ひねくれくうみん「味スタ2011 6時間耐久レース」に参加
くうみんはフィットネスクラブのランニングサークルに入っています。そのサークルで
「みんなで参加しよう。味スタ6時間耐久レース」
と言うのに参加しました。
正式には、「味の素スタジアム6時間耐久リレーマラソン」と言います。
6時間も走るの?と思っていたら、1チーム5人くらいで、好きなだけ(1周でも可)走って、次の人につなぎ、また順番が来たら好きなだけ走り…を繰り返して、6時間リレーするんだそうです。
病弱くうみんは、これなら大丈夫であろうとおじさんとともに参加することにしました。
当日は朝早く、おじさんとおばさんがぞろぞろと若いインストラクターに引率されて電車に乗ります。何か遠足に行くようでした。
電車が空いているうちにメンバー表を書きます。1チーム5人で、くうみんとおじさんは違うチームです。メンバー表には年齢を書く欄があります。他の4人はくうみんより大幅に年下でした。
「ウソかいちゃだめだぞ。ちゃんと申告しろよ」
隣でおじさんがささやきます。何よ、みんな老けた顔してさ。正直に書きます。一億歳。
会場は東京郊外の京王線で行く飛田給。よだきゅうさんの似顔が思い浮かびます。
各チーム、一人づつエースがいて、その人達は果敢にも2週、3周します。
「くうみんさん、2周づつ走る?」
「あら~、1周にしておいて~、おほほ」
くうみんも準エース級と思われるのはうれしいが、まだ道半ばだし、もう少しすると、ハーフマラソンもあることだし、1周づつで勘弁。それでも走れば鬼の形相、酸欠の金魚となるのは言うまでもありません。
昼食は売店でもあるだろうと高をくくっていましたが、出店があまりなく、食べたいと思うものがありません。配給のバナナでしのぎます。
おじさんのチームにトラブルが発生。走り終えた女性がリレーしようとしたら次の走者がいない!おじさんによると3分くらいのロスがあったと言うことで、その女性はカンカンに怒り次の走者(若い女性)に、長~い説教をしていました。
「結構きつい性格なんだなあ」
おじさんとともにその様子を見て、ひそひそ噂しましたが、いつもよりずいぶん速いタイムだったとのこと、きっといっしょけんめに走ったんだろうなあ。気持ちは判る。
しかし!その、「長い説教をした女性」は用事があると言うことで途中で帰ってしまったのです。
おじさんのチームはエース1名の他はあまり早くない女性陣と、おじさん。あまり使えない面子ばかりです。
「俺、もう限界~」
それでなくてもがんばりすぎていたエース田中さんは、死にそうな顔をしていました。その時、同じチームの女性が健気にも言いました。
「私、2週走ります!」
偉いぞ!みっちゃん!それに引き換え、おじさんは…
こうして5人で走ると、1時間に一回くらいのぺースで自分の出番になります。くうみんは6周、12キロ走りました。続けて12キロ走るのはペース配分を考えて走るのでスピードもそれなりですが、一回2キロならダッシュです。全力疾走して休み、また全力疾走して休み…そういう練習はあまりしないのでいい機会でした。
11月某日、関東某所でハーフマラソンがあるのです。それが今度の本番です。大きな大会なので入賞は無理だと思いますが、とりあえず本気出そう。
6時間が過ぎると、大会は終了です。
「おい、早く帰ろう」
今までのんびりしていたおじさんが、急にせかせか急ぎ始めました。
「先に帰ります」
写真撮影をしようと言うインストラクターにことわって、足早に味の素スタジアムを出ます。
「今日は日本シリーズなんだ!おじさんは帰ったらすぐに風呂に行って、すぐに帰るからね!お前は好きにしてくれればいい!」
今日も中日対ソフトバンクの日本シリーズが放映されます。今までのんびりしていたおじさんは、家に帰るとくうみんを置き去りにしてフィットネスクラブのお風呂に猛スピードで走って行きました。
お~、速い!
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と言うのに参加しました。
正式には、「味の素スタジアム6時間耐久リレーマラソン」と言います。
6時間も走るの?と思っていたら、1チーム5人くらいで、好きなだけ(1周でも可)走って、次の人につなぎ、また順番が来たら好きなだけ走り…を繰り返して、6時間リレーするんだそうです。
病弱くうみんは、これなら大丈夫であろうとおじさんとともに参加することにしました。
当日は朝早く、おじさんとおばさんがぞろぞろと若いインストラクターに引率されて電車に乗ります。何か遠足に行くようでした。
電車が空いているうちにメンバー表を書きます。1チーム5人で、くうみんとおじさんは違うチームです。メンバー表には年齢を書く欄があります。他の4人はくうみんより大幅に年下でした。
「ウソかいちゃだめだぞ。ちゃんと申告しろよ」
隣でおじさんがささやきます。何よ、みんな老けた顔してさ。正直に書きます。一億歳。
会場は東京郊外の京王線で行く飛田給。よだきゅうさんの似顔が思い浮かびます。
各チーム、一人づつエースがいて、その人達は果敢にも2週、3周します。
「くうみんさん、2周づつ走る?」
「あら~、1周にしておいて~、おほほ」
くうみんも準エース級と思われるのはうれしいが、まだ道半ばだし、もう少しすると、ハーフマラソンもあることだし、1周づつで勘弁。それでも走れば鬼の形相、酸欠の金魚となるのは言うまでもありません。
昼食は売店でもあるだろうと高をくくっていましたが、出店があまりなく、食べたいと思うものがありません。配給のバナナでしのぎます。
おじさんのチームにトラブルが発生。走り終えた女性がリレーしようとしたら次の走者がいない!おじさんによると3分くらいのロスがあったと言うことで、その女性はカンカンに怒り次の走者(若い女性)に、長~い説教をしていました。
「結構きつい性格なんだなあ」
おじさんとともにその様子を見て、ひそひそ噂しましたが、いつもよりずいぶん速いタイムだったとのこと、きっといっしょけんめに走ったんだろうなあ。気持ちは判る。
しかし!その、「長い説教をした女性」は用事があると言うことで途中で帰ってしまったのです。
おじさんのチームはエース1名の他はあまり早くない女性陣と、おじさん。あまり使えない面子ばかりです。
「俺、もう限界~」
それでなくてもがんばりすぎていたエース田中さんは、死にそうな顔をしていました。その時、同じチームの女性が健気にも言いました。
「私、2週走ります!」
偉いぞ!みっちゃん!それに引き換え、おじさんは…
こうして5人で走ると、1時間に一回くらいのぺースで自分の出番になります。くうみんは6周、12キロ走りました。続けて12キロ走るのはペース配分を考えて走るのでスピードもそれなりですが、一回2キロならダッシュです。全力疾走して休み、また全力疾走して休み…そういう練習はあまりしないのでいい機会でした。
11月某日、関東某所でハーフマラソンがあるのです。それが今度の本番です。大きな大会なので入賞は無理だと思いますが、とりあえず本気出そう。
6時間が過ぎると、大会は終了です。
「おい、早く帰ろう」
今までのんびりしていたおじさんが、急にせかせか急ぎ始めました。
「先に帰ります」
写真撮影をしようと言うインストラクターにことわって、足早に味の素スタジアムを出ます。
「今日は日本シリーズなんだ!おじさんは帰ったらすぐに風呂に行って、すぐに帰るからね!お前は好きにしてくれればいい!」
今日も中日対ソフトバンクの日本シリーズが放映されます。今までのんびりしていたおじさんは、家に帰るとくうみんを置き去りにしてフィットネスクラブのお風呂に猛スピードで走って行きました。
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