサラヘアー…おお!あれは本物のジャイアントしろた様!

 漢方薬を飲もうと薬を出したら、何も言わないのに従業員のお兄さんがすっと水を出してくれました。ほお、なかなかやるのう。
 しろたやセットとビールを注文すると、しろた様御自らお運びしてくれました。串揚げの説明もしてくれましたが、しろた様に見とれていて、すぐに忘れてしまいました。適当に食べます。衣が薄くて油っこくなくて、アツアツです。

IMG_1524しろたやセット.jpg
しろたやセット 千4百50円だったかな?

IMG_1525しろた様.jpg
ジャイアントしろた様。テレビで見るのと同じお美しさ。

 一杯ひっかけて、あとは問題のうどんですが、うどん屋はどこも店じまいしています。それにどこの食べ物屋さんも、長い行列です。
 仕方なく駅前のそば屋に入りましたが、ここはさすが並ばずに入れるだけの店である、と言うお味でした。

 帰りに近くのコンビニでビールとおつまみを買い、お風呂に入っておじさんと乾杯しました。
「いまんとこ、順調だけどねえ」
「どうするかねえ」
 悩みは尽きません。お尻の痛くなるツアー、1日目は何事もなく終わりましたが、これは嵐の前の静けさなのでしょうか?


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宇宙船くうみん、いまだ帰還せず!!旅先の無料インターネットにて

 皆様、あけましておめでとうございます。くうみんは、12月31日から3日まで、「強行軍関東から大阪までのバスツアー、そこを拠点におまいり三昧」に参加しました。3日に帰るはずなのですが、今5日現在、熱海に潜伏しています。 

 潜伏といえばオウムの平田信が逮捕されましたね。自首したのに、警官が、
「わかった、わかった。うそ言うんじゃない」
と、相手にしなかったという…くうみんブログ以上のおバカですね。

 話がそれました。とにかく、まだ帰っていないのです。くうみんとおじさんの運命やいかに!

 
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 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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