九州に潜入中 くうみん怒りの鉄拳

 最後の観光は霧島神宮に行くことにした。宿の人にバス停まで送ってもらってそこから霧島神宮行きのバスに乗った。
 霧島神宮に着いたが、予想と違ってこじんまりした神宮だ。伊勢神宮や出雲大社のような周りに門前町のにぎわう大きな神宮を想像していた。しかし、周りには何もなくてこの神宮をせいぜい20分ほど見学したら、することが何もなくなってしまった。

「どうしよう」そう思ってうろうろしていると、裏手にまたしても遊歩道があるのに気が付いた。往復4キロほどだ。山道だから戻ってくるまで4時間くらいかかるかも知れない。バスの時間を確認して、行くことにした。

 ここには韓国式の目印ではなく、日本の山道によく見られる赤いテープの目印があった。木が立ち並んでいるだけで花が咲いている訳でもない単調な道だ。

 1時間半ほど歩き続けたら、「高千穂河原」という所に着いた。ところどころつつじが咲いているのが見えた。でも帰りの時間が気になってあまり見物ができない。
 目の前にある高い山の山肌はピンク色だった。後で聞いたら、ミヤマキリシマと言うつつじが咲いているらしい。こんな遠いところからもピンク色に見えるなんて、そばで見たらどんなだろう。

 ここにもバスが通っているらしい。13時29分のバスに乗れば宿に早くついて風呂にもゆっくり入れるだろう。もっとここを散策したかった。でも、次のバスで行くとまた風呂がせわしくなってしまう。後ろ髪を引かれる思いだったが、来たバスに飛び乗って宿に帰った。

 フロントで
「今日は鹿の湯ですね。予約の17時15分より少し早くここに来てください」
 とお姉さんから言われたので、くうみんは部屋でくつろぎ、大浴場に行って体を洗ってから貸切の鹿の湯にゆっくり入ろうと手はずを整えた。
 ミヤマキリシマの見物を蹴ってまで貸切風呂に賭けたのだ!!ゆっくり楽しむぞ!!くうみんは風呂の期待に胸躍らせた。

 フロントには約束の時間より5分ほど前に着いたので、部屋の鍵を預けた。係のお姉さんが言った。
「まだ時間が来ていないので少しお待ちください」
 なのでソファに腰かけた。しばらく待っていると、一組の夫婦がやってきた。時計を見ると、もう15分を数分過ぎている。
「風呂を予約しているんだけど、案内してください。時間、過ぎてるでしょ?」
「はい、どうぞこちらへ」
 あとから来たその夫婦を、お姉さんが先に案内してしまった。

 くうみんはフロントにいる別のお姉さんに声をかけた。
「ちょっと!私、あの人たちより先に来て、待っているんだけど」
「は?お待ちください」

 お姉さんはカウンターの下をごそごそやって、貸切風呂の鍵を探し出した。
「こちらです、どうぞ」
「どうぞじゃないわよ!何で後から来た人を先に案内するのよ!私、ずっと待っていたのよ!」
 案内する道すがら、くうみんは文句を言った。
「お客様は15分からのご予約ですので」
「あの人たちも15分からでしょう?私の方が先に待っていたって言っているのよ!」
「申し訳ありません」
 お姉さんはたいして申し訳なさそうに言った。

 風呂に到着して湯に浸かった。体はすでに洗ったので、浸かる時間はあるが、のんびりできる気持ちではない。カッカ来てリラックスどころではない。
「文句を言ってやる!」
 くうみんはガバと湯船から出ると、急いで浴衣を着た。

 くうみんはフロントに向かった。そこに男性従業員がいた。
「支配人を呼んでください」
 くうみんは低い声で言った。男性従業員はよからぬ予感がしたらしく、俯いて支配人を呼びに行った。やがて支配人が姿を現した。

「何かありましたでしょうか?」
「何があったかではないですよ。貸切風呂のことですけど、従業員の対応がひど過ぎます。今日と昨日、貸切風呂をお願いしたのですが、時間を守ってくれたためしがありません。二回とも遅れて、しかも今日は、後から来た人を先に案内したのです。お客には時間を守れと言っておきながら、従業員が時間を守らないというのはどういうことですか?あとから来た人を優先するというのはどういうことですか?もう二度と来たくありません」

 怒鳴り散らすより、丁寧な言葉で、低い声で言った方が効果がある。怒鳴り散らすのは単なるヒステリーだと思われてしまうからだ。くうみんの声はトーンが低い。いつもはこんな声は嫌なのだが、苦情を言うときはこの声は落ち着いているように聞こえる。

「申し訳ありません」
 支配人は言った。
「貸切風呂ですが、9時半が空いていますので、もう一度チャンスをいただけないでしょうか?」
「そんな時間、もう寝ています」

 この後、食事をしたり、ホタルを見物したりした。ホタルはたくさん飛んでいてきれいだったけど、こんな気分じゃ楽しめない。あの一件で台無しだ。

 がちょ様は
「こんな場合はまんじゅうでもくれるんじゃないか?」
 と言っていたけど、なにもくれなかった。

 でも、次の日の朝食の席が、窓際のいい席になっていた。
 一人旅だと部屋や席はあまりいい場所をあてがわれないことが多い。今までの席は、窓から遠く離れた何も見えない所だったが、ここは眺めがいい。今までくうみんが座っていた席には、知らない夫婦が座っていた。昨夜はここに座っていた人たちだろうか。悪い席になってしまって、心なしか表情が暗いように見えた。

 もう帰る時間。従業員とくうみんの二人を乗せた車が走る。バス停までの車内では終始無言だった。もう二度と来てやるもんか。

 バス停についてから、くうみんは財布の中を確認した。すると重大なことに気付いた。
「千円札がない!」

 バスの車内では千円札の両替はできるが、5千円札や一万円札は両替ができないのだ。
「どうしよう?」

 そうだ!!くうみんの頭の中の豆電球が光った。

 宿の奴に持って来させよう。

 くうみんは携帯を取り出すと宿に電話をした。
「はい」
 若い女性が出た。
「そこに宿泊していたくうみんですけど、5千円札を両替して欲しいの。バス停まで来てください」
「えっ、少しお待ちください」
 電話口をふさいで上司に相談しているようだ。しばらくすると、返事が来た。
「今行きますのでお待ちください」

 バスが来るまでに来いよ!

 ほどなくして宿の人間が千円札5枚持って現れた。
「どうも」
 くうみんは不愛想に言った。

 よし!よくやった。これでまた泊まってやってもいい。

 バスに乗り、飛行機に乗って、またバスに乗って地下鉄に。懐かしい我が家にやっと着いた。

 くうみんはいい宿は名前入りで、悪い宿は名前なしで紹介することにしている。なので霧島温泉のこの宿は名前なしだ。でも、わかってしまうかな?ひょうたん型の貸し切り風呂や、鹿の湯で。

 ホタルを見せに連れて行ってくれるし、全般的にサービスは悪くないのだが、なんで一番の期待、キモであった貸し切り風呂だけがこんなになってしまったのか、思い切り反省するように。
 
 


  


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テーマ : 九州の旅
ジャンル : 旅行

九州に潜入 最後の宿泊地霧島温泉郷

 人吉を10時8分に出る列車いさぶろうに乗った。くうみんが地元千葉の某駅で切符を買うときは、
「この電車はいさぶろうではなく、ローカルなので指定席はない」
 と言われたのだが、やっぱりいさぶろうで指定席もあった。自由席は数が少ないと言われたので慌てて指定券を買ったが、いざ乗ってみると空き空きで数少ない自由席にはあまり人が乗っていなかった。自由席でも充分だった。商売上手よのう、JR九州。

 終点の吉松ではやとの風に乗り換え、霧島温泉駅で降りた。バスがちょうど来ていたので乗ったが、くうみんの他にはチャイニーズと思われる男女がいるだけだった。

 バス停の丸尾に着くと、電話をしてホテルの迎えを待った。まだ12時半くらいだったので荷物だけ預けて観光することにした。

 なんだかくうみんの思っていたイメージと違っていた。温泉町だからのんびりしていればいいやと思っていたが、あっちこっちに見どころが点在しているらしい。
 それにしてもどこに行っていいかわからないので、観光案内の人に聞いて竜馬公園に行くことにした。バスで20分程度行ったところに竜馬公園はあった。そこだけなら2,3分もあれば終わりだ。どうしたものかと見ていると、裏の方に遊歩道があるのに気づいた。往復2時間。

 竜馬とおりょうの銅像
竜馬とおりょう

 ここからずっとテコテコ歩いて行った。バスの時間もチェックしたのは言うまでもない。

アジサイに似た花
 アジサイに似た花が…

何でしょう?
 この花は見たことがないぞ!

 ひたすら歩いて行くと、公園のようなものが見えた。目的地の和気神社と、その周りの公園だ。
 なんでも和気清麻呂ゆかりの神社だそうだ。

 言い伝えにも出てくる白イノシシが飼育されている。

白イノシシの和気ちゃん
 白イノシシの和気ちゃん

 暇そうにしていたが、普通のイノシシだったら野山で自由に生きて、食べ物には不自由な思いもしていたんだろう。ここに来てどう思っているだろうか?食べるものには不自由しないけど、野山を駆け回る快感がなくなった。
 老おサルくうみんとしては、自由と食い物、どっちを選ぶかと言えば、う~ん、難しい。

 今来た道を引き返すだけなのだが、民家近くに来たときにちょっと迷った。そばにいたばあちゃんに道を尋ねた。
「すみません、竜馬公園はどこですか?」
「はあ?上野公園?」
「いえ、竜馬公園です」
「はあ?」
「いいです、どうも~」

 そこに携帯が鳴った。以前のパート先で一緒だったNちゃんだ。今、郷里である北九州にいるという。
「久々にブログを見たら九州にいるって?今どこ?」
「霧島温泉よ」
「あら、そんなところ?遠いわね」
 その後、Nちゃんの妹さんも電話で話した。
「くうみんさんのファンなんです!!」
 いや~人気者はつらいな~。

 今日は人気の露天風呂、赤松の湯を予約してある。貸切なので写真を撮ればよかったのだが、ここで思わぬアクシデントに見舞われた。カメラのバッテリーがなくなってしまったのだ。
 キューバに行ったときは大丈夫だったのだが、今回は列車をバシバシ撮ったので、バッテリーが切れてしまったのだ。一応携帯で撮ったのだが、写真を見ることすらくうみんにはできない。

「どうしたらいいんだ!撮った写真を画面に出すには!!」

 あれれ、という訳でこれから、写真はない。  

 旅行人山荘部屋
 今宵の宿の部屋

 一人にしては広い部屋。

部屋からの眺め
 部屋からの眺め

 眺めもいいし…

食事
 うまそうだ!!

 食事もうまい。

食事2
おっしゃれ~

 食事の量はちょっと少ないぞ!

 ここまでは良かったんだけどね。




 それに先立って、露天風呂にて…

 露天風呂の予約は17時15分だった。
「少し前にフロントでお待ちください」
 そう言われたので5分くらい前に来て待った。しかし、時間になっても案内がない。
「まだですか?」
「お待ちください」
 15分を2、3分過ぎて、案内の男性があらわれた。
「トイレは大丈夫ですか?」

 ちょっと嫌な気がした。若い男性にトイレ大丈夫ですかって、あまり言われたくない。風呂の前にトイレを済ましていくのは当たり前のことだ。子供じゃないんだから。

「6時5分までには鍵をフロントにお返しください」
 そう言って案内の男性は立ち去った。

 風呂も林の中のひょうたん型の濁り湯で、大変良かった。しかし、6時5分までにはフロントに戻らなければならない。宿の人にとっては2、3分の時間ロスでしかないと思うだろうが、この露天風呂に来るまで歩いて2、3分、体を洗って湯に浸かるまでに10分、着替えにもドライヤーや、なんやかんやで10分は掛かる。そしてフロントまで歩いて行く時間…
 すると湯に浸かる時間はたいしてなくなってしまう。

 明日の「鹿の湯」では、大浴場で体を洗ってから来よう。そうすればゆっくり湯に浸かれる。
 この素晴らしい考えにくうみんは明日の湯を楽しみにしていた。

 しかし、この素晴らしい考えは宿の従業員のおバカな対応で、木っ端みじんに打ち砕かれるとは、このときくうみんは思いもしなかった。






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テーマ : 温泉♪
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九州に潜入 この旅行のハイライト SL人吉のいい席

 本当は熊本ではなく、阿蘇に泊まりたかった。しかし、阿蘇鉄道が不通である上に熊本泊でなければならない理由があった。

 それはSL人吉に乗ることだった。SL人吉はくうみん憧れの機関車だ。熊本を9時46分に出るので、阿蘇に泊まったのでは間に合わないのだ。近くのコンビニでおつまみとビールを買ってホームへ。
 観光列車なので普通とは違う乗り場で、結構迷った。

 ああ、ついにSLに乗る!

SL人吉と

 この日のためにくうみんはどの席がいいのか調べた。熊本からは進行方向左側に球磨川が見える。左側、AB側がいい。Aは窓際、Bは通路側になる。
 はじめのうちは進行方向右側に球磨川が見えて、「チッキショ、だまされた!」など思うかも知れないが、それはほんの一瞬だ。

 進行方向前から一号車、二号車、三号車と続く。一号車の前と、三号車の後ろには展望車両があるが、一号車の前には当然ながら機関車があるので、眺めは3号車側展望車の方がいい。

 くうみんは一号車の一番A席を選んだが、一つ誤算があった。ここは4人掛けの座席なのだ。昔の車両なので、座席を回して二人掛けにすることはできない。
 他の席は三人家族で、くうみん一人と3人の組み合わせで、あまり居心地が良くない。とはいえ、くうみんを含めてこの家族も展望車に行っている時間が長いので、そんなに居心地が悪い訳ではなかった。
 しかし、できれば二人掛けの方がいいと思う。
  一号車の二人掛けの席 4番 10番
 二号車         1番 5番 10番 12番 16番
 三号車         2番 5番 11番

 これは熊本から人吉に向かっている場合で、人吉から出発の場合は、一号車と3号車が逆になると思われる。わざわざ電車をひっくり返すより、号車番号のプレートを取り換える方が簡単だもんね。
機関車
 一号車の展望室で。機関車が見える

機関車能書き
 能書きです

石炭投入
 石炭投入。大変な作業だ

SL人吉の雄姿
 SL人吉の雄姿。機関車はやっぱり煙を吐かなきゃ

おほほのくうみん
 どや!!

手を振る女の子
 かわいいお見送り

焼酎頼んだ
 焼酎のお湯割り。ロックもできる

 持って来た500mlのビールを飲み終わったので車内販売のミニ焼酎を購入。410円也。ちょっと高いが、ビンがしっかりしているので持ち帰ることもできる。  

 楽しい汽車の旅は人吉で終わり。このひなびた駅には、何年か前におじさんと来たことがあった。その時は列車いさぶろうに乗って、駅の周りをちょっとうろついて鹿児島に向かったんだっけ。
 でも、この温泉地に非常に魅力を感じて、今回ここに泊まることにしたのだ。

人吉駅
 人吉駅。おじさんと来たなあ

今宵の宿は風流の宿
 今宵の宿は風流の宿

今宵の宿は人吉旅館という、建物が有形文化財に指定されている宿だ。その割にそんなに高くない。一人宿泊で1万6千350円。
 まだチェックインには早い12時半ほどの時間だったので、荷物だけ預かって貰おうと思ったら、
「15分くらいお待ちいただければ、お部屋に案内しますよ」
 という親切な言葉に甘えて、少し待つことにした。

「どうぞ、お部屋に案内します」
 仲居さんの案内で部屋に行ったが、なんともレトロで趣のある廊下、部屋でないの!

こんな屏風が
 廊下にはこんな屏風が

部屋からの眺め
 部屋からは川が見える

部屋
 一人なのにこんなに広い部屋、悪いわね

廊下
 廊下は歩くと少しギシギシ言う

小さい方の風呂
 お風呂は当然二つあって、時間により男女の風呂が変わる。飲泉もできる

この後、街中を観光して回った。にぎやかな温泉街もないけれど、のんびりしたいいところだ。抜け目なくビールはどこで売っているかチェックした。コンビニもあるし、小さなスーパーもある。これで安心だ。

幽霊寺能書き
 幽霊寺能書き

幽霊の絵
 きゃー、幽霊の絵ですって!

のんびりしたいい所
 幽霊が出たと言われる池

繊月酒造
 繊月酒造では、団体さんが試飲会を行っていた。それに便乗してくうみんも試飲。なんとアルコール分40%!

レトロな風呂屋
 街中にはこんなレトロな風呂屋が何軒かある

青井神社
 宿の近くにある青井神社

 食事もおいしかった。しかし、ヤマメの刺身やヤマメの塩焼きなど、おじさんはあまり好きではないものばかりなので、おじさんと行く場合は、NG物を言わなきゃいけない。もう二度とないけどね。

お品書き
 こんなん出ますので

先付け
 わー、おいしそう!

ヤマメの塩焼き
 ヤマメの塩焼き

タイの土瓶蒸し
 タイの土瓶蒸し

 ここの女将は韓国から嫁に来たそうだ。旅館の女将なんて日本人でも大変だろうに、大変だったろうなあ。女将は日本語の通訳をしていたという。
「これも運命ですよ」
 
 朝食には女将手作りのキムチが出る。

 人吉旅館、いい宿だ。しかし一つ問題点が…
 トイレが廊下側にあり、廊下に面したところが障子なのだ!これでは使用している姿が影になって見えるのではないか?

人吉旅館の問題点
 これが問題

 もう旅行も終わりに近い。
「もうそろそろ帰りたいな」
 おじさんと旅行していた時は感じなかったが、最近ちょっと長く家を空けると、無性に帰りたくなることがある。何でだろうね、誰が待っている訳でもないのに。 
 あと2泊は霧島温泉で終わり。霧島温泉の宿は、評判のいい期待の宿だ。

 だんだん夢の中に入っていく。こんな時、おじさんは来ているのかなあ…おじさんは一緒にいるはずだよなあ…

 くうみんはこのとき、霧島温泉の宿の仕打ちに怒り狂うことになるとは、夢にも思っていなかったのだった。


   

 
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テーマ : 鉄道旅行
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九州に潜入 熊本城は工事中

朝8時46分のバスに乗り、熊本へと向かった。本当は阿蘇にでも泊まりたかったのだが、阿蘇鉄道は地震のため崩壊しているし、熊本からは9時46分発のSLに乗るつもりだったので、熊本に泊まるようにしたのだ。

熊本駅
 白い外観がおしゃれな熊本駅

 熊本にはおじさんと行ったことがあるが、その時は熊本城も安泰だった。今は崩れてしまって復旧を急いでいるそうだ。熊本には昼頃付いたので、荷物をホテルに預けて熊本城に行った。ここでボランティアの案内をしてもらう。
 前回は熊本城の歴史がメインだったが、今回は熊本城の構造や、どうやって復旧しているかなどがメインだ。

お城は工事中

壊れそう

こんなに崩れた

 城内には加藤清正神社があって、工事で参拝者が来ないと文句を言うので一つ重さ2トンの土嚢で神社の周りを固めたという。するとぼちぼち参拝客が来るようになって、賽銭もたくさん入るようになったという。
「熊本城復旧のための寄付」という名目の賽銭箱がやたら多くなったそうだ。

加藤清正神社のためにひとつ2トンの土嚢を積んだ
  ひとつ2トンの土嚢で周りを固めている

新しいマスコット
 熊本城のゆるキャラ ひごまる

 1時間ほどの説明を受けると、城彩園にある天草海食まるけんでぶっかけづけ丼を食べた。うまかった。これで夕食は貧しくてもいい。

昼は海鮮丼
 昼に食べた海鮮丼。1620円也

JRホテル九州熊本の部屋
 今宵の宿は駅前のJRホテル九州熊本。安い割にきれい

小泉八雲邸
 熊本城を見学した後は小泉八雲亭へ。今なら入場料タダ。地震で崩れたところがあって、全部公開できないかららしい。律義者よのう。

今ならタダ
 
 翌日はいよいよお楽しみのSL人吉だ。




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テーマ : 城めぐり
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九州に潜入中 高千穂峡

 お茶目な別府に別れを告げると、次はソニック、にちりんを乗り継いで延岡へ。ここからバスに乗って高千穂峡に向かった。

 高千穂峡は交通が具弁なので今まで行けなかったが、神話の里として有名で、くうみん憧れの地だった。今宵の宿はバスセンター近くのビジホ「かなや」だ。

 日光かなやホテルと言えば超高級ホテルとして有名だが、同じかなやでもこちらはビジホだ。しかもとてつもなくボロい。宿泊しているのも仕事関係の人で、まさしくビジホであった。しかし、安いし(シングル一泊4千500円)、バスセンターもコープも近いので便利だ。泊まるだけと割り切れば悪くないと思う。

外観
 ボロボロホテルかなや

ホテルの部屋
 とにかく狭い部屋
 
 しかし日本のホテルはどんなにボロでもお湯が豊富に出るのは偉い。

 ここには2泊して、中日は一日観光した。見どころを回る観光用バスは繁忙期と土日しか動いていないので、「オルセ」に行くことにした。オルセは韓国語で、日本語に訳せばピクニックみたいな感じかな。

高千穂神社
 オルセの第一のポイント高千穂神社

再選
 賽銭箱には一万円札も…見せ金か?

アザミ
 アザミの花ことばは「私にさわらないで」

きれいな水源
 ここは高千穂町の水源だって。こんなきれいな水が飲めるなんて羨ましい

高千穂峡
 有名な高千穂峡のビューポイント

月形が残った
 スサノヲが造ったと言われる月形。アマテラスオオミカミは日型を作ったが、今はなくなってしまった。江戸時代くらいにはあったという記録が残っているそうだ。

 月形の下にある池ではコイとともにチョウザメが飼育されている。

角ばったチョウザメ
 角ばったチョウザメ

丸っこいチョウザメ
 丸っこいチョウザメ


さわやかな道
 こんな道をてくてく歩きました。

目印
 これを目印に歩く

矢印
 道が分かれているときにこの矢印が役に立つ

キャンプ場
 このキャンプ場には、「キャンプする人以外は入ってはいけません」と書いてあったけど、オルセのコースになっている。

 他にも、人の庭に入ってしまうコースもあった。庭で一人のオバが水を撒いていたので、
「すみません、ここ、入っていいんでしょうか?人んちの庭ですよね?」
 と聞いたら、
「いいから通ってください」
 と。それによると皆さん戸惑うらしい。韓国人がよく来るそうだが、一度お茶を出したら、それが噂になって、ここではお茶を出してくれるものと思って催促するようになったという。なんて図々しいんだ。

人の家には行ってしまう
 人の家を目指すようにと言う矢印

キウイの花
 キウイの花が咲いていました。

椎茸
 椎茸、こんなところにいたのか!

何の花だろう?
 何の花?

 オルセは12キロ程度、5時間ほどで終了した。終点は「がまだせ市場」。ここのレストラン和(なごみ)のステーキがおいしいと評判らしいのでランチを食べることにした。ディナーより安い。
 ステーキにしようとしたのだが、5食限定のビーフどんが一人前残っているという。限定メニューに弱いくうみんはそれを注文した。
 
お昼の限定メニュー ビーフどん
 これが5食限定のビーフ丼

 うまい、おいしい柔らかくて、肉の味が最高だ。しかし、肉の量が非常に少ない。30グラムくらいしかないのではないか?焼き肉用の薄切り肉がたったの一枚だ。しかし1500円と安いので、ちょっと味を見たいと思った時はこれがいいのではないかと思う。
 ステーキは100g1700円より。

 腹ごしらえしたくうみんはまたもやそこら辺をうろつくことにした。すると「高千穂駅」という表示が目に留まった。高千穂鉄道は廃止になったはずだ。きっと駅の廃墟でもあるんだろう…そう思っていたが、人がわらわらと集まってくる。なんだと思ったら、往復15分程度の観光列車を運行しているようだ。もうすぐ出発だ。
 偶然乗ることになった。

高千穂鉄道?

 車掌役の人がサービスに努め、トンネルの中ではイルミネーションをする。

イルミネーション

下はガラス
 下はガラス張り。

 車掌役の人が鉄道の復活を熱く語る。
「できれば高千穂鉄道を復活させたい。その第一歩として、この観光列車を続けていきたい」

 列車もいろいろ試行錯誤しているようで、第一号は軽トラを改造して作ったものだそうだ。

木のトンネル

絶景

天の岩戸

車庫

こうなっていたのか
 ヘルメットをかぶって下に潜り込む。ふむふむ、こうなっていたのか

たかちほ
 高千穂鉄道は大人1300円

 今日は思いがけず、高千穂鉄道に乗った。明日は熊本に行く。

 この町は朝7時七ルと、お寺の鐘が鳴って「おじいさんの古時計」の音楽が流れる。夕方5時には「夕焼け小焼け」だ。のどかな街だ。
 子供は知らないオバさんのくうみんにも挨拶してくれる。ここじゃ悪いことはできないよね。




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ひねくれくうみん

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 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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