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次は放射線とホルモン剤 走りたい もう一度 そして新しい憧れの予感

 やっとの思いで抗癌剤が終わりました。ランニングは続けているものの、。細胞を活性化させるというゆっくり走りをして、調子を見ようと速度を上げてみると、息切れがしてどうも調子がよくありません。おかしい、どうしたんだろう。
 角南先生に聞くと、言いました。
「あなたの体は細胞レベルで違ってきています。無理のきかない体になっています」
 そんな、話が違う。抗癌剤は体に影響のない範囲でするって言ったじゃない。悲しくなって泣きながら走ったこともありました。
 そんな中、放射線の先生の診察を受ける日がやってきました。待合室で待っていると、名前を呼ばれました。
 放射線の先生、蒲田先生はパソコンの画面をじっと見てからこちらに向かって言いました。
「いいんですか?」
パソコンの画面には
「局所再発の可能性が極めて高い」「手術は希望しない」
と、書かれています。
「はい、いいです」
 自分で決めたことです。それから治療の期間や方法の説明をしてくれました。
「くうみんさんは何か運動をしているの?」
 女性にしてはがっちりした筋肉質の私にはよく聞かれる質問です。
「ランニングをしていますけど…」
以前のように走れなくなった今の状態を考えると悲しくなって涙目になってしまいました。
「抗癌剤の影響で心肺がだめになってしまって…」
先生はあわてて言いました。
「他の患者さんでもランニングをしている人がたくさんいますよ。また挑戦してみてもいいじゃないですか。タイムはどれくらいなの?」
フルとハーフのベストタイムをいい、市民マラソンでは入賞したこともある、と少し自慢しました。
「くうみんさんはすごいなあ。僕なんか足元にも及ばないよ」
くうみんは顔を上げて蒲田先生を見ました。優しそうな先生…
「それじゃ、今日はこれで」
「どうもありがとうございました」
 診察室を出ました。そして思いました。過ぎたことはもう仕方ない。過去を振り返るのはよそう。
 もう一度、走ってみよう。

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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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