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おじさんとくうみん、その戦いとおじさんの往生際 あの時この時

 私がずるしたってどういうこと?
 おじさんの言い分はこうだった。
 スタートに着こうとしたら、いつの間にかくうみんの姿がなかった。これは俺達に勝ちたくて、スタートを前の方にしたに違いない。

「そんなことしてないよ!!」
「だったらなんでお前の方が20分以上も速いんだよ!ちょうど後ろと前の差じゃないか!!」

 人気のある市民マラソンは、参加者が多いので前の方に並べばその時間だけタイムが短く計測される。そのことを言っているのだ。
 もっとも、参加者の間でこのことは不評だった。後ろに並んだら、それだけ損するじゃないか。
 なので、今では靴や、ゼッケンにマイクロチップをつけて、スタート地点からゴール地点までのネットタイムを測れるようになった。こうであれば、今回のような事件は起きなかったのだが…

 おじさんだけじゃない。K君が笑いながら言う。
「そこまでして勝ちたいか!」

 大体、くうみんは
「バカ」「頭が悪い」「ブサイク」
 などは聞き慣れているのでそんなにダメージはない。しかし、
「ずるい」
 とか、
「汚い手を使った」
 などというのは、あまり言われたことがないので、非常に苦痛に感じた。

 今回一番速かったのは、Wさんの先導もあって、W夫人5時間15分、くうみん5時間33分、k君、おじさん5時間55分の順。
 W氏とW夫人は沈黙を守っていた。彼らは別格。

「そんなことしてない!!」

 いい大人が何でそんなに熱くなるのか…そう思うだろうが、肉体を思いっきり酷使した後であり、こういった体力勝負のことって、人間というより、動物の本能的な感情がむき出しになるもののようだ。特に男が女に負けるというのは悔しいものらしい。(後々、くうみんはこの、男の嫉妬に悩まされるのだが、この時は思いもしなかった)

 この後みんなで食事会になったけれど…
 頑張ったね、と讃えあうことのない食事会。ズルした、しないの攻防だけの、食欲の出ない食事会。

 多勢に無勢、いくら言ったところで証明することはできない。

 その夜、くうみんは涙の床に就いた。そして思った。
 いくら口で言っても無駄だ。こうなったら、実力で認めさせるしかない。

 絶対におじさんより速いことを見せつけてやる!! 

 その後、何を言われてもくうみんは黙っていた。
 表面は何事もなかったように、おじさんと走る毎日。でも、大会に出るようにはなった。

 はじめは練習会のようなものから始めた。最初はとある走友会のメンバーと、皇居一周。
 くうみんの圧勝。しかし、おじさんは「何かの間違いだ」と、思っていたようだ。

 次はなんだったか思い出せないが、とにかく、そんなような練習会に参加したのだと思う。これもくうみんの圧勝。でも、おじさんは「不意打ちを食らっただけ」と思ったらしい。

 そして運命の三浦国際ハーフマラソン。ここでは文句を言われまいと、スタート地点はおじさんとはぐれないように気を付けた。
 二人ともバチバチと火花をぶつけ合い…

 ハーフだけど、これが坂の多いすごいタフなコース。二人ともヨレヨレになりながら、ゴールを目指した。最後の最後までもつれあったけど、やっぱりくうみんの勝ち。

 二人で参加賞の三浦特産・三浦大根を背負って家路についた。すごいデカい大根で、疲れた体にずっしりと重かった。途中、中華街に寄っておじさんのかつての行きつけの店で食事をした。
 二人でビールで乾杯。憶えていないけど、コーンスープと炒飯はきっと頼んだだろうな。

 グビッとビールを飲み干したおじさんは、何かしみじみとした顔をした。
「今日は負けたよ」

 くうみんはにんまりと笑った。

 こんなくうみんを、気の強い嫌な女だと思いますか?でも、こうでもしないと、くうみんはおじさんから一生、「ずるいやつ」と思われていたかも知れないのだよ。

 それにしてもおじさん、この時は往生際がすごく悪かったのに、最期はあまりにも往生際が良過ぎだったんじゃないかい?これくらい往生際を悪くしてくれたらなあ…

  
  

 

 



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テーマ : マラソン
ジャンル : スポーツ

マラソンの始まりはこうだった

 いつまで走れるか…そんなことを考えたら、走り始めはどうだったかを思い出した。

 20代後半くらいで、腰を痛めた。はじめは整形外科に行ったが、いい結果が出なくて整骨院に河岸を変えた。そこでも似たようなものだったが、何軒目かの整骨院に行ったとき、
「あなたには背骨を支えるだけの筋肉がない。まず運動しなさい」

 これが、ランニングを始めるきっかけになった。
 ラジオ体操から始めた。おじさんと一緒に、夕方の小学校で、鉄棒にぶら下がったり、校庭を走ったりした。一年くらいこんなことをしていたかねえ。
 
 近くにスポーツジムができたので、そこに行くことにした。はじめは運動メニューを作ってもらうために、インストラクターのお姉さんについて体力測定をした。すると意外にも結果が良かった。
「くうみんさんは、最大酸素摂取量がいい線行ってますね。あとは筋力。これはマラソンなんかしたらいいと思いますよ」
 同じようにおじさんも体力テストを受けたが、こっちは平々凡々の結果だった。

 褒められるとやる気になる。特にくうみんのようなお調子者は。
 今まで体育と言えば、先生から目をつけられていて、
「何かへまをするのはくうみん」
 と思われていたから、なおさらだった。

 そうか~、才能あるか~。おじさんとくうみん、どちらからともなく、
「ホノルルマラソンを走ろう」
 と言い出すようになった。

 おじさんは、まあまあ球技は出来た。そこそこ運動に関しては器用だ。
 くうみんは、運動なんか何もできなかった。ボールを持たせれば10メートルも飛ばないし、身のこなしもどんくさい。子供の頃は泳げたのに、中学の時、泳げなくなった。この理由はまたの機会に。
 だから、運動をするといえば、走ることくらいしか選択肢がなかったとも言える。


 平日は会社帰りにジムのランニングマシンで、休日は家の近所を走り回った。もちろん、おじさんも一緒。でも、二人ともすぐに息が切れて、続けて走れない。

 おじさんの勤め先にマラソンが速い男性がいた。当時彼はフルマラソンを3時間30分くらいで走れたらしい。おじさんはその人にどうすればいいのか聞いた。
「続けられるスピードで走ればいいんですよ。僕なんか朝走っていると、通勤のサラリーマンに追い抜かれるくらいの速さですよ」

 ふ~ん、マラソン3時間半の人でもそんなにゆっくり。じゃ、ゆっくり走ろう。今思うと、時速6キロくらいだったと思う。

 そんなふうに一年間、二人でトコトコ走ってきた。

 いよいよホノルルマラソンの日がやってきた。

 さて、このおじさんとオバさんは、どんな走りを見せるのでしょう?
 





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テーマ : マラソン
ジャンル : スポーツ

いつまで続くぬかるみぞ ぬかるみをいつまで走れるのかな?

 ランニングマシンで10キロランニングした後、風呂に入った。体を洗った後、湯船に入り、サウナに向かう…この後のビールが楽しみ。楽しみの前の楽しみ。

 顔見知りのオバと、世間話をするのだが、この時くうみんは名古屋ウィメンズマラソンがもうすぐという事に思い至った。
「わたし、3月に名古屋ウィメンズマラソンに出るのよ」
「あら~、凄いわね~」
 皆さん通り一遍に驚いてみせてくれた。うんうん、安心の反応。これが、
「別に…」
などという反応だったら悲しい。

「どれくらいのタイムで走るの?」
「若い頃は速かったんだけどね、今は5時間くらいじゃないかな~」
「5時間?!」

 そう、日ごろの体力から、もう4時間を切るのは無理かもしれないと、往生際の悪いくうみんも思い始めている。もう一度返り咲きたいと思っていたのだが…いや!最後まであきらめないぞ!とは思うものの、マラソンで4時間を切ろうと思うのもこれが最後かもしれない。

 以前のように、毎日走れなくなった。筋トレの疲れがなかなか取れない。スポーツはいつかは出来なくなる時が来るもんなあ。どんな名選手でも。あのイチローだって。 

 しかし皆さん、市民マラソンのタイムがどれほどのものか、想像がつかないらしい。
「普通の人のマラソンタイムって、どれくらいなの?3時間くらい?」

 一般人のマラソンタイムが3時間!!

「いや~、市民ランナーで3時間を切るのは、もう神の領域…」

 そう言えば、30代の、まだ4時間を切れないときに、会社の男性に言われたことがある。
「くうみんさんって、マラソン走るって聞いたけど、どれくらいで走れるの?」
 4時間は切っていない。だけど、もうちょっとで4時間を切れそうな時だった。
「4時間ちょっとくらいです」
 すると、男性は
「ガハハハハッ!」
 と笑った。
「マラソンって言うのは普通2時間くらいでしょう?!」
 くうみんは思わず絶句した。しかし、しろうと相手に説明するのも面倒なので、
「はあ、そうですねえ」
 と答えた。

 そうだな~、自分でしていないスポーツって、どんなものかわからないというのは仕方がない。現にくうみんも、水泳の一般的な記録って知らない。

 ただ、マラソンの場合は、市民レベルで言うと4時間を切ると結構自慢できる領域。この4時間がなかなか切れないんだよなあ。4時間1分とか言っても、その先に到達しないとか。ちなみにくうみんも、4時間3秒というトホホな記録を出したことがある。
 5時間以内なら、「頑張っているねえ」てところか。
 

 大体、市民レベルで普通って言うのは、ないんじゃないか?年齢や性別によっても競技者レベルとは比べ物にならない。例えばランニングの場合、市民ランナーの女子は、まだまだ発展途上で、男子よりもかなりレベルが低いように感じる。

 例えば、仲間内で速いと言われている男性でも、なかなか入賞できない。それだけ速い人がたくさんいるということだ。
 しかし、女子の場合は、速い人が少ないから、結構入賞できる。自慢じゃないが、くうみんは何回も入賞している。ただし、10キロ程度の短い距離に限る。

 しかし、これはあくまで市民ランナーレベルでのこと。

 競技者レベルでは、短い距離では長距離よりも、スピードが要求される。長距離とは全く違う競技と言っていい。
 しかし、市民レベルになると、短い距離の大会には、
「長距離は完走できないから、完走できそうな短い距離の大会を」
 という人がたくさん来るから、入賞の狙い目なのだよ。

 これからは年代別に細かく区切られた大会に出れば、入賞の可能性もあるかも知れない。しかしなあ、タイムは期待できなさそうだなあ。
 今までのくうみんの経験では、50代前半なら、まだ若い人に負けない。練習次第で、勝てる。

 50代後半になると、体にいろいろガタが来る。故障したところを治さず競技を続けて、そのままいけなくなるか、あるいは練習の質をうんと落とし、大会に出ないで治療に専念するか。

 何年もかけて治して、治ったときにはすでに還暦。これが今のくうみん。

  




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テーマ : マラソン
ジャンル : スポーツ

夏はガングロ 冬はシワ対策 暴漢より防寒に注意 涙ぐましい努力の人 くうみん

 くうみんは、ガングロだ。もとはそんなに黒くなかったが、若い頃に調子こいて日に焼けるに任せていたのが、この結果。
 20代の頃は、秋になると色がさめて元通り白くなった。そういうものだと思っていた。
 しかし、30代も半ばを過ぎる頃から、そうは行かなくなったことに気付いた。冬になっても黒いまま。

 そのうち、フィットネスクラブで
「ねえ、くうみんさんって誰?」
「あの、真っ黒な人よ」
「ああ、あの人!」
 と言われるまでになった。

 海外では、まず日本人には見られない。「マレーシアか?」と言われる。たぶん中国系マレーシア人に見えるのだろう。

 これはまずい。

 そう思ったくうみんは、少しでも白くなるようにと、涙ぐましい努力をした。外に出るときは一年中、曇りでも日焼け止めを塗り、帽子をかぶるようにした。
 日焼けはランナーの宿命というもの。しかし、ランニングをやめる訳には行かない。だから、真夏でも長いスパッツを履き、帽子をかぶり、マームカバーをつけて、顔にはマスク、サングラスをして、思いっきり怪しい姿で走る。
 男には見えないので、こんな格好で走るのは、怪しいよりも暑苦しいと思われるようで、
「あ~、暑苦しい格好!」
 と、冷ややかな目で見られる。

 放っておいてくれ。これ以上黒くなりたくないんだ。
 近頃ランニング女子が増えているが、やはりみんな、これに近い姿で走っている人も見かける。
 マスクとサングラス、そして帽子をかぶって走るお仲間。おお、やはりあなたも気にしているのか!人の非難なんか、気にせずに頑張ろうね!

 そのかいあって、今では一番ではなく、2番手くらいの黒さになった。努力はしてみるものだ。

 さて、冬になって、関東は4時半くらいになると薄暗くなってくる。
 くうみんは、冬は3時半くらいに外を走り始める。後半戦は、もう薄暗くなっているので、そんな重装備は必要ないようなものだが、それは素人の浅はかさ。さすがにサングラスはしないが。

 冷たい空気はシワのもとになるのだよ。
  
 かなり前に、寒~い時期に走ってフィットネスクラブに戻ったら、あるオバさんに指摘されたのだ。
「すごいシワよ!!」
 そのオバさんは、何か恐ろしいものでも見るような顔をして、くうみんを見た。
「ひどい!ひどいシワだわ!」
 と言って、おびえたような顔をして、向こうに去って行った。
(何もそこまで言わなくても…)

 そのオバさんのことはその後、敬して遠ざかるようになった。しかし、オバさんは、冷たい空気はシワを増やすと言うことに、気付かせてくれたとも言える。

 太陽の沈んだ暗い夜道。
 マスクをし、大判タオルマフラーを頭からすっぽりかぶって首に巻き付け、帽子をかぶる。これで顔面は暖かく、湿気も程よい。途中、交番の前に立っているお巡りさんが、一瞬、「ん?」という顔をして見たのは、気のせいだったか。
 世間では何ですか、「フェイスウォーマー」というものもあるらしい。なるべく怪しく見えないデザインのものを、そのうちに購入しよう、などくうみんは思っている。

 女性の皆さん!暗い夜道は、暴漢よりも顔の防寒に気をつけましょう!
 
 
 






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テーマ : ジョギング・ランニング
ジャンル : スポーツ

ハーフマラソン走った

 いよいよハーフマラソン当日。朝6時に起きて、昨日仕入れておいたサンドイッチと、家から持って来た甘い菓子パンを食べて会場に向かった。結構遅い出発だったので地下鉄もそんなに混んでいなかった。

 当日はマラソンするには暑からず寒からず…申し込みの時に予想ゴール時間を自己ベストにしたので最前列に近いスタート位置に着いた。自己ベストは1時間36分台…ぜったいにこんなタイムでは走れないのはわかっている。追い越されるばかりのレース展開になるだろう。本当の目標は、2時間を切ること。時速10キロじゃ2時間を切れないから、今のくうみんには結構厳しいかも知れない。
 何しろ寄る年波の上に、2年のブランク…

 大会挨拶は、河村たかし名古屋市長。当然だが、テレビで見るのと同じ顔だ。
 名古屋弁炸裂。名古屋の国歌、中日ドラドンズの応援歌を歌うという市長とは思えないお茶目さん。おじさんが中日ファンだったので、今でもどこを応援するかと言えば中日だ。かぶっているドラゴンズカラーのキャップはおじさんの形見。

「スタートだがね~!」

 と言ったかどうかわからないが、とにかくスタート。5キロ地点で給水があるということだったので、それを期待しながら走った。
 そして5キロ地点…ない!給水所がない!んなバカな!

 いつも直前に食い過ぎでおなかが重たくなるので、直前に何も口に入れていなかった。そろそろエネルギーチャージが必要だ。くうみんは焦った。しかし、私設給水所を発見!

 若いお姉さんがお盆を持って立っている。お盆の上には小さなカップがいくつか…地獄に仏とはこのことだ。くうみんは、仏様のように優しく、観音様のように美しいお姉さんに吸い寄せられた。
「すみません!一つください!」
「カフェオレとコーラですけど、どちらを?」
「カフェオレください!」

 普段乳製品は避けるくうみんであるが、甘くてちょっとだけ暖かそうだ。
「ありがとう」
「いいえ、こんなものしかなくてごめんなさい」
そんなことはありません。ああ、助かった。糖分を補給できた。お礼を言って再び走る。

 肝心の公設給水所は、6キロ近くの所にあった。ここでもスポーツドリンクを貰う。
 
 そのうちくうみんは、体に異変を感じるようになった。山でもよく見舞われる、べ○意だ。体を動かすとしたくなる。だいぶ以前に、垂れ流しながら走ったマラソン選手がいた。翌日の新聞に、「女を捨てて走った」と、大見出しが躍っていた。

 女を捨てて垂れ流しながら走る…エリートランナーなら、それもありだと思う。しかし、この程度のレベルでそこまでするのはちょっと。

 これはきっと幻のべ〇意だ!そう思うことにしたが、そうではなかった。本物だ。

 まずい!

 そう思ってトイレを探すと、トイレはなかなか見つからない。やっと見つけたと思うと、人が並んでいる。もう一刻の猶予もない気がしたので、そのトイレに並ぶことにした。

 ギ~ッ!バタン! 
 
 ×○△  …

 (^^♪

 うう、間に合った。これで3分はロスしただろう。

 ハーフはゴールが近くなった。フルとハーフの分岐点を過ぎた。フルはまだまだ、先が長い。ご苦労様。ハーフで良かった。

 最後の力を振り絞ってゴールに向かう。ラストスパートでちょっとだけスピードが上がった。
 ゴールとともに手元の時計を止めた。1時間57分ちょっと。目標の2時間を切った。

 走れたんだなあ…

 自己ベストには遠く及ばないタイムではあったが、何かこみ上げるものがあった。

 そうではあったが、こんなタイムで感動しているのは恥ずかしい気がして、何げない風を装った。
 ハーフで1時間40分を切るのが普通だった頃は、2時間以上かかる人って歩いているんだろうと思っていた。でもそうじゃない。それぞれ精いっぱい走っている。

 さ~、走り終わった。ホテルに帰って風呂入ってビールだ。
 くうみんはホテル近くのコンビニでビールやチューハイを大小取り混ぜて6本ほど買った。こんなに必要ないけど、つい、足りなかったらどうしようと思って。

 ホテルに着くとすぐに風呂。顔に付いた汗が塩辛い。冷えた体に熱めの湯。ああ、いいな~。
 風呂から上がるといよいよ待望のビール。プシュっと開けて、コップに注ぐ。ゴクゴク…

 ああ、終わったんだ…

 禁酒が。

 この後、くうみんファンクラブ名古屋支部のオフ会が開催された。メンバーは、めろんさん、きあらさん、そしてマダムV。行こうと思った鶏手羽屋は準備中だったのでどうしようと思ったが、客引きのお兄さんが声をかけてきた。
「ホストクラブですか?」
「違います、普通の居酒屋です」
 近くにホストクラブがあったので、こんな所に連れていかれたら、と警戒した。でも、そうではなさそうなので、ついて行くことにした。

 おばさんたちは2年ぶりの再会を祝った。
「…なのよ~」
「でさ~」
 どうでもいい話に花が咲く。料理をたらふく食べた。みんな飲まない人なのに、よく話が続くものだ。
 くうみんはこういった所ではビール5杯はいってしまうものだが、事前に飲んでおいたおかげで2杯で済んだ。下戸さんと飲むときはこの手で行こう。ワリカン負けはかわいそうだもの。

 みんなはしっかりした足取りで、くうみんは酒の酔いと疲れでちょっとだけおぼつかない足取りで居酒屋を出た。

 名古屋支部の皆さん、また会いましょう。いつまで走れるかわからん。しかし、その年なりの走りと言うものもあろう。

 今度狙うのは年代別入賞だ。

 
 


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ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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