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父の命日近し 西太后陛下来たる!

 11月近くになると思い浮かぶのは、
「父の命日が近い」
と言うことです。2年前、入院したかと思ったら、8日目、11月四日に亡くなり、まだうら淋しい頭を頂いて、初めて自分で葬儀を執り行なったのでした。

 今年はどうしよう、去年は一人で墓参りして終わりだったかな。

 墓参りには結構行っている方です。毎日ランニングしているので、あそこまで走って行ったらどれくらいだろうと、行ってみたら30分足らずで行けることが判ったので月一くらいで手を合わせていました。手ぶらですが。

 なので命日だからって、どうでもいっか~、別になんもやらんどこ~。など思っていたら、11月1日、突然電話が鳴りました。
「もしもし、わたしだけど」
なんと西太后陛下からであります。
「もうすぐ命日でしょ?私、今から行こうと思うのよ」
「えっ、それじゃ明日にしてよ。こっちも何も用意していないし。明日来て一晩泊まって行けばいいじゃん」
 今から行くなんて勘弁してくれ。

「そうね、それじゃ、そうするわ」
 と言う訳でにわかに忙しくなりました。簡単に掃除をし、仏様用の花を買います。明日の夕飯は寿司でも取ろうか?いや、あそこのおいしい寿司屋は休みだから、ウナギでも買って来よう。

 二日、陛下は駅から歩いて30秒のくうみんの家にたどり着くことができず、「駅前の交番まで来るように」仰せられ、指示通りお出迎えをした。
「こっち側じゃないよ~。反対側だよ~」
「あら、そうだった?」
 今は1時、くうみん実家からここまでは2時間以上かかるはず。
「お昼食べたの?」
「食べてない」

 夕方来るとばかり思っていたのでお昼ご飯は作っていません。コンビニでおにぎりを購入。
家に着くとおにぎりとお茶で遅い昼食を済ませ、疲れたのか昼寝させてもらう、と布団にもぐりこまれました。
 夕飯は予定通りうな重、くうみん手作りの煮物やお吸い物を堪能なされました。
「これおいしいわね、いい味だわ」
「は、恐縮です」
 陛下はくうみんの作った食事をおいしそうに召し上がり、中日ヤクルト戦について、おじさんと意見を交わします。
 しかし、良く食べるばあさんです。残るだろうと踏んでいた鳥モツと野菜の煮物は完食でした。

 翌日はタクシーで納骨堂に行き、二人でお参りです。
納骨堂
くうみん父の眠る納骨堂

 10年納めていただいて20万円、管理費なし、その後は共同墓に合葬されると言います。これなら無縁様になることもなく、安心だと思ってここにしました。しかも安い。

 くうみん父と西太后陛下ことくううみん母は、くうみんと妹マキロンが子供の頃離婚、その後再婚しました。
 女っていうのは別れた男のことなんかこれっぽっちも未練がないものですが、くうみん母もその例外ではなく、
「な~によ、あんな男」
てなものでしたが、死んだ後は別のようです。祀っておかないとまずい、祟られるようなことをしたのかも知れません。

 くうみんの家に戻ると、陛下は先日行われた10キロマラソンの完走証に気づきました。
「5位なんて…こんなに走れるようになったのね」
 陛下は感無量な目をしました。
「電車が混まないうちに帰る」そう言って、西太后陛下は帰って行きました。

 ランニングで上位に入ったのを喜んだのは単に成績がいいと言う事ではなく、上位に入れるほど、くうみんの健康状態が回復したのがうれしかったと言う方が正解でしょうね。陛下もくうみんの母なのです。その気持ち、ありがたや。
 
 しかしな、今度来るときは時間くらい教えてくれ。ご飯の支度もあるんだから。駅からの道が判らなければ、下手に動かずすぐさま電話するように。

 神出鬼没、マイペースな陛下。あなた様にはいつも振り回されるくうみんであります。
 

   

 
 

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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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