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思い出すだに恐ろしいスナミの雷! まぶたピクピク 私の味方や~い!!

 しばらくは外に出て、角南先生に似た人を見ると、胸がドキドキしました。好きだからドキドキではないのです。怖くてドキドキするのです。手術のことを考えると、まぶたがピクピクしました。チックです。
 私の味方探しの旅が始まりました。旅と言っても周囲の人たちに、どう思うか聞くだけです。
「ね。再手術勧告受けたんだけど、自分だったらどうする?」
ガントモにも聞きましたし、勤め先の人にも聞いてみました。すると、言うことはほぼ決まっています。
「1%でも生存率が高くなるなら私だったらやる」
子供のいる人は絶対にそう言うし、子供のいない人でも
「再建って手があるじゃない?」
といいます。再建ね、そうなんだけど、くうみんの場合5年も待たなきゃならないし、その間に死んじゃったら、どうしてくれるのよ!放射線を当てた後の再建だから皮膚をおなかから採って来なけりゃいけない。そこに傷が残る。
 そして何よりも作り物は作り物。感覚も無いし、変な感覚が残ることだってあるらしい。これはあくまで2番目の選択肢。
 父に聞いてみた。くうみんのお父さんは肺結核で肺が片方なかった。肺のところが大きくへこんでいた。生涯大浴場には行かなかった。そんな父ならわかってくれると思いきや…ただひとこと。
「切れ」
 あとは病院の抗癌剤の先生。味方になって~!!
 抗癌剤の説明を聞くために診察室に行きました。抗癌剤を使うなら、なるべくダメージの少ない薬を使って欲しいとリクエストしましたがだめでした。心配に最もダメージの出るアドリアマイシンを使うといいます。
「ダメージのない範囲で使いますから大丈夫です」
その先生は言いました。信じるしかありませんでした。パソコンの画面には
「抗癌剤終了後、乳房切除術予定」
と書かれています。まぶたをピクピクさせながら聞きました。
「先生、取り残しがあるといわれたんですけど、手術はしたくないんです。抗癌剤でどうにかなりませんか?」
「ある程度はどうにかなりますが、手術のほうが確実です」
抗癌剤の先生も、手術に軍牌を挙げました。
 最後に主人に聞きました。
「手術、しない方向で考えるのってどうかなあ」
「好きにしろ」
やっと中立の意見が一つありました。
 手術しない方向で考えていると、まぶたのピクピクは治まっていきました。でも、味方といえるほどの勢力ではありません。
 そんな時一人のガントモからメールが届きました。
「再手術の話を聞きました。くうみんさんが再手術が嫌なのは、乳房を失う喪失感だけでしょうか?そんな乱暴な口を聞く医者になんか手術されたくないでしょう?主治医を替えてもらったらどうでしょう。友達にそういう人がいます」
 そう、ガントモにはスナミに怒鳴られた!とメールにも書きました。主治医を替えるねえ。
 うん、そうかも。みんなが手術したほうがいいというなら、した方がいいのかもしれない。それで何年かかっても、再建するのがベターかも。
 多勢の意見の前で、やっぱり気持ちがぐらぐらする優柔不断なくうみんでした。


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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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