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田舎の土地を売る契約終了 100坪30万円のトホホ

 梅雨の晴れ間の昨日は9時頃家をでて、電車に乗って、母西太后陛下の実家へ。途中、おじさんと
「この電車でいいのよ!」
「こんなのに乗ったら変な所へ行っちゃうよ!」
などすったもんだ。

 目的の駅に着くと12時近くなので、昼ごはんをと、駅前の食事どころへ入ります。
「カレーラーメンとカレーライス」
二人ともカレーが好きなのです。なんだかヨレヨレのぢいちゃんが注文とりましたが、
「カレー…なんだったけな。えっと」
「…」
大丈夫か、しっかりしてくれ。

 無事食事を済ませ、不動産屋の迎えの車に乗り込み、現地に向かいます。家があったはずの土地にはもう何もなく、草がぼうぼうに生えています。
 ふと見ると、柿の苗が植わっています。その隣に栗…
「モモクリ3年、カキ8年」
その隣は桃か…など予想していたら、プラムでした。後で聞いたら、買主さんが植えたとのこと、たくさんなるといいですね。

 ほどなくして買主さんが来ました。不動産屋さんがいろいろな説明をします。
「基礎は残っているんでしょうか?」
「正直な話、残っている可能性はあります。しかし、お値段がこれですから、現況で受け渡しと言うことで…」
「池なんかはあったでしょうか?」
「判りませんが、このお値段ですので…」
 不動産屋さんはしきりに「このお値段ですので」といいます。くうみんの記憶では庭に池はありませんでしたので、そのことは伝えました。
「それでは会社に戻って、書類を交わしましょう」

 くうみんが夏休みやお正月に遊びに来た母の田舎。母の家が代々住んでいた土地を、手放すのはなんとも感傷的になります。裏山に山栗の木があって、良くそれを取ってもらった。向こうの林にカブトムシがいっぱいいて、今思うとかわいそうなくらいぎっしり空き缶に入れて、持って帰った。エビやドジョウも取った。風景は今でも、変わっていない。
 さようなら、くうみんの田舎。

 不動産屋の事務所に行って、書類にサインをしていると、司法書士の先生がいらした。「最近、老眼が来ましてね」
「ま~、お若いのに~」
 40代はじめくらいであろうか、1億歳のくうみんにとっては充分若い男です。逞しいのもいいけれど、知性的なまなざし、引き締まった唇、頭良さげなクールな風貌もいいものです。
「うひょひょ~」
 感傷もどこへやら、いい男を見るとうれしくなってしまうくうみん。

 契約も終わり、受け渡し終了。
「どうもお世話になりました」
「あの、これ、つまらないものですが」
買い主さんがせんべいのお土産をくれました。
「ありがとうございます、戴きます」
 せんべいを抱えて帰ります。

 母、西太后陛下にも無事終了したと連絡、この日は近所のスーパー銭湯に行きました。
 風呂には片胸にさりげなくタオルをたらしている人発見、今までなら気にもしなかったけれど、
「あの人も乳癌なんだ」
と、なんとなく仲間意識。

 家で残り物を出しておじさんと乾杯!こんなときは何かご馳走を食べるんだろうけど、外にでるのも億劫になりました。

 飲んで食べておなかを満たすと、今度はおじさん母東太后陛下のところにご機嫌伺い。
「陛下、今夜もご機嫌麗しゅう」
 陛下はまだ、自分がなぜここにいるのか理解できていないご様子、でも、皆親切にしてくれるとのこと。
 ああ、これでひとつ問題が片付きました。

 でも、まだまだ続く、ぬかるみぞ。これからもきっと、西太后陛下が次から次へ問題を作ってくださいますので。


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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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