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壊れたルンバをどうするか?

 おじさんが残したものは、できるだけ捨てたくないけど、そうも行かないのであげられるものは人にあげ、発展途上国に寄付できるものは寄付し、自分で使えるものは自分で使っている。
 しかし、おじさんが亡くなってはや5年、使えなくなるものは少なくない。一番初めに使えなくなったのは、おじさん愛用のダウンジャケット。軽くて暖かいと思っていたけど、ひと月も使わないうちに穴があいてしまい、専用のテープで補強するも次々に穴があき、いくらもしないうちに捨てることになった。寿命だったんだろうな。

 おじさんが使っていた電動歯ブラシ、かなり調子の悪いまま、だましだましずっと使っていた。これが先日、とうとういけなくなった。使っていると、スイッチを切った訳でもないのに、動かなくなってしまう。
 
 替えのブラシが3箱ほど残っているので、この替えブラシが使えるものを買うことにした。

 おじさんのお姉さん方と食事した後に家電量販店に赴き、物色した。
 見ると結構高い。1万5千円とか、2万円を超すようなものもある。こんなの使えないな~。こんなに高いのしか合わなかったらどうしよう?

 など思って店員さんを呼んで、
「この替えブラシに合うものを」
 探してもらった。
 すると、それは従来型の電動歯ブラシで、5千円くらいで買うことができた。

 これくらいなら、いいか。良かった、あんまり高くなくて。

 パナソニックのものだったけど、家に帰っておじさんから引き継いだ電動歯ブラシを見ると、「NATIONAL」と書いてあった。
 そうか~、どれくらい前に買ったんだろうねえ。ひょっとして10年近いかも知れないな~。

 おじさんから引き継いだわけじゃないけど、全自動掃除機「ルンバ」も、いけなくなった。
 修理屋さんに聞いてみると、1万3千円~2万2千円+往復の送料がかかるらしい。これは買った方がいいかな~。今はいい機能が付いたのもあるし、普及版なら3万円ちょいであるみたいだし。

 ルンバは、おじさんと最後に住んだ家に引っ越した時に買ったもの。 そう言えば、同じくらいの時期に食洗器も買ったんだ。これはこの家にも持って来たけど、水道の形に合う栓が2万いくらするというので捨てたんだ。

 もう一人なんだし、食器もそんなに使わないからと思って。

 物がどんどん使えなくなる。
 おじさんとの思い出とともにあるものが、なくなっていく。

 そう考えると、もう一度だけ、ルンバを修理に出そうか、と思うのですよ。

 

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テーマ : 電化製品
ジャンル : ライフ

おじさんが読んだ本 料理と善人ばかり出て来る

 おじさんはよく単行本を図書館で借りて読んでいた。何を読んだのか、小さなノートに書き記してある。
 はじめに読もうとする本を選んでいたのか、読んだ本には印が付いている。

 それを読むべき本の参考にするのだが、時代小説で、しかも料理をテーマにしている物がほとんどだ。中には山本一力や、鳥羽亮のような普通の時代小説もあるが、まあ、よくこんなに食べ物のことばかり考えていたというくらい、食べ物屋の本ばかり。
 和田はつ子の「料理人季蔵捕り物控」をはじめとする諸作品、高田郁のみをつくし料理帳、そして今井恵美子の立場茶屋おりきシリーズなど。

 読めばまあまあ面白いのだが、絶対自分じゃ選ばないな…そう思うけど、時々参考にさせてもらっている。

 でもなあ、あまりにもいい人ばかり出て来るのでなんだかな、と思うシリーズもあるのですよ。

 今読んでいる、「立場茶屋おりき」。
 この小説は、やっぱり料理を出す店が舞台になっているんだけど、出てくる人がみんないい人。誰一人悪人はいない。気の荒い人は出て来るけど、
「本当はいい人なんだわ」
と思わせるエピソード。

 なさぬ仲の子供をかわいがる継父に継母…

 奥さんの連れ子をかわいがる旦那。その旦那さんの間の子供が、お腹にできた。奥さんに一抹の心配事が。
「あの人は自分の子供は要らないって言っていた。連れ子の○○をかわいがれなくなるかも知れないからって」
 相談を受けた女性は
「そんなことありゃしないよ、あの人はそんなに料簡の狭い男じゃない。○○が病気になったときは水垢離までしたじゃないか?!」
 そして子供ができたことの報告。もちろん、めでたしめでたし。

 こんなのあるはずないだろ!!ということばかりが、書いてある。

 安心して読めますよ。何もハラハラすることはない。最後はめでたしめでたし、で終わる。

 でもなあ、一人も悪人が出てこないって、何だかつまらないんだよね。水戸黄門でさえ、ベタではあるが、悪代官をはじめとする、悪人が出て来たではないか。

 仮面ライダーにもショッカーが出て来たではないか。

 そう考えると、世の中も、嫌な奴がいるから面白いのかなと思ってしまう。

 それにしても、こんなにも料理のことが書いてある本ばかり、よく読んでいたな。そう言えばお料理番組も好きだった。自分じゃ作らないくせに。 
 おじさんが食道楽だったかというとそうでもない。

 なんで料理の本なんだ、おじさん。



 




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テーマ : ぼそりと独り言
ジャンル :

4年の月日を経てわかったこと

 先日、くうみんは、ランニング用の小さなリュックを買おうと、近くのスポーツ用品店を訪れた。リュックはどこか?あたりを見回して、目についたのが、シューズだった。
 そう言えばランニングシューズも、だいぶ擦り減ってきている。ちょっと覗いてみよう

 二人の店員さんが何か仕事のことを話し合っていた。ちょっと声をかけたら、女性の店員さんが来てくれた。
「ランニングシューズが欲しいのですが」
「どのようなものがいいでしょうか?」
「足を保護してくれて、レース用にも使えるものを。いつもナイキなんですが」
 店員さんはナイキではないのがお勧めのようだ。ホカというメーカーで、登山用の靴には定評があり、足を保護する機能に優れていると。

 まあ、たまには違うのを使ってみようかね。アディダスを使ったこともあるし、ナイキと比べてみるのも悪くない。
「インソールを別にお求めになるお客様が多くなりましたが、どうですか?」
 インソールを別に買う?!そんなもの、初めから靴についているじゃない?
「いろいろ機能がありまして。クッション性をよくしたり、走りやすくなるインソールもありますよ」

 この店員さんは商売上手だなあ。つい買ってしまった。肝心のリュックは買いそびれてしまったが、そっちは楽天で買えばいいか。

 家に帰って、思い出した。このインソールのロゴ、どこかで見たことがある。

くうみんインソール
 くうみんのインソール

 そう、おじさんが最後に履いていた靴!
 確認してみたが、やっぱり…

おじさんインソール
 おじさんのインソール 

 靴本体はナイキで、インソールはくうみんが買ったメーカーと同じものだ。色が違うのは、機能が違うからだろう。
 おじさんは偏平足だった。きっと今日のくうみんと同じように、いいインソールがありますよ、とか声をかけられて、買ったに違いない。

「偏平足なんだけど」
「ではこれがお勧めです」
 なんていう会話があったんだろうな。

 店員さんに勧められて、つい買ってしまう似たもの夫婦。おじさんが亡くなって4年経つ。4年目にして分かったこと。

二人の靴
 似たもの夫婦よのう







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テーマ : ひとりごと。
ジャンル : 日記

武家の躾 男はつらいよ

 今からおよそ100年くらい前の大正時代は、商人が一番景気が良かったそうだ。士農工商の身分制度がまだ濃厚な時代だったので、商人たちはブランド嫁を貰いたがった。

 おじさんのじいちゃんに当たる人も商売をしている家に生まれたのでお金持ちだったそうだ。もっとも、この時代のよくあることでおじさんの家はその後、没落したらしいが。

 そのお金持ちのボンであるじいちゃんの所へ、武家の娘たるばあちゃんが嫁いできた。
「うちの嫁は武家出身だぞ!」
 てな所だろう。

 ちなみに偶然にもくうみんのじいちゃんも商人だった。武家ブランドではなく美人ブランドを選んだ。年の離れた美人妻…しかしその後、この家も没落したのだった。

 おじさんのお姉さん達と会うと、おじさんの話もするが、おじさんの家の人々の話もする。先日、河津桜を見に行ったときに聞いた話。

 ばあちゃんは、孫たちによくお手伝いを命じたそうだ。特に草むしり。しかし、草むしりが終わると、「次はこれ」と、別の用事を言いつけられて、お手伝いをするときはほとんどエンドレスだったという。

「あたしたちは草むしりは10代後半くらいになったら免除されたのよね」
 ばあちゃん曰く、年頃の女の子は、手肌を荒らしてはいけない。だから草むしりはしなくていい、と。
 女ではないおじさんは、草むしりを免除されることなく、その後も手伝わされたそうだ。
「へ~、働き者であるだけじゃなくて、身ぎれいにしなくてはいけないんですね」
「そうなのよ」

 くうみんも、ばあちゃんに初めて会った時の印象は、
「きれいなおばあちゃん」
 という印象だった。顔立ちもそうだが、着ている物にも隙がない。清潔できちんと整っていた。おじさんにそういうと、
「そうか?」
 と、別にあんなの普通じゃないか?という風だった。しかし、おじさんも「きれいなばあちゃん」と言うのが分かるときが来た。

 ばあちゃんが入院した時だった。お見舞いに行ったおじさんは、目をまん丸くしていった。
「普通の年寄りって言うのはグチャグチャ~ッとして汚いんだなあ。お前がうちのばあちゃんをきれいなばあちゃんだって言ったのがわかったよ」

 そう、女は働き者であるだけでなく、美しくあらねばという姿勢であった。
 そして男は…

 おじさんはあい変わらず草むしりをさせられていたが、そのうち実家を出て、くうみんと結婚。
 くうみんの感覚では、おじさんの家の家風は、かなり古いと思った。

 昔は男尊女卑と言うが、これがおじさんの家では結構微妙であった。
 男と女ではどちらが偉いかというと、おじさんの家では当然、家長である男子が偉いのであるが、男はつらいのであった。

 魚は頭の方と、しっぽでは頭の方がおいしいというのは知っていますよね?
 それをおじさんの家でどう分けていたかというと、おいしい頭の方はお姉さん達、あまりおいしくないしっぽの方はおじさんにあてがわれていたのだった。
「男の子は”跡取り”だから、後ろの方でいいんです」
 と、お母さんがおっしゃっておられた。

 つまり、男は家族を大切にしなければいけない。家族をまず優先しなければならないというしつけをしていたと思われる。
 
 昔、飢饉になると、壮年の男性からバタバタと倒れて行き、女と子供が残ったというが、これは女子供が逞しかったからではなくて、男性が家族を優先する習慣が身についていたからではないだろうか?

 大地震になって、家族の分まで配給のおにぎりを食べてしまったお父さんの話を聞くが、偉いというのは本当は大変なことなのだ。
 家長は偉いから優先されるのではなく、家長は家族をまず優先させるから偉いのだ。 

 それにしちゃ、おじさんは結婚してから何もしなかった。
 料理はそもそもできないし、家事と言うものは全くしなかった。まあ、それも仕方ない理由があった。
 おじさんは結婚した時は、まだ税理士試験に通っていなかったから、毎日勉強していた。勉強せずに手伝えって言うのもなんだかな。
 そう言えば、おじさんが独立した時は、洗濯だけはしてくれるようになったっけ。くうみんはその頃まだ働いていたから、「これくらいはやるよ」って。

 くうみんが仕事をやめたら、家事は全部くうみんがするようになって、おじさんには尽くすことが多かったと思う。

 甘やかし過ぎという意見もあったけど、こうなった今となっては、まだまだしてあげられなかったことの方が多いと思っている。





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テーマ : 家族
ジャンル : 結婚・家庭生活

おじさんと行った花蓮

 今日は鉄道に乗って、花蓮に向かう。花蓮にはくうみんが癌治療の終わった後でありなおかつ、おじさんがいた時期に2、3回行ったと思う。
 
 初めて台湾に行ったときはおじさんがなぜか張り切って、何もかも手配してくれた。鉄道は当時、そんなにブームではなかったのか、当日でも簡単に席が取れた。
 台中や、台南を回ってから花蓮に着いたと思う。今夜の宿を決めようと駅前のホテル紹介所に入った。そこにいた少数民族と思われる女性にあれこれ聞いていたところに、一人の女性が乗り込んできた。
「うちに泊まりませんか?主人は日本人ですよ」
 と言うことでそっちに行くことにした。今考えると、紹介所に乗り込んでくるとは、なんと勇気ある行動だろうと思う。

 彼女の運転する車に乗って行くと、一軒の宿の前に着いた。そこが日本人片桐さんの経営する「馨憶精緻(しんいせいち)民宿」だった。
 アットホームな宿と言うのは、気を使うことが多いものだが、ここはアットホームなのに全く気を使わない不思議な宿だった。片桐さんはいつも宿の入り口に座っていて、客と一緒にちょっとした食事や酒盛りになることもあった。 
 しかし、今は片桐さんは酒をやめたので、そんなこともなくなったようだ。

 今回も片桐さんの奥さんが、駅まで迎えに来てくれた。
「お久しぶりです、くうみんです」
 雑談しながら宿に向かう。おじさんのことが思い出されて、今更ながら目がウルウルする。奥さんは台湾人だが、日本語がかなりできる。タクシーの運転手もしているそうだ。台湾の女性はとにかく逞しい。

 宿に着くと、部屋に通された。バスタブがないのが玉に瑕だが、何しろ安くて清潔、食べ歩きや観光にも便利な場所にある。

 部屋で少し休んで下に行くと、片桐さんがいた。今回は一人で行きます…そうメールで言っておいた。
「主人、実は亡くなったんです」
「やっぱり…」
 一人で行くなんておかしいと思ったのだろう。生き別れなら来るはずはないし、あるとしたら死に別れ…

 片桐さんも寄る年波のせいか、最近体調を崩したので酒をやめたそうだ。
「運動もしないとね」
 移動するときは車ばかりだが、意識して歩くようにしたらしい。

 前はフィリピン人の従業員がいたが、今は夫婦でこじんまりと経営しているそうだ。
 ここの売りは、日本語でのツアー。他の会社のオプショナルツアーは表面だけをなぞる程度で、あまり行こうとは思わないので、ほとんど参加したことはないが、片桐さんのツアーは何回か、お願いした。

 片桐さんの案内で行くツアーは大変ディープだ。
 アミ族の豊年祭や、海線・山線ツアー(これには瑞穂温泉での入浴も含まれていた)、錐麓古道(すいれいこどう)トレッキングなど、一日がかりで案内してくれた。
 
 花蓮は食べる物が安くておいしい。台北で食べると、超高級な飲茶になってしまうが、ここでは安い値段でもっとおいしい包子やワンタンが食べられる。こことばかりにガッついて食べた。

 


片桐ハウス
 宿の前に立っているのは片桐さん。馨憶精緻民宿(しんいせいちみんしゅく)と言うのは、「居心地のいい民宿」と言う意味だそうだ。日本だったら、「片桐荘」とか「片桐ハウス」とか、名付けそうだが、国民性の違いかな?

 隣が「便利商店」で、ビールも売っている。実に便利だ。
 
花蓮の定宿
 相変わらず乙女な部屋
 
片桐さんの宿ホームページ

シラスオムレツ
 片桐さんに教えてもらった海鮮の店でシラスオムレツを注文。マンボウも食べられるそうだが、マンボウは食ったことがあるし、シラスが懐かしくなったので。ちなみにマンボウの肉はイカと魚の中間くらいの歯ざわりです
 
茹でイカ
 茹でイカ。おいしかったけど、予想に反してニンニクのニホヒが…



 この宿では食事はつかない。安くておいしい店が近くにあるので、そこで食べる方が得と言うもの。朝食は近くの店で。

今日の朝食
 包子と味噌湯。味噌湯は、ワカメと豆腐で、日本の味噌汁より甘い

 すぐ近くに市場があった。珍しい果物、肉や魚を売っている。 

丸ごと鶏
 鳥だ~

豚の顔
 ひえ~、豚の顔~

ゼンマイ
 台湾のゼンマイは大きいな

おいしそう
 お惣菜がおいしそう

こんな所に花蓮のファッション
 市場ではセンスのいいお洋服も?

 魚屋さんに鮮度の良さそうなシラスがあった。醤油とわさびは持っているし、かなり心動いた。おじさんと一緒の時に、市場で買ったことはある。うまかったけど、いろいろ考えて今はやめておいた。

シラス
 これがうまいんだよな~

 さて、花蓮の街はどんなんなったかな?おいしいワンタンの店とまんじゅうの店はこの次に。

 



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テーマ : 台湾
ジャンル : 海外情報

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ひねくれくうみん

Author:ひねくれくうみん
 年齢一億歳。
 
 病んだ乳を抱えて今を生きる。また走り始めた。涙を流しながら。

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