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人生エロエロパート2 ひねくれくうみんの身の下相談

 悲しい話のあとでなんですが、今度はくうみんがOLをしていたころのことを思い出しました。
 くうみんは身の上相談というものを受けたことがないのですが、なぜか身の下相談を受けることが何回かありました。

 給湯室でばったり同期の女性に会いました。と言っても小さな会社なので、お昼は一緒に食べるのですが、二人きりと言うのはなかなかないのです。
 雑談していくうちに、その女性は泣きそうな顔になって言いました。
「私、膀胱炎になっちゃって困っているの。おしっこが真っ赤なの!薬局で薬を買ったんだけど、効かないの。」
「えっ、そういう感染系の病気はお医者さんに行かなきゃダメだよ」
「いや!恥ずかしくて行けないわ!」
「何言ってるの?検尿するだけよ」
「えっ」
 患部を見せなければならないと思っていたようです。

「そこら辺の内科で充分よ。H子さん(その人と一緒に働いているお姉さんOL)に言って、今から△△クリニックに行けばいいじゃん」
 
 ここら辺が皮切りだったように思います。それから「こういうことはくうみん」となったのか、おしもの悩みをよく聞くようになりました。
 そして特にすごい話が…
 
 ずっと勤めていた会社を辞めて、その後派遣に登録。2,3件行った先のどの会社だったか…
 くうみんは弱小部課配属だったので、小さな部屋に男性社員と二人きりと言うことがよくありました。
 Aさん。当時39歳、独身。胃の弱そうなひょろひょろした人です。。
 ある日、Aさんがもじもじしながら言いました。
「くうみんさん、俺、彼女ができたんだ」
「ほお、いいですねえ。どんなひと?」
 知り合ったのは随分と前なんだけれど、異性として意識するようになったのは最近。
「そろそろ結婚したいんだよね」
 いいなあ、くうみんもおじさんと付き合っていた時は金曜日が待ち遠しかったな。明日、土曜日はデートだそうだ。

 そして月曜日。土曜日の報告を受ける。
「朝から房総の方にドライブに行って…」
 お昼は雑誌で探した素敵なレストランで食事…彼女も喜んでくれた。

「お~!!素晴らしい!」
「で、彼女を家に泊めたんだけどね」
「うんうん!」
 その後の展開はいわでもわかる!燃える情熱!めくるめく官能!
「隣の部屋に寝てもらって、手は出さなかったんだ」
「へ?」
「やっぱり、初めから迫るっていうのも…」
「その女性、いくつ?」
「35」

 くうみんはめまいがしそうになりました。どこの世界に二人で初めて泊まって、手を出さない男がいる!どこの世界に何も期待しないでのこのこついて行く女がいる!

「Aさん!バカじゃないですか?!どこの世界にそんな男がいますか!その女性は十九、二十歳じゃない、結婚を意識している立派な大人じゃないですか!絶対勝負下着をつけて待っていたはずですよ!」
 Aさんは目をぱちくりさせながら言いました。
「そうか?」
「そうです!結婚するつもりがあるなら、今度こそ迫るべきです!」

 次の金曜日になりました。退社時間が近づきます。Aさんは鼻息も荒く、くうみんに言いました。
「くうみんさん!明日彼女と会う!」
「今度こそ、がんばってね!」
「うん!」
 仕事が終わり、Aさんもくうみんもそれぞれの思いを胸に家に帰って行きました。

 くうみんは自分がやり手婆になったような気がしました。ダンナ、あんばいはどうでしたい?うまいこと行った?でへへ、それは良かった。
 そんな報告が聞けると思っていたのですが…

 さて、月曜日。更衣室で着替えをするのももどかしく、机に向かってAさんの報告を待ちます。
 邪魔な課長が部屋を出ていくと、くうみんは聞きました。
「Aさん、どうでした?」
「くうみんさん、俺、俺…」
 どうしたのか?!燃える夜ではなかったのか?!
「俺、だめだった!」

 これから先は楽天倫理委員会でカットされそうな内容です。詳しくは言えませんが、緊張のあまり…だったと言うことです。

「男として、俺は恥ずかしい…」
 くうみんに言うのは恥ずかしくないのかと突っ込みたくなりましたが、相手は真剣なのです。真剣な質問には真剣に答えねば!そこで言いました。
「Aさん!まさか朝早くからドライブしたり遊びまわるようなデートしてたんじゃないでしょうね!」
「え?朝早くからドライブしてたけど?」
「何やってるのよ!十九二十歳の若い頃じゃないのよ!立派な大人年齢なんだから、そこまでの元気を温存しなきゃダメじゃない。それくらいの計算は皆するものなの!計算しなかったんですか~?」
「う~ん、そうなのかあ」
「当たり前でしょ」
 当たり前なのかどうかわからぬが、Aさんの自信を取り戻すために、こんな口から出まかせを言ったのだよ。

 そして次の金曜日。
「今度こそ!ね」
「うん、今度こそうまくやる!」

 月曜日。やっと笑顔のAさん。何も言わなくても判る。
「良かった~!」

 その後、くうみんのアドバイスのおかげもあってか、二人は結婚の運びとなりました。お子さんも生まれて幸せそうでした。
 しかしくうみんがその会社を辞めてしばらくたったある時、
「Aさんが離婚した」
という噂を耳にしました。そう言えば年賀状がいつのまにか家族写真じゃない…電話も通じなくなった…

 どうしたのかな。おくてだけど、とってもいい人でした。Aさ~ん、どこにいるんだあ~。

 全く人生エロエロ、じゃなくて、人生いろいろ。


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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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